『SDM』 VOL.57
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――初めて映像作品に挑戦した感想をお聞かせください!前々から撮りたいとは考えていたのですが、En Dance Studioさんに協力していただけることになり、今しかないとチャレンジしてみました。ステージ作品とは違う難しさがあって、まだまだ反省点はありますが、勉強になることも多かったですね。ロケをさせていただいたお寺もすごく協力的で、普段は入れないような場所で踊らせて頂いたり、住職さんにも登場していただいたりで、貴重な経験ができました。――どのようなイメージで撮影したのですか?5月の『FINAL LEGENDⅣ』のオープニングのイメージです。いままでステージ作品をいくつか作ってきて、せっかく魂込めて作ったそれらを何か別の形で残したいと思っていました。もちろんダンス作品は〝生〞が一番なのですが、映像は時間や地域を越えて多くの人に、作品を観てもらえる手段。しかも、単なるステージの記録映像ではなく、映像作品だからこそできる表現としてビジュアル化したかったんです!――作る上でどんな部分にこだわりましたか?私は日本的な風景、色彩、空気感が特に好きなので、そういった部分を上手く活かしつつ、さらにはあえて崩しつつ、その魅力を最大限に引き出そうと意識しました。ダンスの魅せ方自体には苦戦しませんでしたが、踊り以外の部分が結構大変でしたね。ただ、そういった要素も含めひとつの作品表現になっているので、みなさん是非チェックして欲しいですね!注目の映像作品は近日公開予定!編集=安江雄彦text by Takepico Yasue52

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