『SDM』 VOL.23
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「SDM VOL.21(※2010年12月発行号)」の表紙を飾ってくれた〝浜崎あゆみ〟のステージで活躍するダンサーたち。彼らがステージで輝くための基礎をレクチャーしてくれる貴重なワークショップが、ダンサーの夢を応援するトータルブランド“en4th”のサポートにより開催! 普段では受けることのできない、そのレッスンの模様を密着レポート! 今回はプロを目指しているダンサーたちへのワークショップだったので、普段よりスピーディに振付けを進めました。例えばオーディションでは、短い時間で振付けを覚えて発表しなければならない場合もあるんですね。そういう対応力もこのワークショップで付けてもらえたらいいなって思っていました。レッスン中にそれを言うと逆に緊張して硬くなっちゃうと思うので言わなかったですけど(笑)。 また、基本的にバックダンサーという仕事は、大勢で踊る場合が多いんですよね。その時に一番必要なことが、他のダンサーとの一体感。なので同じ振付けを踊る中での一体感を大切にしつつ、ちょっとした音のアクセントやポイントで個性を出せるように指導しました。「ステージで輝きたい!」そんなダンサーたちの夢を“en4th”が応援!〝浜崎あゆみ〟が信頼を寄せる ダンサーたちによるワークショップ。 その模様をレポート!実践的なワークショップ!プロを目指すダンサーのための2011.01.30(sun) @東京・エイベックスビル8F取材・文=藤原美渚 text by Minagi Fujiwara写真=井上治photography by O-sam Inoueまずはストレッチから。身体全体をしっかり伸ばした後は、腕立て伏せや腹筋など、ダンサーにとって必要な身体づくりをレクチャー。リズムに合わせて分かりやすく、首や肩、胸、腰など、身体の動かし方をひとつひとつ丁寧に指導。スタジオ全体に目を配るZIN先生が印象的。音を止めながら何度もスローで繰り返し指導。ZIN先生によるハイレベルな難しい振付けに、生徒たちの表情は真剣そのもの!スタジオにいた2-YAN先生も飛び入り参加!振付けの通しを2人で生徒の前で披露し、イメージを伝える。何度もルーティンを繰り返して練習した後は、グループに分かれて発表! 今日のワークショップの成果を存分に発揮する生徒たち。終了後は生徒たちの質問に応えるZIN先生。サインや記念撮影も快くOKしてくれる先生に、生徒たちも嬉しそう! プロのダンサーはどんなジャンルもオールマイティに踊ることを求められるので“基礎”が本当に大切になってきます! なので、今回は基礎のなかでも本当にオーソドックスなボディコントロールや、アイソレーション、振付けで使うステップなどを重点的にレクチャーしました。楽しくダンスを踊りながらも、基礎を身に付けるキカッケになってくれれば嬉しいですね!講師にインタビュー!このワークショップの目的は!?ほかの先生たちのワークショップはどんな感じ!?講師にインタビュー!ジン ダンスが上手くなるための身体の土台作りができたらいいなと思い、ストレッチでの身体の伸ばし方や、アイソレーションの基礎的な部分を、より深く細かくレクチャーしました。“基本的なこと”や“分かりきったこと”って、意外と間違った身体の使い方をしてしまっている方が多いんですよね。今回、そういった部分の確認の意味もこめて指導しました!ニーヤンマロ北海道でダンスチーム「STALKERS」を結成しダンスシーンで活躍。2004年、浜崎あゆみの全国ツアーに参加し、以後バックダンサーとして最前線で活躍中。1999年「マイケルジャクソン・ダンスコンテスト」にて優勝。その後、数多くのTVCMやアーティストPV出演し、2007年より浜崎あゆみのバックダンサーとして活躍。2009年より浜崎あゆみのバックダンサーとして活躍中。三浦大知、SMAP、ケツメイシなど、数々の有名アーティストのバックダンサーとしても活躍してきている。16アップ・ダウンの音取り、アイソレーションでの練習を応用したリズムトレーニング。時間をかけてしっかりと身体に覚えさせていく。

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