『SDM』 VOL.54
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独特の振付けと随所に散りばめられた想像力を掻き立てる演出で、人間がこれから直面するであろう課題に対するメッセージを、観る者に強く訴えた前衛的な作品!Saccoの真骨頂ともいえる類稀なる構成力と、現代アートの最先端であるかぐづちがコラボ! 芸術性が格段にアップし、静と動で魅せるダンスアートの真髄をみせつけた。Seishiro演出のオープニング。息を呑むほど洗練された空気感で、公演全体のムードをつくり上げた。なんと京都公演ではSeishiroと15名のダンサーに加え、KAORIaliveも出演!バトントワリングとのコラボと、自らの進化した作品力で原作のリメイクを成功させたYae.Saya。身体の底から湧き上がるような生命力が感じられるステージで観客を魅了した。舞台からあふれんばかりの熱量を放つ、大人数による圧巻の群舞! 磨き上げられたムーブ、その1つひとつに込められた想いを、強く感じ取ることのできる珠玉の「名作」!ご存知「名作」が、今回のステージサイズに合わせて構成から再考され、関西初上陸。梅棒らしいエネルギッシュで魂こもった群舞が、客席に大きな感動の渦を巻き起こした!照明機材が設置されたバトンを下げるという斬新な演出をみせ、舞台への飽くなき探求心を覗かせたIPPEI。ダンス自体もより洗練されたヒップホップの振付けで魅せた!Directed by Seishiro 「Opening」IPPEI作品「a conict with myself」Sacco作品「Art museum」梅棒作品「パパ、I LOVE YOU」複雑な構成と表現力豊かな振付けで、〝生〟に対するメッセージを情感深く表現した作品。 澄んだ世界観の中で、歌詞に乗せて心にまでしみ込んでくる群舞は感動のひと言。MUKABI作品「仏華道」Memorable Moment作品「No War」Anthony Hutchinson作品「時とともに失われていく人間性」Yae.Saya作品「go.」関西公演作品紹介23

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