『SDM』 VOL.33

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発表会をレポート!!の椅子を使って、さまざまな魅せ方を展開! 激しいダンスと一人ひとりが放つディープな雰囲気に観客は息をのんだ!『GANG BANG』choreograph by CHIHARU豪華講師陣による個性的なナンバーの中でも特に印象的だったのは、SAMによるナンバー。なんとハウスの作品では稀ともいえる総勢30名以上の出演ダンサーによる大人数スケールの作品をみせてくれた! 出演者に課せられたのは、テクニカルなアイソレーション満載のステップの数々! 出演ダンサーも、その高い要求に応え、パワフルで疾走感あふれるステージを披露。〝大人数ハウス〟ならではの強いエネルギーが感じられる大迫力の作品であった!SAMSAMプロデュースの豪華ステージ。発表会の枠を超えた演目が集う!こんな作品が登場しました!EJOE:音楽を聴くと魂が震えてくるだろう? そうして内面に生まれたエネルギーを自分なりの感じ方で表現するんだよ。〝魅せる〞ということは、フィーリングを伝えて一緒に音を楽しむということだからね。ダンスはボディランゲージ、コミュニケーション手段のひとつなんだよ。それさえ理解できればソロだとしても、観客を魅了できるようになるさ。日本語より簡単だよ(笑)!ソロステージでも魅せるコツとは!? SAM:EJOEもいうように踊る上で音楽は重要な要素! だから選曲は特に時間と労力をかけますね。今回使ったナンバーは3曲使いだけれど、候補として用意したのは約80曲ありました。そこから使えそうな部分をピックアップして、組み合わせをいくつも考える。いかに飽きさせない展開にできるかがポイント! それが本番成功したときは言葉にできないほど嬉しいですね!楽しませる舞台づくりのポイントを教えてください!SAM:せっかく舞台で踊るんだから、ステージでしかできないことを大切にしました! 特に後半の〝PROTOTYPE〞はそれをコンセプトに創り込んでいます。講師陣も、常に表現の可能性に挑戦し続けなければいけないですからね! この発表会は出演者自身のための試みでもあり、観に来てくださった方を楽しませるための舞台公演でもあるんです!どの作品も見応えある作品ばかりでしたね!振付師:CHIHARU/JAZZスピード感と情熱あふれる華やかなステージに観客はクギ付け!鮮やかな衣装とキレあるダンスでインパクト抜群の作品だった!『TOKYO CROSS OVER』directed by SAM『URBAN HOUSE vol.3』choreograph by all memberSDM編集者が選ぶベストナンバー!!公演プロデューサーSAM×EJOETRFのSAMがプロデュースするダンススクール、SOUL AND MOTIONの発表会が開催! プロデューサーであるSAMはもちろん、実力派若手からシーンを牽引する大御所まで豪華コレオグラファーによる作品がズラリと勢揃いした。さらに〝PROTOTYPE〟と名付けられた第2部では、スペシャルなダンサー陣による、舞台ならではのコンセプチャルで完成度の高い作品が次々と展開! 個性的な作品の連続により、まさに観る者を惹き付け続ける舞台公演であった。取材・文=安江雄彦text by Takehiko Yasue写真=井上治photography by O-sam Inoue2011.11.24(sat)-11.25(sun)@虎ノ門・ニッショーホールmore info →SOUL AND MOTION▶ http://soulandmotion.com/東京SOULANDMOTION第5回発表会大人数のハウスで圧倒するエネルギッシュかつ洗練されたステージ!!TRFとしての活動のほか、アーティストの振付けやステージのプロデュースなどダンスクリエイターとしてマルチに活躍する。また、アーティストやインストラクターの育成にも携わり、日本のダンス・シーンの発展に力を注いでいる。EJOE世界的に有名なダンスチームELITE FORCEのメンバーであり、日本にハウスダンスを持ち込んだ張本人。ストリートダンス界のパイオニアでありながら、現在なお世界のダンス・シーンに影響を与え続ける伝説的なダンサー。超豪華インストラクターとゲストダンサーによるショーケース!独特の世界観をハイレベルな表現力で魅せつけてくれた!メンバーそれぞれの個性的なグル―ヴ感とスキルが織りなす、ハウスの魅力がストレートに伝わってくるスペシャル・ステージ!振付師:SAM/HOUSEPROTOTYPE大人数でビシッと揃えたフリは大迫力! パワーだけでなく、繊細な照明使いや巧みに操る緩急で創りあげた力強くクールなナンバー!振付師:ETSU/JAZZSpecial Interview!!GUEST:EJOEなんとこの大舞台にソロで登場! ダイナミックなムーヴと滑らかなステップで、独特の空間を醸し出し、観る者を虜にした!振付師:ENDo/HIPHOP JAZZポップで可愛らしい衣装と振付けから生まれる世界観! 観る人もおもわず心が弾み、踊りだしたくなるような作品であった。42