『SDM』 VOL.23
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〝GIRL’Sだけ〟という趣旨が新しいパワーに変わった。2年越しの想いを、やっと実現できました!“en4th”プロデュースによる“GIRL’S”に特化した新しいコンテスト!ジャッジをつとめたSAM、CHISAにインタビュー!身体の使い方を覚えれば、みんなもっと上手くなる!名古屋での開催を実現させたオーガナイザーにインタビュー!ダンサーの夢を応援するトータルブランド“en4th”が、全国のガールズダンサーたちを応援するためのコンテストをプロデュース! 優勝チームは、なんと“en4th”モデルとして、「SDM」誌面へ登場できるとあって、第1回目から多くのチームが開催地である名古屋へ集結した。このコンテストで特に目を引いたのが、エントリー・チームそれぞれが表現する女性らしさ! 衣装、振付け、空気感など最大限に活かして、どのチームも想い想いの“女性らしいダンス”を披露。第1回目ながら非常にレベルの高い見応えあるコンテストとなった。2011.03.05(sat) @名古屋・CIPHER THE UNDERGROUND取材・文=鈴木智大text by Tomohiro Suzuki写真=河合英彦photography by Hidehiko Kawai優勝を勝ちとったのは石川県から参戦した2人組! ダンス、衣装、曲すべてが巧みに調和した独自の世界観、そして女性らしさの中にも力強さを感じさせるフリースタイルをみせてくれた。クールさとハードさを合わせ持ち、まさに女性らしいダンスと呼ぶに相応しいジャズ・フリースタイルを披露! みごと“en4th”賞に選ばれた。完成度の高いジャズ・ヒップホップで、SAM賞を手にした2人組。抜群のキレを持つ振りと、大人の色気を感じさせるパフォーマンスをみせた。MAYOがガールズ・ヒップホップ、MARIEがレゲエという2ジャンルを組み合わせた構成。セクシーな衣装で魅力あふれるショーケースをみせた。ハイレベルなレゲエで会場を沸かせたChihiro! ソロダンサーとしての参加にも関わらず、ド派手な衣装で、抜群の存在感をみせた。ずっと“女性らしさ”や、“女性の身体を生かした動き”を意識して活動してきました! こういったコンテストで優勝できて、とっても嬉しいです!! 普通のコンテストとは全然、違いましたね! みんな衣装もスゴく気合いが入っているし、〝GIRL’Sだけ〟っていう趣旨にストレートに戦っている気がして、それがパワーになったのかなって思います。 特にコンテストの後半は、スキルの高いチームが多かったですね。優勝したSK-IIは、身体のコントロールも効くし、指先の細かい所までコントロールできていて、ほかのコンテストに出ても優勝できるレベルですね。今は女性ダンサーが増えているので、他の地域でもこういうイベントを、どんどんやって欲しいです! みんなスゴくパワフルで良かったです! 惜しくも入賞できなかった方は、私的には、ふらつく人が多かったことが気になりました。身体の使い方で、意識が上にばかりいっちゃっているので、筋力をつけて足の裏で床を押して踊るようにしたら、もっと上手になると思いますよ! あと、せっかくの〝GIRL’S〟のコンテストということなので、男性ボーカルでガツガツやっている人たちよりも、女性ボーカルの曲で踊っている人たちの方が映えましたね。 怪我の予防も含めて、自分の身体を大切にケアして、もっと上を目指して頑張下さい! 自分たちは〝GIRL’S〟というスタイルをやっているので、女の子にしか出せないパワーやセクシーさを競い合えるようなイベントをやりたいと、ずっと前から思っていました。そのことを “en4th”さんと話して、今回、2年越しにようやく叶えることができました。ホントにありがとうございます! イベントの出来は100点満点! 特に名古屋以外の地域からも参加者が多かったことにビックリしました。ここまで大変でしたが、絶対、次もやろうと決めました。これを機に、もっとGIRL’Sのダンスシーンを盛りあげていきたいです!17

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