『SDM』 VOL.30
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A級テクニックをマスターしよう!今回メイクを手ほどきしてくれるのはこの2人!東京ビジュアルアーツ 特殊メイク学科映像・舞台メイク専攻2年上條 進也さん東京ビジュアルアーツ特殊メイク学科映像・舞台メイク専攻2年津久井 葵さん企画監修=青柳有厘editorial by Yuri Aoyagi写真=有馬里沙photography by Risa Arima発表会や公演などでステージに立つとき、ただなんとなく普段のメイクより濃くしてるだけ、なんて人も多いはず。そんな方のために、ステージメイクのプロ仕様のテクニックを伝授!! 専門学校 東京ビジュアルアーツで映像や舞台メイクを専門に勉強している学生さん協力のもと、ステージメイク術をレクチャーしましょう!私が担当します!ゴージャス編通称“パンケーキ”と呼ばれる舞台やTVなどでよく使われる汗に強い水溶性のファンデーションを、水を含ませたスポンジで顔全体にのばしていく。洗顔した素肌に直接スティックファンデーションを塗ってベース作り。乳液などはつけないほうが持ちがいいのでおススメ。スポンジは濡らすと塗りやすい。BASE MAKEその ベースメイク今回は、舞台衣装を専門に制作している会社、「オリジナルダンスコスチューム ロッシュブラン」さんにお願いして作ってもらったオリジナル衣装をベースにメイクを考案。衣装制作のプロが作った華やかな衣装に負けないメイクを作ります! 東京ビジュアルアーツ ダンス学科ダンスパフォーマンス専攻1年テーマパーク&ミュージカルコース渡辺 夏生さん眉毛は、通常の舞台メイクだと長めに描きますが、今回はクールな印象をつくるべく、あえて眉尻をファンデーションで消して短めに。つけまつげを付けるときは、地まつげにマスカラをしてから付けると、つけまつげが浮かず、自然になじみます。目尻に向かって濃くのせていく。濃い色のアイシャドウを塗るときは、頬にシャドウの粉が落ちても後で取りやすいように、パウダーをつけておくと便利。骨格のくぼんでいる所にはダークシャドウ、出ている所にはハイライトを入れ立体感を出していく。目指すは外人風の彫りの深い目元! スティックファンデーション ¥2,100/三善フェースケーキ ¥2,310/三善EYE SHADOW アイシャドウEYE LASHES&EYE BROWSカラーバリエーション6色セット ラテン ¥5,145/チャコットそのそのつけまつげ&眉STAGE MAKE POINT!通常のメイクの場合、アイシャドウは口の端から目尻の延長線上までが基本。でも、舞台メイクは、遠目から見られることを踏まえて、鼻の端から目尻の延長線上までのせよう!通常のメイク舞台メイク舞台メイクStart!パンケーキは耐水性に優れているので舞台メイク向き! さらに長時間の場合はスティックファンデーションとの併用で汗に強く、キメの整った肌に。リキッドファンデはツヤはでるが汗に弱いので注意を!STAGE MAKE POINT!こんな衣装に合うメイクを指南!こんな衣装に合うメイクを指南!22

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