『SDM』 VOL.42
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アニメソング×ダンスで魅せる新世界!この夏、アニソンダンス王になるのは誰だ!? 2012年、中学教育への導入をきっかけに、リアルタイムで変化し続ける日本のダンスシーン。ダンス文化の一般社会への広がり、そして一般社会からのダンスニーズの増加など、底知れぬ可能性を感じさせる一方、既存のダンスシーンではそれに対応すべき準備が出来ているとは言い難いのが現状である。ダンスで仕事をする―その夢を実現させていくためにはどうすればよいのか。日々鍛錬を続けるダンサー自身はもちろん、多くの子どもたちを指導する先生も同じような悩みを抱えている。 ダンサーの才能を活かし、子どもたちが目指すダンスの未来の実現のため、ひとつの道標としてJSDAが提案しているのがJSDA公認ストリートダンス検定だ。様々な捉え方やスタイルがあり、ある意味では正解のないダンス。一般企業でダンサーを起用したいと考えたとき、何を持ってダンサーを評価、選出すべきなのかは難しい部分である。わかりやすい基準をもった資格があれば、安心して仕事を依頼することもできるし、ダンサーを選ぶために必要以上にかかっていた手間も省けるのだ。もちろんこの検定によって、ダンスの全てが測れるわけではないが、考え方の1つの基準として、大きな意味を持つのは確かである。 また、検定自体も進化している。正解なく変化し続けるダンスに対応すべく、JSDA公認インストラクター約350名の意見を集約し、毎年ブラッシュアップを重ねているのだ。あくま正解のないダンス。だからこそ〝資格〞に意味がある。ダンスライセンスの現在!ダンスを仕事として確立するため、ダンサーが社会的な信用を得るため、さまざまなアクションでダンサーの支援を続けているJSDA(日本ストリートダンス協会)。そのなかで2010年より開始されたJSDA公認ストリートダンス検定も、めまぐるしく変化するダンス界と向き合い、ダンスの新たな可能性を提案し、ダンサーの価値を想像し続けている。その今に迫る!取材・文=安江雄彦text by Takepico Yasue激変するダンス界、その荒波を乗り越えるための道標。で平均化した基準で、フラットな視点で見ることができる資格となっている。さらに、検定自体の認知も広がり、資格を利用したダンサー募集やイベント連携も増加している。つまりライセンス取得者へのメリットが大きくなっているのだ。 1つの指標に触れることは決して、枠にはまることではない。あくまで視点の1つであり、ダンサーとして多くの視点を持つことは重要である。また、どんなに技術と体力に自慢のある船乗りであっても、それだけで大海原に船を漕ぎ出すのは無謀であり、海図があってはじめて、それぞれの目的地とルートを選択することができるのだ。この検定が、今後も成長し続けるダンスシーンにとって、1つの道標となるのかもしれない。JSDA公認ストリートダンス検定にチャレンジしてみましょう!! オフィシャルサイトをチェック!JSDAのオフィシャルサイトで、詳しい検定の内容や受験する際の参加方法などを確認。IDを取得後、マイページより申込みができるようになる。 検定対策ワークショップに参加しよう本試験の前に、自分自身のレベルにあった検定対策ワークショップを受講して、合格を目指そう!! JSDA会員になると!?JSDA公認ストリートダンス検定における受検料割引や過去の試験情報の閲覧、対策映像の配信など、さまざまなサービスを受けることができる。まずは?そして!さらに!! エイベックス・プロワークスより提供されるオーディションにおいて、ダンスライセンスレベルをもとに審査を優先的に通過する事ができる。取得ダンスライセンスレベルをもとに、上位クラスへのテストが免除される。上位クラスのテスト免除世界で活躍するトップダンサーやアーティストと共演できるイベントやワークショップを優先的に受講できる。ワークショップ・イベントの優先受講「アドバンス」ダンスレベル取得者にはスキル向上の為のレッスンを無償付与し、優先的なダンスワークが提供される。ダンス活動のサポート上位クラスのテスト免除ワークショップ・イベントの優先受講ダンス活動のサポートオーディションの優先通過オーディションの優先通過JSDA公認ストリートダンス検定のダンスライセンス取得のメリットとは!?http://jsda.info/JSDA公認ストリートダンス検定に関する詳細は、JSDAオフィシャルサイトにてご確認ください!進化し続ける環境とJSDA公認ストリートダンス検定。いま詳細は、6/20 JSDAオフィシャルサイトにて発表!!28

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