『SDM』 VOL.53
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――CHIGUSAさんにとっても今回の出演は初の経験となるわけですね!Seishiro‥初経験かもしれないけど、そのままのCHIGUSAさんで大丈夫です。それも含めて考えていたというか、私、誰かに何かをお願いする時って、「その人のそのままで」ということを考えるんです。今までのCHIGUSAさんとは全くイメージが違う(今回の公演のコンセプトである)現代的な日本やアートを彷彿とさせるコスチュームを着る、でも声のトーンや立ち振る舞いはいつものCHIGU-SAさん。その世界観が全部想像できた時、すごく品のいいものになると思ったんです!――確かにあの衣装とメイクはいつものCHIGUSAさんと全然イメージが違いますね!Seishiro‥ステキですよね! メイクさんも衣装さんも世界的なアーティストの方ですし、私がこの衣装着たいくらい本当にうらやましい(笑)! 着心地はどうでした?CHIGUSA‥良かったですよ! 意外と重くなくて、軽い素材で出来ているみたいです。セリフ読むのにも邪魔にならなそうです!――セリフと言えば、台本についてはどう思われました?CHIGUSA‥私、最初に本に目を通す時って、自分がどういう風に読んで立ち振る舞うのかが簡単に想像できる時とそうでない時があるんです。今回の台本の第一稿を読ませていただいた時は「こうだったらできそうだな」というのがすごく想像ができました!――では、今回の舞台に対する意気込みをお願いします!CHIGUSA‥自分が公演という大きいものの一部になれるのはすごい楽しみです! 普通ダンスイベントって、主催側や出演者の方々は「その日まで頑張ってきた」熱い想いってあるじゃないですか? でもMCっていつも当日だけの動きで終わってしまうので、1つのものをみんなで作り上げた実感と一体感に憧れていて。だから、やっとダンスイベントでも「私もこのイベントの一部です!」って胸を張って言える時が来たと思いました! 私自身、どんな公演になるかとても楽しみにしています!Seishiro‥しかも今回はただのダンスイベントではなく〝公演〞ですからね! MCをただのMCで登場させるのはもったいないですし、MCすらちゃんと演出の中で〝ストーリーテラー〞として成立するように考えているので、その世界観を楽しみにしていてください!FINAL LEGEND IV TOPIC #1〝蓮の花〟をイメージした衣装とメイクを手がけるのは、パリコレにも出展したトップ・クリエイターたち!●メイク歯朶原 諭子/Satoko Shidahara(High Shock)●衣装大野 知英/Chie Ohno(heterophonic Dada)『FINAL LEGEND Ⅳ』作品コラボINFO● ストーリーテラーCHIGUSA(メイク:歯朶原諭子、衣装:大野知英)● NORI作品「FURIOUS」(メイク:歯朶原諭子)CHIGUSAは『Legend Tokyo』大会本戦の第1回大会からTAKAHIROとともにMCを担当している!Prole関西を中心にヘアメイクアップアーティストとして活動、イベントや展示などのプロデュースなども手掛け、舞台やショー、TVやCM、雑誌やブライダルなど、その内容は多岐に渡る。2013年にはメイクの国際大会で2部門で金メダルを受賞し、パリコレヘアメイクアップアーティストオーディションではグランプリ受賞、世界的な活動を展開している。Prole成安造形短期大学でファッションアート学ぶ。卒業後、演劇・ダンス・パフォーマンスなどの舞台衣装を中心にデザインや制作を行ない、近年ではアジアを中心とした海外でのコスチュームの展示やショー、ワークショップなども精力的に展開。消費されていくファッションとは違った、〝表現〟としての装いを様々な素材を使って作品にしている。そのままのCHIGUSAさんで。公演という大きなものの一部に。Proleレコードメーカーで洋楽制作を経験した後、プロモーターとして活躍。その傍ら、クラブMCとしても活動し、ラジオ・テレビなどでもDJ・MCとして本格的な活動をスタート。そのネイティブな英語力で海外アーティストへの同時通訳もこなし、才色兼備なパーソナリティーとして多方面から信頼されている。CHIGUSA〝私もこの公演の一部です〞、 胸を張ってそう言える日が私にもやっと来た!15

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