『SDM』 VOL.57
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Chiyodaの担当社員さんから、「どんなシューズが作れるか?」のレクチャー!デザインやカラーリングの提案ではなんとiPadも使用!Chiyoda 品川女子学院学校のダンス部に行こう!近年、数々の全国大会が誕生し、熾烈な頂上争いが行なわれている高校ダンス部シーン。ここでは、大規模な全国大会の1つである『DANCE CLUB CHAMPIONSHIP vol.4(以下略:DCC)』にて女子高ながらユニークな作品で特別賞を受賞した品川女子学院を紹介しましょう!写真=井上治photography by Osamu Inoue取材・文=長濱佳孝 edit by Yoshitaka Nagahamaダンス部データ●部員数/154人(高等部・中等部合わせて)●活動日/月・水・金 ●設 立/1964年●ジャンル/クラシックバレエ、ジャズダンス、ヒップホップ……etc.(ほぼ何でも)154人の大所帯で活動する、中高一貫の女子高ダンス部!中高一貫校として、中等部3学年、高等部2学年(※高3は4月で引退)の計5学年、154人もの大所帯で活動しているのが品川女子学院のダンス部だ! 大所帯ながら活動は縦割り、横割りの組織(班分け)で整然と運営されており、練習や作品づくりも基本的に自分たちの手で行なっている。そして、この夏に開催された『DCC vol.4』では高2部員たちによる、お坊さんをモチーフとした『修行』という作品で、みごとChiyoda特別賞を獲得! その作品の内容と、副賞のオリジナルシューズ作成権の打ち合わせ風景、そして受賞作品の全メンバーを紹介しましょう!DCCでChiyoda賞ゲット!漢字2文字でテーマを表現するこの大会、品川女子学院は全員がお坊さんと坊主に扮し、「修行」と題されたコミカルな作品を披露!みごとChiyoda賞をゲット! その副賞の内容は、なんとオリジナルシューズ作成権のプレゼント!全メンバーで集合写真! お坊さん役が3人、坊主役が18人、全員はスキンヘッドのカツラを揃えるこだわりよう!それぞれが意見を出し合い、世界で1つだけの、オリジナルのカラーリングを考えます!黒板には数々のキーワードが……。完成品はChiyoda公式サイトにて!(※左ページQRコード参照)Chiyodaでオリジナルシューズを作成!部長に直撃! 顧問前田先生 は語る!    品川女子学院のダンス部ってどんな部活!? 部長みゅうさん(2年)Q154人もの部員をまとめるのは大変ではないですか!? A際立ってダンスが上手いわけではない自分たちが結果を残したいと考えた時、「他と作風が被らない」ことを重視しました。このテーマは誰かがふと思い浮かんだ案で、最初は賛否両論だったんで すけど(笑)、今ではみんなが大好きな作品です!A学年ごとの団結力はもちろん、154人全員が集まったときの迫力はどこにも負けないですね。一貫校ならではの、中1から高2まで5年間を同じ仲間とみっちり過ごしているのも強みだと思っていて、私自身、中学、高校生活の全  てがダンス部だと自信を持って言えます!Q生徒のみなさんによる部の運営の様子は先生から見ていかがですか?A近年、大会が増え、中2、中3、高1、高2のチームが別日程で大会に参加しています。全学年の予定を考慮して部活動全体の練習予定を組み、全体の力を上げていくことはとても大変なことで、最高学年の部長・副部長を中心によく頑張ってくれていると思います。Q部員のみなさんには部活動を通してどのようになって欲しいですか?AOGがつくりあげてきたこの伝統を守れるよう、1人1人が自覚をし、努力をしています。今後はさらに基礎練習の強化と日々の努力により、ダンススキルを向上させてほしいです。その上で、自分たちの踊りたいコンセプトを追究した作品ができると良いと考えています!A学年ごとに責任者がいて、練習や作品づくりも学年ごとに自立して進めているので、そこまで大変というわけではないです! もちろん全員に指示を出したり最終的な責任者は私な  ので、大変と言えば大変ですが(笑)。Qあのユニークなお坊さんの作品はどうやって考えたのですか? Q品女ダンス部の良いところを教えてください!22

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