『SDM』 VOL.50

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48SPECIAL REPORTWORLD DANCE COLOSSEUM2015 FINAL2015.7.25-26＠Zepp Diver City TOKYO国境なきDANCEの世界！2015年の勝者は一体誰だ!?2015年の夏、日本の地に世界でも今特に勢いのある旬なトップダンサーたちが集結した。そこで繰り広げられたのは日本vs海外、ではなくまさに世界戦。世界のダンサーたち　によるハイレベルな戦いの様子をレポート！取材・文＝安江雄彦text by Takepico Yasue写真提供＝フィーリンphoto-cooperrate by feelin　BREAKIN’、HIPHOP、LOCKIN’、POPPIN’、KIDS FREESTYLEの全5部門で競い合う2on2バトルイベント、その名も、『WORLD DANCE COLOSSEUM 2015 FINAL』（以下：WDC）がこの夏、お台場で開催された。2009年からスタートし、7回目を数える今大会は、ハイレベルなスキルと個性、熱いパッションがぶつかり合う大激戦が連発！　地方予選を勝ち抜いた猛者たちが、WORLD FINALで世界中から招聘されたトップダンサーとともに、〝世界一〟を目指す！ 　そんな彼らの勝敗を見極めるのは、前年度のWDCチャンピオンたちと、世界に名を轟かす大御所ダンサーたち。緊張感漂うステージ上で、挑戦者たちは意外にものびのびと、音楽を楽しみ、お互いの表現を讃え合うような素晴らしい姿をみせる。その様子にジャッジも観客も、思わず彼らのダンスに見入ってしまっているようであった！　特に各カテゴリの決勝戦は、我を忘れ叫びたくなるような好バトルの連続。結果、KIDS SIDEを除き、惜しくも日本人が世界一に輝くことはできなかったがこの日、日本の地で繰り広げられた〝極上な戦い〟は、その場にいた人々すべての目に焼き付き、心に強い印象を残したに違いない。　集まった観衆が人種関係なくダンスの素晴らしさを体感することのできるこの空間……。死闘を演じたトップダンサーたちの清々しい笑顔と共に、灼熱の太陽のごとく熱い盛り上がりをみせた2015年の『WDC』は、その幕を閉じた。豪華なジャッジ陣！各ジャンルを世界的にリードするビッグネームが名を連ねたジャッジ。彼らのデモムーブに、会場は一気にヒートアップ！　バトルエリアとなる空間を温めた。TONY GOGOCREESTOFOCUSFRANKY DEEGUCCHONHARUHIKOKAZUHIRORUBBER BAND