『SDM』 VOL.21
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予選ショーケースの中から、会場に鮮烈な印象を残したチームを紹介しよう!開催21年目を迎え、会場をドイツからフランスに移し、過去最大の規模をもって開催された決勝大会! 19の国と地域から集まった代表たち中、BOTYには3度目の登場とあって知名度も人気も高い日本代表MORTAL COMBAT。ショーケースでは曲の始まりから会場を完全にロックし、KAKUの十八番である2000はこの日一番の大喝采が巻き起こす! みごとトーナメント進出を果たし、勢いそのままに地元フランス代表LA SMALAを撃破、ついに世界一の座まであと一歩の段階まで進んだ!日本代表、ショーケース予選通過なるか!?FINAL BATTLEJINJO CREW(韓国)vs MORTAL COMBAT( 日本)WINNER!!JINJO CREW(韓国)安定感のあるエアチェアーラビットをくり出すRYOMA。さらに〝逆立ちで3 人で手をつないだ状態〟でのルーティーンを繰り出す! 爆発力のある構成とレベルの高い個人技をうまく組み込んでみせた!大人顔負けの気合いと高難度の技を見せた関西のスーパーキッズクルー! 1人ずつ他ジャンルのムーブを披露した後、「WE LOVE BREAKIN」のフラッグを掲げたシーンでは、会場の大喝采をさらった!もはやBOTYおなじみ(?)となったこのクルー、今年は台車に乗ったmac-keyがラップをしながら登場!ワールドカップをレペゼンするかのような構成とフリで、観客の心を鷲づかみにした!過去に参加した時はベスト4に残らず悔し涙を見せた彼らですが、その後奮起し、JDDで優勝するまでにレベルアップした〝ショーケース力〟で、みごと予選1位通過を果たしたのは感動的でした。最後の審査発表では「BEST SHOW」の受賞を受け、喜びを味わう間もなく決勝バトルの敗退を知らされ、数秒の間に天国と地獄を見る形になりました。同じステージに立って彼らの揺れ動く気持ちを目の当たりにし、その光景は今年の僕のBOTYの記憶に強く残っています。SHOW CASE PICK UPBATTLE OF THE YEAR 2010 FINAL 2010.11.20(sat) @ARENA MONTPELLIER/FRANCETHE BUSINESSK.A.K.BMORTAL COMBAT決勝の相手はブレイキン大国、韓国!意地と意地のぶつかり合う超絶バトル!日本悲願の初優勝をかけて臨んだ決勝戦! MORTAL COMBATは序盤から果敢に攻撃を展開、中盤まではお互い素晴らしいソロとルーティーンを出し合いパワーとパワー、スキルとスキルがぶつかりあう一進一退の攻防戦の模様となった。しかし、対するJINJO CREWは最後までクールかつバラエティ豊かな攻めで均衡を揺るがし、優勝を手にした。BEST SHOW 2ND PLACEMORTAL COMBAT(日本)JAPANESE ORGANIZER COMMENT MACHINE(BOTY JAPANオーガナイザー)25

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