『SDM』 VOL.51
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――『JAM TOWN』では、YOSHIEさんは出演と振付け、そして振付けの監修という立場での参加になるんですよね?YOSHIE‥演出の錦織さん※1から「新しいミュージカルを創りたい」と直々にお話をいただきました。普通、〝ミュージカル〞って聞くと、やっぱりジャズダンスがメインになるじゃないですか? でも今回の舞台は、それとは違った音楽やダンスを入れたいという想いが錦織さんにあったみたいなんです。錦織さんって、ストリートダンスのことも本当にめちゃくちゃ詳しいんですよ!――ストリート系のダンスを取り入れるミュージカルになるんですね! Oguriさんの出演はどのようにして決まったのですか?YOSHIE‥もともと私、s**t kingz(以下略:シッキン)って、ただ踊るショーケースだけじゃなくて、「ストーリーが見える」とか「シチュエーションの振付け」、そういうものを創らせたらこの人たち天才だなってずっと思ってたので、こういう人たちが振付けをしてくれたら、とっても素晴らしいミュージカルになると思って、私からオファーをさせていただきました!――OguriさんはYOSHIEさんからの推薦だったんですね!YOSHIE‥錦織さんもすごく気に入ってくれてますよ。私がトライアウト公演※2の振付けをしている時に、錦織さんに「ぜひ観ていただきたいビデオがあるんです!」って緊張しながらシッキンのビデオを観てもらったんですよ。自分のダンスのビデオも見せない人なのに私(笑)。Oguri‥その節はありがとうございます(笑)。――Oguriさんは振付けも出演も、ミュージカルの舞台は初めてですよね!?Oguri‥もともと古いミュージカル映画とかはすごく好きで、ミュージカル自体にはすごく興味があったんですよ。それで、いつかは出てみたいって思っていたので、お話をいただいた時は「ぜひ!」という感じでした!YOSHIE‥普通こういう大規模な舞台って、初めての人にそんなにバンバン台詞がある役を任せたりしないんですけど、今回のOguriは台詞も結構な分量があって、振付けもして踊って歌って、芝居して……、すごい活躍をしてますよ!Oguri‥プレッシャーはもちろんあるんですけど、今はキャストのみなさんのすごさを実感する毎日ですね。お芝居も歌も、存在感も、スイッチが入ると本当にすごい! それを近くで感じることができるなんて、どんだけ贅沢なんだろうって思ってます。ストリート新たなる ステージ演出家からの依頼、YOSHIEからの推薦。Oguri、ミュージカルデビュー。Produced by 11

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