『SDM』 VOL.29

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今、踊れることへの感謝、学生による日本最大級のダンス公演!piece関東大学学生ダンス連盟Σ 第21回公演 2012.3.16(fri)-18(sun) 戸田市文化会館取材・文=安江雄彦text by Takehiko Yasue写真=飯野高拓、和知明photography by Takahiro Iino、Akira Wachi 今年もこの季節がやってきた! 毎年3月に行なわれる日本最大級のダンス公演、関東大学学生ダンス連盟Σ(以下略:シグマ)の公演が今年も開催! 26大学33サークルから、出演ダンサー総勢375名で作り上げるシグマの熱いステージでは、青春をダンスにかけた学生たちのあふれんばかりのエネルギーが爆発していた!! 毎年、ストーリーに沿って各ジャンルのナンバーが展開される連盟公演。今回の物語は女優を夢見る主人公の女の子が不思議なパズルに出会い、奇妙な体験をするというもの。彼女が遭遇する出来事や、そこでの心情の変化がダンスナンバーによって巧みに表現されていた。また、各ナンバーを振付けるのは、巷のダンスイベントでも活躍するトップレベルの学生ダンサーとOBOGのプロダンサーたち。それぞれのサークルで大人数の振付けに慣れているだけあってか、多彩な構成展開で会場を沸かせていた。 どのナンバー、どのダンサーも欠けては成り立たないこのステージ。誰かが支えてくれるから、仲間とダンスができる! 昨年は震災の影響により、困難な状況下で1回限りの開催だっただけに、出演者はもちろん、来場者もこの公演のテーマである〝感謝〞の気持ちを強く感じたに違いない。OBである梅棒と学生が協力して振付け、アツい選曲と舞台での魅せ方はサスガ!裏ジャニ のKIN3による期待のメンスペ!! まさかの生歌が爆笑を誘った!巧妙な構成が目を引いた、ロッキンの枠におさまらない完成度が高いナンバー。クールにキメたかと思いきや、後半はB-BOYのエネルギーで熱狂させた!物語の山場、結末へと物語が加速していく様子をスピード感あふれるハウスで表現!多彩な手振りと音取り、フォーメーションの変化が見どころのハッピーハウススタイル!カジュアルな衣装で、スタイリッシュかつオシャレなヒップホップを披露!OpeningMen’s SpecialBreakHouseHipHopLockJazz SpecialPunkingHouse 『込めた想い̶監督の愛̶』 『動き出した歯車̶ツナガリ̶』アメリカの青春スクールドラマを思わせるハッピーなミュージカル風ジャズナンバー! 『夢の実現̶ありのままの自分̶』 『オブジェクト̶奇妙な店内̶』 『夢への一歩̶ハッピーロード̶』 『祝宴̶ドリームボーイ̶』 『カウントダウン̶差し込む光̶』スキルの高いダンスで会場を魅了し、雰囲気はまさにソウルフル! 『違和感̶失われ行くモノ̶』 『Memory of the stage̶始まりの日は、雨̶』スマートでシックなポッピンを披露! 列になっての全員でのフリは大迫力!Pop 『Realise̶私を構成するモノ̶』STAGE REPORT46