『SDM』 VOL.26
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関西を代表するターミナル駅とだけあって、ビックリするほど巨大な吹き抜け空間。こんなところで、ダンスができる!会場となったのは、大阪駅、南北の駅ビルを結ぶ橋上にあるシンボル、時空(とき)の広場!日本のトップ・ステージダンサーが集った貴重なショット! 左からAnna、CHISA、Asuka、Mio。この日は、駅ビルを利用する一般の通行客を含め、数多くオーディエンスがダンスの魅力にふれた。 今、日本全国で予選が開催されている真っ最中!〝大衆に向けたパフォーマー〞のためのダンスコンテスト『芸王グランプリ』。予選から決勝まで一貫して〝公共の広場〞で行なわれる大会だが、その大阪地区予選は大阪駅に新設されたオープンスペース、「時空(とき)の広場」で開催! ビデオ審査で厳選された約40チームがキッズ部門(小学生以下)、アダルト部門(中学生以上)の2部門に分かれ、関西最大のターミナル駅を利用する多くの人たちにダンスの楽しさを伝えていた。 また、〝大衆に伝える〞というコンセプトそのままに、審査員は人気アーティストのライブ・PVなどで活躍するトップ・ステージダンサーたちというのも特徴的! さらにゲストとして大阪、東京、名古屋、を代表するジャズダンサーたちも登場し、大衆を魅了するショーケースをみせるという充実ぶりであった。 今まで、大阪はオールドスクールやヒップホップが強く、逆にジャズダンスの勢いは弱い傾向があったが、このコンテストは、才能あふれるジャズダンサーたちもしっかりと評価され、さらには関西のダンスシーン全体に新しい刺激をもたらす画期的な1日となった。コンテスト各部門のオープニングには、“en4th”によるCHISAダンスクラスから選抜されたスペシャル・ユニットが登場!“公共の広場”を意識して、楽曲は誰でも知っている曲をチョイス。キッズとアダルト、2つのユニットに分かれて同じ振付けを披露してみせた。 「ダンスをより多くの人たちに楽しんで欲しい!」。そんな想いから、近年、数多くのイベントがショッピングモールなどにある〝公共の広場〟で行なわれるようになってきた。そして、この秋には、なんと西日本屈指のオープンスペース「大阪駅」でダンスコンテストが実現! その模様と意義に迫る。ダンスをもっと広げるために!ダンスをもっと広げるために!ダンスをもっと広げるために!大阪駅で実現した新たなるチャレンジ。大阪駅で実現した新たなるチャレンジ。EVENT REPORT!!大阪地区大会/2011年9月4日・大阪ステーションシティ 時空の広場大阪地区大会/2011年9月4日・大阪ステーションシティ 時空の広場と きと きCHISA振付けによる“en4th”スペシャル・ユニット!“en4th”DANCERSアダルト(中学生以上)チームキッズ(小学生)チームsupported by大阪駅で実現した新たなるチャレンジ。ダンサーの夢を応援するトータルブランド“en4th”がサポート!46取材・文=工藤光昭text by Mitsuaki Kudo写真=チョッピー片山photography by Chopi Katayama

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