『SDM』 VOL.51
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Information!!2016年4月2日福岡ガスホールにて公演決定! その後、4月末には東京で「SQUARE」の再演も予定!SQUARE 生演奏とストリートダンスのコラボレーション、SNAZZY DOGSの単独公演が2年ぶりに復活。今回のキャストはSETOをはじめ、TATSUO、PInO、REI、RON×Ⅱ、MADOKAという日本のトップで活躍する6人のダンサーたち。そして、ダンスとともに重要となる「音」を生み出すのは、雅勝(津軽三味線&尺八)、千代園剛(和太鼓)、↑BAN↑(DRUMS&PERCUSSION)というダンサーに負けないキャラクターと実力を兼ね備えた3人のミュージシャン。彼らの個性とスキルを最大限に活かしながらミックスし、座長でもあり演出を手がけるSETOが、前回にも増して見どころを詰め込んだステージに仕上げた。 まず、音を奏でるかのように繰り出されるハイレベルなハウス、ロッキン、ポッピン、タップと、それに呼応しながら踊るように演奏される三味線、和太鼓、パーカションなどのアグレッシヴなリズムが観客の気持ちを沸騰させる! さらにはビートのない尺八の優雅なメロディに合わせて踊る場面もあり、彼らの持つ高い表現力だからこそなせる業が生み出す空間に観る者すべてが酔いしれた。また、今回新たに組み込まれた〝チャレンジタイム〟では、ダンサーが楽器演奏に、ミュージシャンがダンスに挑み、普段のクールかつ洗練されたパフォーマンスから一転、コミカルでお茶目な姿に、思わず客席からも笑いがこぼれる場面も・・・・・・。 確立されたポジションに在りつつ、音とダンスで楽しませ、魅せる表現を追求し続ける彼らのステージ――次は一体どんな進化をみせてくれるのだろうか。SNAZZY DOGS2015.11.24(tue)-25(wed) @渋谷 Mt.RAINIER HALL2015.11.24(tue)-25(wed) @渋谷 Mt.RAINIER HALL音の魔術師、SETOと彼に魅せられた8人のアーティストたちが創り出す、目で聴き、耳で観るダンスステージ。決して他では味わうことの出来ない舞台の様子をレポート!舞台公演の魅力とは!?雅勝が奏でる尺八の繊細な音色に対して、見事に調和して魅せるREIのポッピン。雅なるグルーヴとハーモニーが観る者の心に沁みわたっていく・・・・・・。RON×Ⅱ、REI、MADOKAによるタップ×ポッピンという異色コラボ。怒涛のタップに呼応して弾ける世界最高峰のヒットに、観客の心はしびれた!RON×Ⅱ、REI、MADOKAによるタップ×ポッピンという異色コラボ。怒涛のタップに呼応して弾ける世界最高峰のヒットに、観客の心はしびれた!千代園の繰りだすビートとともに加速していく洗練されたSETOのロッキン。ハイレベルなセッションはまるでバトルするかのように互いを高め合う!千代園の繰りだすビートとともに加速していく洗練されたSETOのロッキン。ハイレベルなセッションはまるでバトルするかのように互いを高め合う!バツグンのリズム感を持つドラマー↑BAN↑が、RON×Ⅱの指導のもと、ユーモア溢れるタップショーを展開。↑BAN↑は終盤でもマイケルダンスを、和太鼓の千代園が話題のランニングマンを披露し会場を沸かせた。バツグンのリズム感を持つドラマー↑BAN↑が、RON×Ⅱの指導のもと、ユーモア溢れるタップショーを展開。↑BAN↑は終盤でもマイケルダンスを、和太鼓の千代園が話題のランニングマンを披露し会場を沸かせた。観客たちと共に作り出したクラップやストンプのリズムで、メンバーが踊る全員参加型のパフォーマンス!! 極上のリズム遊びに会場は一体感に包まれた!観客たちと共に作り出したクラップやストンプのリズムで、メンバーが踊る全員参加型のパフォーマンス!! 極上のリズム遊びに会場は一体感に包まれた!日本が誇る重低音、和太鼓の迫力あるビートに、PInOとTATSUOのハウスの疾走感あるステップが融合し、観る者の肉体にダイレクトに響き、魅了した。日本が誇る重低音、和太鼓の迫力あるビートに、PInOとTATSUOのハウスの疾走感あるステップが融合し、観る者の肉体にダイレクトに響き、魅了した。―この舞台の魅力を引き出す秘訣は!? まず和の楽器が奏でる音が、日本人である我々ダンサーの潜在能力を引き出してくれるので、より臨場感がある表現として観る人の心にも響いてくれるのだと思います。それに、メンバーがそれぞれ世界を股にかけて活躍するトップレベルの技術を持っているアーティスト―。だからクオリティはもちろん、いい意味で余裕があって、いままでに観たことのないものを創り出すということに楽しんで取り組めているので、結果として観ているお客さんにもワクワク感が伝わっているのではないでしょうか。―〝チャレンジタイム〞を取り入れた理由とは!? これまではダンスと生演奏でのシンプルな魅せ方が大半だったので、何か違った楽しませ方ができないかなって考えて、笑いの要素を取り入れることに挑戦しました。でも笑いって表現は案外難しいので、上手くいくか不安もありましたが、メンバーはみんな得意分野以外でも想像以上のポテンシャルを発揮してくれたので、大成功でしたね! 次はどんなことができるのか、すでに今からとても楽しみです!SETO(Be Bop Crew)Stage Report演出家に聞く日本のダンスシーンをリードし続ける、「Be Bop Crew」のメンバーであり、グルーヴを重視したソウルフルなスタイルでロッキンを牽引するダンサー。主宰するSNAZZY DOGSの演出の他にも、多くのダンス舞台をプロデュースするなど、多方面で活躍する。日本のダンスシーンをリードし続ける、「Be Bop Crew」のメンバーであり、グルーヴを重視したソウルフルなスタイルでロッキンを牽引するダンサー。主宰するSNAZZY DOGSの演出の他にも、多くのダンス舞台をプロデュースするなど、多方面で活躍する。ダンサーが奏で、ミュージシャンが踊る!? 音遊びの最上級ステージがここに!引き締まった鋼の肉体にふんどし一丁という姿で現れたTATSUOが、自信満々で和太鼓の演奏に挑むも・・・・・・!? 他にも、PInOがドラム、MADOKAがフリースタイルラップ、REIがベースを披露!引き締まった鋼の肉体にふんどし一丁という姿で現れたTATSUOが、自信満々で和太鼓の演奏に挑むも・・・・・・!? 他にも、PInOがドラム、MADOKAがフリースタイルラップ、REIがベースを披露!魅せるスキルにも秀でたミュージシャン3人の豪華コラボレーションによるソーラン節の演奏は、まるで踊りを観ているような感覚に陥るほどダンサブル!魅せるスキルにも秀でたミュージシャン3人の豪華コラボレーションによるソーラン節の演奏は、まるで踊りを観ているような感覚に陥るほどダンサブル!20取材・文=植田陽text by Minami Ueda写真提供=(株)踊心photo-cooperate by ODORIGOKORO取材・文=植田陽text by Minami Ueda写真提供=(株)踊心photo-cooperate by ODORIGOKORO主催=株式会社 踊心、株式会社 ダンスワークス主催=株式会社 踊心

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