『SDM』 VOL.38
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ダンサーはオシャレじゃないと!「STREET SPORTS」というコンセプトのもと、ダンスカルチャーを根底に、様々なスポーツシーンに対応するアイテムを提供するアパレルブランド。KRUMPの創始者Tight Eyezとスポンサー契約を結び、Twiggz Famとも深い交流があり、衣装提供やイベント協力、共同PV制作などでサポートしている。24karatshttp://www.24karats.jp/ストリートダンサーのリアルな声を取り入れ、従来のシューズにはなかった機能とデザインを追及し、ストリートシーンで活躍するパフォーマーをサポートしているシューズブランド。Twiggzとは衣装提供やイベント協力などでサポートしている。JADEhttp://www.jade-shoes.com/アメリカはシアトルで生まれ、40年以上経った今でも、アウトドア・バッグの代名詞的存在として親しまれている世界最大のバッグブランド。TwiggzとTwin Twiggzのサポートブランドとして、衣装提供やイベント協力などでサポートしている。JANSPORT JAPANhttp://jansportjapan.com/ダンサーの様々なニーズに応えるダンス衣装の専門店。国内はもちろんの事、海外からの仕入れによって最新のアイテムが揃う他、オーダーでオリジナルウェアーも制作可能。DANCERS COLLECTIONの代表や店長とはTwiggzも深い交流があり、衣装の制作や提供、イベント協力などでサポートしている。DANCERS COLLECTIONhttp://www.dancers-c.com/FESC="Far East Side Connection"。文字通り"極東日本、及びASIAが繋がりそして世界へと繋がる"ことを目指すという意味が込められたアパレルブランド。Twiggz 及び Twiggz Famとも交流が深く、イベント協力のみならず、私服や衣装など様々なシーンでサポートしている。FESChttp://www.strikingly.com/fescTwiggzと相方のNAKAJIで経営する人気講師が揃ったアットホームなストリートダンススタジオ(高田馬場・赤羽)。Twiggz Famはこのスタジオを中心に練習やSESSIONをしている。TwiggzとTwin TwiggzのKRUMP LESSONが受けられるのもstudio FAMILYのみ!studio FAMILYhttp://www.studio-family.jp/KOB ent.公式HPhttp://kob-ent.jimdo.com/Twiggz公式ブログhttp://ameblo.jp/2winbadnewz/「クランプってどんなダンスなの?」 そんな、いまさら聞けない疑問や、あまり知られていなかったクランプの秘密について、Twiggzが答える!ダンス道を極めるために参考になる考え方が沢山つまっているようなので、クランパーでなくても要チェック!クランプの前身が誕生したのは1992年。全米で最も犯罪発生率の高いロサンゼルスのサウスセントラル。そんな街でTOMMY THE CLOWNという人物が、過酷な環境で苦しむ子供達を喜ばせようと、道化師(クラウン)の格好をして、ヒップホップをベースにした独特のクラウンダンスを踊っていました。それが徐々に広がっていき、若者達のほとんどがギャングへの道を余儀なくされる中に、新たに〝踊る〟という選択肢が生まれたんです。不満や葛藤、怒りで犯罪などに手を染めるのではなく、その想いやフラストレーションをダンスで伝え、発散させる。そうして、TOMMY THE CLOWNの弟子であったTight EyezやBig Mijoらが、「楽しませる踊り=CLOWN」から、「戦うための踊り=KRUMP」を確立させました。彼らにとってクランプは自己表現の手段であり、遊びであり、会話でもあり、生活の一部になっています。今では、苦しみや怒りだけでなく、喜びや楽しさなど様々な心情を表現するスキルフルなダンスになっています!クランプって、どこでどうやってできたの?クランプは、2001年にL.Aで確立された!動きを練習することは大切ですが、はじめにハートがなければクランプではないんです。だから、練習中はもちろん、私生活を通して自分の心と向き合うことが重要。魂の鍛練が、自然とダンスを高めることにつながるんです。バトルやセッションでも気持ちが入っていて、それが上手くダンスに表れていなければいいダンスとは言えない。感情のコントロールこそ、クランプのポイント! 表情も気持ちが高まって、初めて自然と気合いの入った表情になるんです!どうやったらうまくなるの?練習はもちろん、ダンスに対する姿勢が重要!Tight Eyezは言います。「KRUMP IS NOT HIP HOP」と。ヒップホップの動きはもちろん、ポッピンやロッキン、ブレイキン、アニメーションなどからも影響を受け、様々なキャラクターや自由なスタイルで自己表現を仲間同士で高め合うダンスになっています! 自分のライフスタイルや生き様を思い切りぶつけ、感じたままを魅せるのがクランプ。だから音楽に乗ることを重視する他のストリートジャンルより、心情の表現を重要視するのでコンテンポラリーダンスに近いのかもしれませんね!ヒップホップのスタイルのひとつではないの?ダンスの感覚としてはコンテンポラリーに近い!ストンプ、チェストヒット、アームスイングやジャブなど、力強い動きがメインですね。その中に色んなオリジナルの動きや、身に付けているキャップやスニーカーを使ってトリッキーなムーブを取り入れることもあるんです。そういったスキルを使って、例えば「ガムを踏んづけて足を地面からはがそうとしたら、ひっくり返ってちくしょう!」みたいなストーリーをコミカルに演じたり、怒りを表現したり……。その人それぞれのキャラクターが出て、面白いですよ!どんなムーブがあるの?エネルギッシュでトリッキーなムーブが特徴!クランプを踊る曲というのはTight Eyezをはじめ、世界のクランパー達が自分で作っているんです! それらの曲は重く単調なビートがループする場合が多いので、最初はつまらなく聞こえてしまうかもしれません。しかしその中で自分と対話していき、気持ちを高めてトランス状態に持っていく。ハウスダンスとハウスミュージックの関係に似ているかもしれませんね! 僕はTight Eyezが配信している曲を使うことが多いですよ。重くシンプルなビートのループが中心ですね!Twiggzをサポートするアパレルブランドを紹介!Twiggzをサポートするアパレルブランドを紹介!よく「BUCK!!」って使ってるときは〝最高〟とか〝ヤバい〟って意味で使っていますが、本質はもっと深い。セッションやバトルで、お互いのダンスで刺激し合って、気持ちを極限まで高めて自分を超えた状態を〝BUCK〟といいます。いつも、僕らはこの〝BUCK〟を目指して踊ってるんです。クランプでよく使う〝BUCK〟って言葉の意味は?いつもの自分を超えた状態を〝BUCK(バック)〟といいます!どんな曲で踊るの?TOMMY THE CLOWNこれがクランプの真髄!キミもBUCKを目指せ!21

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