『SDM』 VOL.55
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40写真=中島恵photography by Kei Nakashima 取材・文=安江雄彦text by Takepico Yasueスペシャル対談!!日本工学院ミュージックカレッジダンスパフォーマンス科多くの実力派ダンサーを輩出している日本工学院のダンスパフォーマンス科。同学科の卒業生の中でも輝かしい活躍をみせるのが、現在は講師として現役生の指導もしているプロダンサーAKANEN!!今回は彼女をゲストに招き、現役学生4名との対談を通して、プロの世界で活躍するための秘訣に迫る!卒業生現役生憧れの先輩は、一線で活躍するプロダンサー!――現役生のみなさんは普段どういった意識で、授業に取り組んでいますか?渡辺:授業以外の時間で、他のダンススタジオのレッスンを受けることもあるのですが、バレエなどは、自分から進んでは受けに行きづらいので、授業の時は大切にしています。鈴木:私は、周りの皆を意識して、他の人より先生から多く盗んで吸収しようと、ライバル意識を持ってやっていますね。橋本:気持ちが下がってしまう時もありますが、授業になったらどのジャンルも気を抜かないように大切にしています。坂本:ジャズやコンテンポラリーが苦手なので、得意なジャンルより気合いを入れて受けています。――今のお話を聞いて、AKANENさんはいかがですか?AKANEN:現役学生の頃は、彼女たちと同じような気持ちで授業に臨んでいましたね。しっかりとしたカリキュラムがあって、ダンススクールのレッスンではメジャーではないバレエやコンテンポラリー、ソウル、経験者の少ないハウスが必須の授業として受けられるのはありがたいことです。橋本:AKANENさんでも、モチベーションが下がってしまうこととかありましたか?AKANEN:夜遅くまで友達と練習した翌日のレッスンが体力的に大変でしたけど、エナジードリンクを飲んで気合いを入れていました(笑)。 でもやっぱり、鈴木さんも言っていた通り、周りの皆が仲間であり、ライバルであることを意識するとモチベーションが上がるし、この恵まれた環境は〝2年間しかない〟と考えると一分一秒無駄にできません! もちろん、買い物をしたり遊んだり息抜きも時には必要ですけどね。鈴木:私は今、アパレルショップでアルバイトをしているのですが、AKANENさんはアルバイトをしていましたか?2期生2010年卒AKANEN2年生鈴木りささん1年生橋本優歩さん[Prole]小学校3年からダンスを始め、高校卒業後、日本工学院ダンスパフォーマンス科に入学し、様々なジャンルを習得する。その後はNYやLAでもダンスを学び、現在は同校にて講師を務め、後輩の指導にあたっている。所属するダンスチームでのショー出演や国内外でのワークショップなどを展開。著名アーティストのPVやLIVE、テレビCMなどへの出演や振付けなどでも活躍中。[Prole]出身:埼玉県得意ジャンル:ヒップホップ主な経歴:超新星「きっと」PV出演将来の夢:BIGになる![Prole]出身:神奈川県得意ジャンル:ヒップホップ主な経歴:AI+加藤ミリヤ+VERVAL    「RUN FREE」PV出演将来の夢:プロとして活躍するダンサー![Job]・剛力彩芽「友達より大切な人」PV出演・SPEED「SPD」PV出演・湘南乃風「ガチ桜」 PV出演・アイスの実CMダンサー ・Perfume「不自然なガール」 PV出演・青山テルマ「It's Party」 PV出演・加藤ミリヤ「DESIRE」 PV出演・AAA振り付けアシスタント ・初音ミクprojectDIVA CM振付け ・龍がごとく5 プリンセスリーグ振付け・三浦大知DMTour武道館Live バックアップダンサー ・SMAP『Gift of smap tour2012』バックアップダンサー ・紅白歌合戦2011/2012郷ひろみバックアップダンサーなど他多数

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