『SDM』 VOL.45
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――その〝プロ養成コース〞とは、どのようなモノなのでしょうか? 大きなポイントは、アドバイザーとカリキュラムです。僕もNYにいた時に実感したんですけど、人間だから、すごくやる気はあっても〝だれる〞こともあるんです。「今日はレッスン行きたくないな、バレエよりポッピンの方が好きだし……」みたいに、自分の好きな事ばかりやって、自分1人だとハイアマチュアになってしまう事が多々ある。 でもプロというのは、好きじゃないけど必要な事が出来る人。それを1人で、特に若い子がやろうとすると難しいから、〝パーソナルアドバイザー〞というスタッフを置いているんです。生徒1人1人の目標や夢を聞いて、それを目指すために生徒ごとに必要なクラスを組んでカリキュラムを作ります。――ですが、それだけだとやっぱり怠けてしまうことってないですか? もちろんそれを防ぐために、アドバイザーは生徒たちの受講数を確認して、欠席が多かったりすると「ちゃんと受けないとダメだよ!」って警告やプレッシャーをかけます(笑)。 それと、ただ本人の目標に合うように導いていくだけではなくて、外から見て「この人はこっちの道も挑戦した方がいい」という、色んな可能性や才能を発揮できるよう、相談し合ってカリキュラムを考えていきます。――なるほど、例えばバックダンサーが夢だけど、実はコレオグラファーとして活躍できそう……そういう可能性も広げていくんですね! そしてダンスだけではなく、実はミュージカルスターが向いてるかもしれない、他の道があるかもしれない。ですから歌や演技のレッスンを用意し、総合的なエンターティナ―を育てる環境があるんです。 それと、歌や演技のレッスンにはダンサー以外にも、俳優や歌手の卵の方々も受けに来るので、そういったダンスシーンの人じゃない人にも「ダンスっていいな!」ってこのスタジオで思って欲しいんですよね!――他にはプロ養成コースで行なっている事はありますか? 普通のダンスレッスンの他に、ダンスを教える上での理論的な事や歴史、また業界のルールやビジネスマナーなど、プロとして活躍していく上で必要な事を教えています。 また、オーディションを受ける練習や、実際にオーディションを紹介して受けてもらうようにしたり、プロとして必要とされる緊張感も経験して育てていきたいと考えています。ダンスしている自分に満足するのではなく、ダンスで仕事をする自分に満足して欲しいんですよ!――オーディションの練習や紹介もやるとなると、実際にプロとして活躍する上でいい経験になりますね! 実際にスタジオ側から紹介したオーディションを受けて、CMにキャスティングされたレッスン生もいます。 そうやってプロの現場に出た時に正しい行動ができるように、ダンスの技術だけではなく、プロとしてのビジュアル、考え方やマナー、そういった所も学べるクラスを用意しているんです。 アメリカでも自分のダンス技術の向上だけに専念して、ビジネスマナーや礼儀がおろそかになってしまって失敗するダンサーもいますからね。――そこは日本とアメリカも同じなんですね(笑)。 ただ違う所は、アメリカではほっといても自己アピールできる人は多いし、ガンガン前に出る。でも日本人は受け身に慣れている人が多い。 表現者になった時は発信をしなくてはいけないから、そのための準備として、演技や歌のレッスンも活きてくると思います。 色んな分野、ジャンルの先生を揃えているけど、どの先生もそれぞれの分野で超一流なので、プロを目指す上で最高のダンサーを育てるスタジオだと自信を持って言えます!普通のダンススタジオにはない、数々の特徴を誇る「TOPFIELD DANCE CENTER」。その特徴の1部をご紹介! 普通のダンススタジオじゃない!? 〝ハイアマチュア〞にはなるな!ダンスをしている自分に満足するな!表現者として発信してくために。自ら発信できる力を育むスタジオ。スタジオはステージ照明のような調光システムに豪華な音響システム。床下にはスプリングを敷いて膝を痛めないように、またヨガクラスのために床下暖房も備えるなど至れり尽くせり!ラウンジスペースはNYをイメージしたレンガ調の壁にゆったりとしたソファ、バーカウンターと、何もかもがオシャレ!TAKAHIRO本人によるワークショップも随時開催。老若男女、さまざまな層が受講しにくるのだとか!ダンサーの身体を作る、ボディメイキングのレッスン。効率的に〝踊りやすい身体〟を鍛えあげることができる!ボーカルのレッスンでは、数々のアーティストを指導している、一線で活躍する音楽プロデューサーが直々に指導してくれる!15

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