『SDM』 VOL.56
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 史上空前の規模での開催となった5周年大会から1年。再び会場を舞浜アンフィシアターへと戻し、最高峰のダンス・エンターテインメント作品コンテスト『Legend Tokyo』が開催! 同劇場は一般的な劇場とは違った円形状の張出しステージが特徴的なシアター。しかし、Chapter.3、4と同劇場を経験し、さらに昨年の横浜アリーナの超巨大ステージを経験したコレオグラファーからすれば、もはや〝作品づくりが難しい〞という過酷な環境ではない。  従来の東日本、関西、東海、南日本地域の提携大会に加え、今年はさらに広島で中国四国提携大会が追加され、まだ見ぬ強豪コレオグラファーが全国各地から、新たなる勝負ダンス・エンターテインメント作品で頂点に輝くべく舞浜アンフィシアターに集結した!  また、今大会の大きな特徴が3DAYS開催、学生を対象とした新たな部門〝学生コレオグラファー部門〞の新設だ。近年、拡大し続けるダンスシーンにおいて、もはや〝コレオグラフ〞という点においてもその存在を無視することが難しい学生ダンスシーン。そして〝レジェンド〞過去大会においても学生コレオグラファーが輝かしい経歴を残していたことから満を持しての新部門の設立となった! 大会1日目の12日、その頂点となる〝初代ユース・レジェンド〞の座を目指し、集結したのは12作品。各地域予選や提携大会の開催はなかったものの、関東はもちろん、関西や北海道など幅広い地域から集まった作品で競われた。 若く斬新な感性の輝く作品が次々と披露され、審査員評価が接戦となる中、みごと最優秀作品賞に輝いたのは兵庫より参戦した関西学院大学のダンスサークルsuper★NOVA! 日々を共に活動してきた彼女たちの確かな団結力が勝ちとった結果といえるだろう。 迎えた13日、いよいよ本戦が始まる。事前の評価や予想で「今年は誰が優勝(レジェンド)となるのかわからない!」という声が多く聞こえる中、いよいよ大会の幕が開けた。 本戦ともなると「こういう作品の方が審査員・大衆ウケがいい」という考えを持った作品は存在しない。本大会ならではの審査方法、〝さまざまな視点を持つ審査員陣が「誰もが楽しめる、心を動かされる作品かどうか」を評価する〞を理解した選ばれし振付師の作品のみが集う! まさに「自分の個性を発揮したこの作品とクリエイティビティはどう評価されるのか?」という気概がうかがえる、実に個性ゆたかな芯の感じられる作品が繰り広げられていく。 そして、22作品目、コンテストの大トリとなる作品で事件は起こった!総特集!怒濤の3DAYS開催! 新時代を切り拓く、熱きコレオグラファーたちの競演!全出展コレオグラファーによるオープニング!総合演出は前大会〝レジェンド〟のSeishiro。圧倒的な世界観で大会の幕開けを飾った! 詳細レポートはP31に掲載!オープニング/ゲスト年々、そのレベルが上がっているコンテスト本戦。さまざまな作品表現で来場者を楽しませ、審査員を悩ませた。各出展作品レポートはP20に掲載!コンテスト本戦オーディエンス投票の一貫として「投票前に、もう一度全作品を思い出してもらう」というセレモニー。全作品が勢揃い!DAY.1 エンディングセレモニー今年から新設された、学生を対象とした部門。日本各地から腕に覚えのある若き才能たちが集まり、その頂点が競われた!詳細レポートはP36から掲載!学生コレオグラファー部門04

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