『SDM』 VOL.54
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大会初開催の頃より参加し、4度目の挑戦となった今回でみごと優勝!! レジェンド本戦出展権を勝ちとった彼女、その挑戦の歴史をここに紹介。地元を離れ、東日本提携大会にも参戦! アウェイの地ながらパッションあふれる作品を見せきった!初挑戦の作品は、1つの物語を、1曲使い、キレのあるルーティンでドラマティックにみせた!マイクスタンドも用いて、まさに〝歌う〟楽しさをダンスで表現してみせた意欲作!KANAMI、挑戦の歴史KANAMI、挑戦の歴史TOKYO DANCE STREAM@豊洲PIT作品名作品名「Sing away」2015.4.29master works TOKAI ‒第三章-@名古屋市西文化小劇場「Sing away」作品名作品名2015.4.5master works TOKAI@新栄・ダイヤモンドホール作品名作品名「Seeking for Heart」2014.4.6『master works TOKAI -第五章-』、来春開催!http://www.topup.co.jp/masterworks/http://www.topup.co.jp/masterworks/Information▼ 詳細はオフィシャルサイトにて!〝勝負する場がある〞 という環境が、 シーン全体の質の向上に 繋がっている!『master works TOKAI』オーガナイザー『master works TOKAI』オーガナイザー――率直に、今大会の作品のクオリティはどのように感じましたか? 大会を始めて3年になりますが、最初はみんなが手探りの状態でスタートで、だからこそ幅広いものが出てきました。それをこうやって続けてきて、みんなが「コレオグラフナンバーのコンテスト」というものに慣れてきたのだと思います。研究を重ねて、テーマや演出、振付け以外のところも一体感を出せて、全体のクオリティが上がっている、着実にコレオグラファーの努力が実ってきていると感じています!――東海シーンでの全体的なレベルアップは感じますか? この大会だけではありませんが、さまざまな舞台や発表会を通して、コレオグラファーは、テーマやメッセージを「言葉なくしてどうダンスで表現するのか」を研究していますし、出演ダンサー側も「コレオグラフ作品に出る」ということを理解し、慣れてきている。ただ、『master works TOKAI』やレジェンドがあるということ、この〝勝負する場がある〞ということ自体で、発表会や舞台公演に作品を出すこととはまた違った作品の創り方、仕上げ方、追い込み方をする。そういう環境が質の向上に結びついているのではないかと思いますね!大会オーガナイザーに直撃!大会オーガナイザーに直撃!東海コレオグラフシーンはなぜ急激にレベルアップした!?東海コレオグラフシーンはなぜ急激にレベルアップした!?――KANAMIさんは過去のレジェンド本戦に出演されていたんですよね? そうですね、この大会のプロデューサーでもあるCONiYさんの作品に、Chapter.3と4の時にゲストダンサーとして参加させていただいていました。もともとこの大会に挑戦したのも、CONiYさんの作品でレジェンドの舞台を経験して、そこで学んだものを活かしたいという気持ちがあったんです。――通算4度目の挑戦だったわけですが、その道のりはいかがでしたか? そりゃもう大変ですよ! 「どうしてもレジェンドの本戦に行きたい!」という想いはありましたし、出演者のみんなの頑張りを無駄にしたくなかったのもあります。だから今、みんなと本戦にいけることがとても嬉しいです。――KANAMIさんにとって〝レジェンド〞とは? ここ3、4年の私のダンス人生の中で一番の目標であり、一番立ってみたかった憧れの舞台です。私も前はオープニングでコレオが円形リフトで下から上がってくるのを待機室で見てた側なんですが、とうとう自分もあれをやる側になったんですね(笑)。レジェンドはコレオグラファーとしては初心者なので、1つでも何か爪痕を残せるように頑張ります!あこがれの舞台、みんなで立てることが嬉しい。WINNERINTERVIEW!KANAMIKANAMI(Romp)(Romp)高橋純一郎高橋純一郎「カルタはスポーツだ!」というテーマを体現した作品! 衣装や小道具、使用音源などで世界観を隙なく創りあげ、テンポよく観る者を楽しませる展開でみごと優勝をつかみとった!小道具のカルタも舞台用に大きめ。カルタが小気味よく高く舞い上がる演出は秀逸!最優秀作品賞審査員賞-梅棒-審査員賞-梅棒-振付師:KANAMI 作品名:歌留多Queen47

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