『SDM』 VOL.42
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トップ・パフォーマーの凄さ、CLUB HOUSEQUEST CREWMOS WANTED CREWハウスのステップをベースにしながら、様々な要素織り交ぜ、挑戦的な選曲で魅せる超技巧派ナンバー。高次元で揃えられたクリーンなフットワーク・ルーティンで、大人数ハウスダンス作品としての1つの答えを提示してみせた!Tight Eyez率いる世界最強クランプ・クルーが登場。毎日の〝鍛錬〟から生み出される、超人的なムーブの質、エネルギーは他のジャンルとは明らかに一線を画している。メロウな楽曲でクランプを表現するという試みにも注目!『Legend Tokyo Chapter.3』でゲスト作品を披露した、Jawn Haも所属するこのチームの代名詞といえば電光石火のごとき、衝撃的ムーブが連なる高速ルーティン。緩急も自在に操り、余裕の表情で会場の空気を動かすスキルは、まさに世界レベル!ませることができるのはパフォーマーとしてはある意味、理想形ですよね。作品として発想も良かったし、ムダやスキもなかった。彼ら以上のチームはなかなかいません。そんな中に日本人が2人もいて、活躍しているっていうのは誇らしいですね! HEROもそうだし、他にも「CLUB HOUSE」やユース部門で優勝したチームにも日本人が在籍していて、それが嬉しかったですし、日本人が世界で戦えるということを再認識しました。 私の活動の目標は、あくまでクランプの追求と、ダンスシーンの未来を切り開くことなので、今後〝世界一〞にこだわるつもりは、今のところありません。ですが今回のようなステージでゲスト=仕事として活躍するチームは、多くの苦労、模索と挑戦を繰り返して行った結果で今の成功があると思うので、そういった部分も参考に自分たちなりの〝成功〞を探していきたいですね!大会後のTwiggz(中央)とQUEST CREWの北斗(左)とAichi(右)。一体感ある多彩な構成、スキルフルな個人技、キャッチーなトリックが絶妙なバランスで融合し、畳み掛けるように展開する。パフォーマーとしてはまさに〝完璧〟と呼ぶにふさわしいこのチームが、大トリを飾った!! STREET KINGDOM41

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