『SDM』 VOL.34
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―今回の作品はレジェンドで披露したものよりかなりパワーアップしてましたね! 大会自体の情報も少なかったので、KAORIさんや日本の関係者の方に情報を聞いて、〝確実に出来るもの〟として作り変えました。向こうは〝ユニゾンで魅せる〟というスタイルがほとんどなので、そういった所では自分たちの個性は発揮できたかなと思いますね。 審査員席もステージから遠くにあると聞いていたので、いつもよりも大きく動くことや、形で見せることなどにも意識はしました。本番のステージでは、1つ1つ自分たちがこだわった部分に対して大きな反応をもらえたので、手応えはありましたね。―他の出場チームはご覧になりましたか? 何チームか見ましたが、優勝したG-Famは別格でしたね。正直、2位という結果は悔しいのですが、納得している部分もあります。出演者1人1人のスキルの高さや細かさは彼らの方がすごいし、ジャンルは違えど質や合わせ方などは素晴らしいと思いました。―今回の『VIBE』で、何か得たものや成長できた部分はありますか? 現地のFREEというダンサーが元々僕らにすごい好意を持っていてくれて、彼が今回の現地での全てをコーディネートしてくれたんです。『VIBE』の結果もあって、彼のおかげで急遽、『CARNIVAL』という超豪華なイベントでも作品を披露することができました。 また、アニメーションというスタイルに関して、僕が1人のパフォーマーとして影響を受けていたフラットトップとも交流を深めることができたり、貴重すぎる出会いがありましたね。この『VIBE』がきっかけで本当に人生観が変わるぐらいの貴重な経験を得ることが出来たと思っています。何回か海外で活動している僕自身がこう思ったんだから、メンバーのみんなは相当貴重な経験が出来たと思いますよ!優勝!準優勝!KAORIや黄帝心仙人に「負けても納得した」と言わしめる程の、超絶ハイレベルなユニゾンや構成を連発! 「およそ40名ほどのメンバー全員が、日本に来ればゲストレベルのダンサー」という程の、異常なまでの完成度の高さで文句無しの優勝を勝ち取った!レジェンドの舞台でも披露した〝手術〟をモチーフにした作品が、よりダイナミックに改良され、この日一番の盛りあがりを獲得した!往年のミュージカル曲などを使い、どこかクラシカルな雰囲気を取り入れたおしゃれな作品。ラストのオーケストラの演奏を体現したような椅子を使ったユニゾンが魅せどころ!ジャミロクワイの楽曲などキャッチ―な曲を使い、様々なジャンルを踊りこなす、さわやかな清涼感のある作品。バラバラなようでテイストを揃えた衣装もスタイリッシュ。この日一番の会場の熱狂を巻き起こした、時空を操るかのような神業的パフォーマンス!G-FamG-FamG-FamG-FamG-Fam(黄帝心仙人)Koutei SenninカナダのヒューマンビートボックスのチャンピオンKRNFXと、L.Aの超人気ダンサーMike songがコラボ! ぴったり息の合ったパフォーマンスは、まさに神技!全米のダンスコンテストで数々の受賞歴を誇るBeta010もゲスト出演! 上下2段に分かれたボックスを使い、近未来的な創造力に溢れた不思議な作品を披露。アクロバットをふんだんに取り入れたホラーテイスト作品……と思いきや、マッチョな男子扮する女子高生(!?)が登場しムードは一変! ゾンビを次々倒す姿に会場は大爆笑!VIBE 18 KOUTEI SENNINGUESTSHOWCASE『VIBE』ではコンテストの2~3チーム毎に豪華チームによるゲストショーケースが披露される。その一部を紹介しよう!黄帝心仙人自身がパフォーマーとして影響を受けていたという、FLAT TOPと記念に。マライアやオマリオンの振付師などが集結する、超VIPなイベント『CARNIVAL』にも出演!Mix’d ElementsKRNFX & Mike songFrenemiesBeta 010Academy of Swag21

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