『SDM』 VOL.49
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FAME #5 “THE RHYTHM”ドカンと響くビートを奏でる!ダンスで魅せる〝音〞のステージ! 音楽の持ち味を最大限に活かし、リズムを身体で巧みに表現した作品に贈られる〝THE RHYTHM〞、その授与作品として披露されたのはMASAMI、 Z△Z△、DEEPによる3作品。 音楽と踊りの一体感に焦点をあて、それぞれの作品はさらなるパワーアップを果たして披露された!FINAL LEGENDⅢFINAL LEGENDⅢMASAMI作品「CARNIVAL」Choreographerキュートな女性ダンサーたちにリズム・パーカッションが加わり、パワーダンスのコラボでさらなるバージョンUPをしたカーニバル! 観る者のハートに心地よくリズムを刻み、まるでお祭りに来ているかのような臨場感を届けた!Z△Z△作品「This is all of Z△Z△」Choreographerシンプルな音選びで再演に挑んだZ△Z△。太鼓のビートが際立ち、作品をさらにたくましく、パワフルに進化させた! 太鼓による重低音が鳴り響く中でのダンサーのソロは、身体からあふれ出すエネルギーで会場の空気を満たしていた!DEEP作品「DEEP is MUSIC!!」Choreographer抜群のアイソレと緩急ある振付けが生み出す独特のフレーバーは、約3年の時を経ても健在。楽曲がもつ細かいニュアンスの表現を格段にレベルアップさせ、リズム・パーカッションとコラボした〝DEEP合SHOW団〟をみごと甦らせた! 大人数のダンサーたちが、まるでオーケストラのようにそれぞれの色を引き出し、混ざり合い、一体となる。音楽を身体で表現するダンサーたちは、音楽を可視化するかのようなパフォーマンスを見せつけ、まさに大編成楽団のような迫力で観る者を圧倒した! そして、そんな作品たちのクオリティをさらに高めたのは、世界的ミュージシャン、ヒダノ修一率いる太鼓パフォーマーたちだ! 生演奏が創り出す太鼓のビートが、身体全体にズシンと響きわたる。  彼らの演奏はダンスと一体化したかのように鳴り響き、「ダンスを五感で感じろ!」と観る者を促すように、パワフルに客席を惹きつける! 生演奏の音のエネルギーにつられ、より力強く、ダイナミックに踊るダンサーたち。そしてダンサーから刺激を受け、太鼓パフォーマーたちのテンションも最高潮に! 双方が互いにもたらす相乗効果によって、踊りと音楽が、1つの総合芸術として高められたステージとなる。太鼓のビートが身体を震動させ、ダンスが奏でる音楽を見て、音でダンスを聴く……。 まさに、全身で〝リズム〞を感じるエンターテインメント作品を披露してくれた!ヒダノ修一Front Act公演2部の頭を、文字通り〝空気を震わせる〟演奏で盛大に飾ってくれた!ヒダノ修一太鼓奏者Collaboration with47

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