『SDM』 VOL.21
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原田:それでも最初の頃なんか、雑誌作りの知識もないし、つくるのに恐ろしく時間がかかって寝る時間もない! 正直、2号目を出した時には体力の限界を感じました(笑)。工藤:それでも続けたんですよね!? やめたいとは思わなかったのですか!?原田:何回もあるよ。フリーペーパーで無料で配ってるわけだから、経済的にもすごいキツイし、雑誌の締切りなんてほんと地獄(笑)。締切り地獄で3日寝れないとか、何年も続いたし、締切りの日に印刷データが(パソコンの不具合で)パーになったこともある。工藤:それは恐ろしい……(笑)。原田:他にも、インタビューする人がつかまらなかったり、広告出してくれるところが急にダメになったり……。毎回アクシデントが起こりつつ、印刷屋さんには多大な迷惑をかけながら作ってました(笑)。ダンスシーンで頑張っている人を広く世に知らせたい!工藤:でも、そうやって色々苦労しながらも続けられているのは、何か信念があったんですよね?原田:信念はもちろんあるけどね。DDMを見て、イベントの情報を知って見にきてくれて、入賞したダンサーはもちろん、ちらっとしか載ってないような子でも「わたしDDM載った!」って友だち同士で盛りあがったり、喜んでくれたり。それだけで、報われるんですよ。自分が思っている以上に、読者の子らは強い想いでDDMに載るってことを重要だと思ってくれている。それが嬉しかったから、ここまで続けてこれたし、もっと続けていきたいと思ってます。寝れないけど(笑)。工藤:確かに、『DANCE DELIGHT』をはじめ、ADHIPさんのコンテストで優勝するとDDMの表紙に載れるってのも、挑戦するダンサーたちにとっては大きなモチベーションになりますよね。原田:やっぱり、表紙ってすごい大事だと思うし、ダンスシーンでこんなに頑張っている人たちを広く露出して知らせるってのは、DDMを200号やっていて自負している部分ではありますね。QUICKREPORT!!TOKYO DANCE DELIGHT VOL.122010年11月14日(日)川崎・CLUB CITTA’もはや決勝常連組とも言える、女性ロッキンチーム! 緩急自在なパフォーマンスで3位に!王道とはひと味ちがった見せ方と構成で、会場を大いにわかし、みごと初の決勝出場権をゲット!新たにSHUHOをメンバーに加え、並々ならぬ気迫と情熱のこもったパフォーマンスを披露した。国内初の決勝進出チームの座をかけた熱き戦い!ついに始まった『JAPANDANCEDELIGHTVOL.18』決勝への戦い! 決勝への出場シード権をかけ、若手から強豪まで、全国から多くのダンスチームが集結した! 過去の決勝出場経験チームが会場をわかせる中、決勝初出場をかけたチームも負けじと気迫のこもったパフォーマンスを見せつける。東京の特色ともいえる、実にさまざまなスタイルのチームが見られ、レベルも過去最高と言える大会となった!ZETABeat Buddy BoiGANG☆MANISHSWING TOP STARS☆WINNER2nd PLACE3rd PLACE4th PLACE5th PLACEXyonこの秋に開催された『TOKYO DANCE DELIGHT』、『OSAKA DANCE DELIGHT』の2大会をさっそくレポート!2012年決勝大会への出場権を勝ち取ったのは、このチームたち!!ハイレベルな大会を制したのは、最多決勝進出記録をもつTAC、2度の優勝経歴をもつマドカからなるZETA!VO.17の決勝大会2位のOverflow、そしてakihic☆彡、gash!からなる新生チームが2位入賞に!読者の強い想いで、僕らは支えられている。30

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