『SDM』 VOL.25
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取材・文・写真=長濱佳孝text&photography by Yoshitaka Nagahama取材協力=株式会社オーディオテクニカ、株式会社トップコートpress cooperate by Audio-Technica Corp.、TOP COAT Coap午前~お昼ムービー撮影撮影開始!いよいよ撮影スタート! 予め作ってきた1分程度のフリを、ミスがないように踊りこなす!撮影現場セッティングあいにくの雨模様のため、急きょ、撮影の段取りを変更。撮影スタッフには柔軟な対応力が求められる。ひたすら撮影!カメラのアングルや撮影方法を変え、同じフリを何十回と踊る。しかも、1回1回が全力のパフォーマンスなのだ。メイク・衣装直し一度踊り終わる度に、衣装やメイクをそれぞれの担当がチェックし、必要ならば直しを入れる。関係者集合集合は朝7時。当日関係者の顔合わせと流れの確認、TAKAHIROは動きの最終確認を行なう。プロダンサーの広告イメージキャラクタープロダンサーという職業が確立され、さまざまな業界でダンサーが起用されている現代。しかし、その現場では何が求められているかを知る者は少ない。そこで今回、大手オーディオメーカー〝オーディオテクニカ〟の新作スピーカーの広告制作現場に密着! 知られざるプロの現場、そしてイメージキャラクターとして起用されたTAKAHIROが語る必要とされる能力とは!?株式会社オーディオテクニカ広報宣伝課 リーダー今回、ダンサーをイメージキャラクターに起用した経緯は?新商品のイメージ戦略として我々の訴求したいことが、TAKAHIROさんの持つパワーや世界観と合致したことですね。実はダンサーをプロモーションに起用するのは初めてなのですが大きな収穫があったと思っています。今まで持っていたダンサーへのイメージは?今回の仕事で初めてダンサーの方とご一緒させて頂きましたが、ダンスもまた1つの業界というか、プロの世界だと思いましたね。正直、今までダンスは「遊びや趣味」の範疇という考えでしたが、それを改めさせられました。イメージキャラクターとして、TAKAHIROさんの印象は?やはり世界で活躍されている方なので、そのトップクラスのパフォーマンス、ポージングのすごさを肌で感じましたね。我々の要望している以上のものを、自ら引き出して表現しようとする姿勢は素晴らしかったです!プロダンサーの起用について現場。松永貴之広報担当者に聞くまずは公式サイトと店頭CM用のムービーを外ロケで撮影!詳細確認カメラをまわす前に、段取りや立ち位置などの最終的な確認を行なう。モニターチェック撮影した映像は、すぐにその場で確認。生ではなく、〝モニター越しに見て〟引き立つ絵が必要とされる。ムービーの撮影が終了したら、次はスチール撮影のスタジオへと移動。つかの間の休憩だ。次の現場へ移動PROJECTDANCER22

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