『SDM』 VOL.42
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例年にも増して、超実力派のダンサーやチームが世界中から集まった今大会。ゲストチーム、そして入賞こそ逃したものの観客を沸かせたクルーから印象的なステージをご紹介! ひとつ残らずYouTubeでチェックしよう。LOS ANGELS PRESS #2会場を熱狂させたショーステージ。超有名チームが続々!!そして世界と対等に戦える確信。JABBAWOCKEZHERO(WE ARE HEROES)POREOTICSPREPIX CREWFIK SHUNTHE ROOKIES音を逃さず奏でる抜群のセンスとスキルは、大観衆を一人で魅了するのには十分なレベル。『アメリカン・ダンスアイドル』で培われた、柔軟な表現とハッピーなキャラクターで会場を幾度となく沸かせてみせた。怪しい衣装で登場した韓国出身のアイドル・ダンスクルー。ブレイク、アニメーション、ヒップホップ等の要素を組み合わせたスタイルを駆使し、電子音をバリエーション豊富な発想で可視化してみせた。細やかな音ハメはさすが!日本をレペゼンし、日本舞踊とアニメーションのテクニックを融合させたスタイルで登場! 中盤以降、彼女が得意とするワッキングをベースとした、パッションあふれるポップなスタイルで会場を大いに盛りあげてみせた!まるでプログラミングされたかのように制御されたルーティンは、彼らが生身の人間であるのを疑ってしまうほど! 前半のスマートな構成から一転、最後は観る者の想像を超えていく展開に、会場のテンションは急上今大会のメインイメージにも起用されている彼らは、観客を一人残らず異次元世界に引き込んだ。驚異のボディー・コントロールが生み出す、楽曲の質感まで感じ取れるほどの表現力は世界的アートの域に達している!  国際大会にチームとして挑戦するのは初めてでした。大会前は100%のパフォーマンスをすれば優勝は間違いないと考えていたので、結果はすごく悔しいです。「Cookies」と「GRV」はとにかく人気がすごくて、会場を沸かせていましたが、彼らに負けた気はしていないです! レジェンドを経て、作り込める余地が見えたので、コレオグラファーとしても作品のブラッシュアップができましたし、慣れない環境の中でみんなも十分頑張ってくれました。イメージ通りのものが創れて、予想した通りにお客さんを沸かせることもできて、本番に関しては最高に気持ちが良かったですよ! 一番という結果さえあれば大成功だったんですけどね(笑)。 他のチームはあまり生で観ることができず、YouTubeでチェックしました。ゲストの「STREET KINGDOM」は、フランス遠征の直後で練習量が足りなかったみたいですが、後で映像をチェックしたらやっぱりケタ違いのクランプでした。最近ではセクシーな曲で魅せるクランプが斬新でしたね! 最も印象的だったのは、なんといってもトリを飾った「QUEST QREW」。スキルがあった上で、アングラに寄らず、キャッチーでハッピーに楽しTwiggzに聞いた!国際大会に挑戦した感想は!?ヒップホップの革新的表現で独自の世界観をステージ上で展開した彼ら。オリジナリティあふれるフロアムーブの数々が散りばめられ、常に新鮮な感覚と深みのある味わいを観る者に与えてくれた!40

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