『SDM』 VOL.48
27/68

http://www.topup.co.jp/masterworks/『master works TOKAI ̶第四章̶』、来春開催!1つの大きな額縁で〝こちら側とあちら側〟を表現。後半で登場するクマが、その境界である額縁そのものを破壊する様はまさに新世界!紅と白の衣装によって分けられた、ダンサーたちによる対決を表現! 女性ならではのリアルなぶつかり合いをダンスで表現してみせた!〝ヒップホップ〟のライフストーリーをダンスで表現してみせた意欲作。明快に伝わる演出で観る者の心を掴んでみせた。振付師:CHINAMI&NAMIKO from G-town Homies 作品名:「What changed your life?」東海ダンスシーンと共に発展する大会に! 今回は〝変革〞の大会でした。才能ある作品の数々がより幅の広い視点で評価され、作品をより広い世界へとつなげていきたいと思い、今回はじめてメ〜テレの局長である野村様をはじめとした〝企業の方々〞に審査員を依頼しました。また、お客さんや出展コレオグラファーの皆さまにとって、作品披露の場をより良い環境にするため、会場も劇場に移しました。 大会を終えてみてようやく、今まで名古屋になかったものが実現できたと思っています。ただ、名古屋にはなかなかこの様な環境がないので、今後は今よりさらに規模を大きくし、より多くの方に観ていただくこと、より仕事のつながりの可能性を広げるために様々な分野の方々を審査員でお呼びしたいですね! また、〝作品を創る側の才能〞を持った人間は名古屋にもまだまだいるので、そういう才能を発揮できる場所をもっと多くの人に提供したい。そうやってこの大会も、東海のダンスシーンと共に発展していきたいと思っています!挑戦し続ける姿勢に感服! 優勝されたNATSUKOさん作品の題材は、ダンサーにとって普遍的テーマとも言える〝花魁〞。〝レジェンド〞でも過去にavecooさんやMIWAさんが題材として作品を創られましたが、NATSUKOさんの作品はそのどれとも違った作風で、花魁というテーマの奥深さとともにNATSUKOさんの丁寧な世界観の構築術に驚かされました。 また、個人的に素晴らしいと感じたのがKANAMIさん作品。〝歌〞のパワーと楽しさをダンスで表現されていましたが、何よりも今回の作品の中で一番、「観ていて幸せになる」作品でした。 そして、一番印象に残ったのがSEIJUNさんです。第1回大会からの連続出場、「挑戦し続ける」という困難な道を貫くその姿勢はもちろん、最優秀作品賞に届かず、優秀作品賞受賞時の「出直してきます」との潔いコメントが非常に胸を打ちました。ある意味、男よりも男らしいその姿勢、同じダンスシーンにいるものとして見習うべき姿勢だと感じました。CONiY『master works TOKAI』制作・演出プロデューサー長濱 佳孝『Legend Tokyo』大会統括ディレクター『Legend Tokyo』プロジェクトにおいて舞台制作・演出面を担当。その他、コンテストや高校ダンス部の大会審査員、ダンスの座学講義を各地で行なう等、幅広く活動している。名古屋を代表するコレオグラファー。2014年には地元西尾にて「DANCE STUDIO HIGH STARS」を設立、イベントプロデューサー、スタジオ経営者としても活動している。優秀作品賞審査員賞 メ~テレダンスチャンネル賞審査員賞 Anthony Hutchinson賞部門賞 エンターテインメント賞&芸術性賞優秀作品賞審査員賞 WREIKO賞部門賞 コレオグラフ賞審査員賞 SUN賞審査員賞 アンクリエイティブ賞振付師:Baanin Tatsuya 作品名:「新世界」振付師:SEIJUN 作品名:「紅白女子合戦」審査員にインタビュー!大会プロデューサーにインタビュー!■ 詳細はオフィシャルサイトにて!部門賞 チームワーク賞&構成賞&音楽賞&衣裳賞&照明演出賞審査員賞 AKIHITO賞小道具に大道具、衣裳など、まさに花魁の世界を丁寧に表現!私自身、コンテストで今まで優勝した事がありませんでしたが、こうやってみんなと一緒に優勝できたことが本当に嬉しいです。支えてくれたみんなに感謝しています! 〝花魁〟をテーマに、細部までこだわった小道具や大道具を駆使し、確固たる世界観を演出。活き活きとした多彩なキャラクターたちが、起伏に富んだ作品を構築していた。振付師:NATSUKO 作品名:「般若の面 ~オイランノカクシツ~」最優秀作品賞最優秀作品賞25

元のページ  ../index.html#27

このブックを見る