『SDM』 VOL.27
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キャリアの有無にかかわらず、本当にいいダンサーに会うと自分を高められる。 ―― SUBARU〝その現場にいる〟ということは、みんな輝く部分を持っている。それに気付いて吸収できることが大事。 ―― Asuka―トップ・アーティストのサポートダンサーとして活躍されているお2人が考える、メジャーシーンで活躍するのに大事なことは何ですか?Asuka‥色々ありますが、私が自分で大事にしていることは気持ちや姿勢の部分ですね。上手い人なんて幾らでもいるし、その中でオーディションで選ばれるというのは、受かることが目的じゃなくて、〝お客さんに盛りあがって楽しんでもらいたい〞という気持ちが大事なんだと思います。特にたくさん経験のあるアーティストさんご本人がオーディションの選考に入ると、ダンサーの人間性もしっかり見抜かれている感じがします。SUBARU‥確かに気持ちの部分は大事ですね。僕も大事にしているのは、〝どんな状況でもダンスが好き〞と言える姿勢です。例えば、自分の得意じゃない動きだったり、自分の感覚とは違った演出が与えられた時。「仕事だから形はきれいに揃えて踊ってます」という〝やらされている感じ〞のあるままステージに立ったらダメなんです。もしやらされているのだとしても、やってる内に本当に楽しくなっちゃったってぐらいダンスが好きじゃないとなれない職業だと思いますよ。―では、お2人が目的を実現させるために実際に行なっていたことを踏まえて、これからサポートダンサーを目指す読者にアドバイスをお願いします!Asuka‥特にコンサートなどの場合、「12時間スタジオでリハ、本番は2時間みっちりダンス」といったようにかなり体力が必要です。普通にダンスをしていたのでは到底持たないので、体力をつけることと身体のケアは大事。必要最低限のことですね。夢に向かって努力していたら、挫折しそうな時もありますが、そこで気持ちをちゃんとコントロールするのもプロの仕事! どうやって自分の人生とダンスに向き合っていくかを考えて向かって欲しいですね!SUBARU‥現場で必要とされる動きの多くはジャズやヒップホップ。特にジャズは歴史も長いし、ステージ映えする。長年それをやっている人には敵わないかもしれないけど、見劣りしないように踊る。自分のスタイルと同じくらい、その踊りを好きになる努力は絶対に必要だと思います。ただ、「じゃあジャズとヒップホップをやっていればいい」という単純なことでもない。この仕事はスポーツ選手と同じで、そんなに寿命の長い仕事ではない。若くて上手いダンサーもどんどん出てくる。だから、今までの自分をキープするだけじゃダメで、必要とされる自分の持ち味は持ちつつも、常に進化していくことが大事だと思います!どんな状況でも、〝ダンスが好き〞と言えるかどうか。トップ・アーティストと同ダンサーの、ダンサーによる、ダンサーのためのトータルブランド。http://en4th.com"en4th"のオフィシャルサイトはこちらから。ケータイサイトはコチラから。“en4th"(エンフォース)お客様窓口 TEL:03-5413-8588(営業時間:平日11:00~18:00)mail→info@en4th.comPresented by浜崎あゆみサポートダンサー若くしてハウスチーム〝SO DEEP〟として活躍し、以後、メジャーシーンにおいてもTRF、倖田來未、AI、安室奈美恵など、名だたるアーティストのサポートダンサー、振付師として活躍。さらに現在は浜崎あゆみのサポートダンサー、振付師としても活躍するなど、メジャーシーンの多くの第一線を知る実力派ダンサーである。安室奈美恵のツアーダンサーとして、2006年より、ミュージックビデオ、TV、CMなどに出演。他にも「MTV AWARD」の Nelly&Fergieライブ、SMAPライブなど、数々のトップアーティストのステージで活躍するほか、AKB48やBRIGHT、宝塚などの振付けも担当し、多方面で活躍している。SUBARU≫Tシャツ・スリム/赤 ¥7,245 /スウェットパンツ・BASICモデル/Nブラウン ¥6,195 ストリートダンスシューズ[TURN ZERO] ¥12,600Asuka≫Tシャツ・ドルマン/ローズピンク ¥6,195 / タンクトップ/スレンダーブラック ¥4,935 スウェットパンツ・PROモデル/Pピンク ¥8,925 / ストリートダンスシューズ[TURN ZERO] ¥12,60015

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