『SDM』 VOL.58
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今年は夏休み週末でも最も出演ダンサーを集めやすい時期に開催! さらに本戦会場は「東京駅」徒歩5分という日本最強の好アクセス。まさに今年こそ挑むべき!しかし、いざ挑むとなると、いろいろ不安があるもの。そこで実際に予選大会から挑み、『Legend Tokyo』6代目覇者となったENcounter ENgraversのリーダーAKIHITOが、よくある疑問や不安にアドバイス! 歴代大会覇者の中でも最多の挑戦歴をもち、最高峰の結果に輝いた彼のメッセージはきっと参考になるはず!しかし、いざ挑むとなると、いろいろ不安があるもの。そこで実際に予選大会から挑み、『Legend Tokyo』6代目覇者となったENcounter ENgraversのリーダーAKIHITOが、よくある疑問や不安にアドバイス! 歴代大会覇者の中でも最多の挑戦歴をもち、最高峰の結果に輝いた彼のメッセージはきっと参考になるはず!→ENcounter ENgraversも予選通過時の作品は〝タイトなルーティンのヒップホップ作品〟であった。レジェンド出展を悩んでいる人たちへ。 未だかつてダンサーが立てたことのないような規模のステージに立てる。自分の作品を披露できる可能性が現実に存在する。その可能性を「今つかむのか? 見逃すのか?」。そう考えて先の5年後から今をみた時、今の自分の劣等感や自信なんて本当になんでもないものだと思います!  だからまずは「仲間と一緒に大きなステージに立ちたい!」「楽しみたい!」っていう素直な気持ち方が大切! 最初の動機は思い出づくりでいいと思います。だって現に僕がそうでしたから(笑)! そうじゃなきゃ人は前に進めないし、実際に本当に最高の思い出ですよ!  みんな勝敗や作品力にこだわって、お堅い方向に考えすぎ! まず絶対に「大きなステージでは踊りたくない!」ってダンサーはいないと思いますから!「オノマトペ」みたいな作品ができないと挑んじゃいけない!?予選からあんな作品を創るのは絶対に無理です! 「オノマトペ」という作品ができたのは、僕らが本戦で3年連続負ける経験をしたから。毎年悔しい思いをして研究した結果、「僕らにこれが1番合うんじゃないか?」っていうのを見つけただけです。僕に何か特別な才能があったからでは絶対にありません。まずは本戦で実戦経験を重ねて成長しないと〝本当の自分の作品〟はみえないと思います!予選に挑みたいけど、出演者の集め方がわからない!大丈夫! 僕も予選に挑んだ時は上京したてだったので、まず1人から始まったんだから。ひとつ言いえるのは「レジェンドに出ようって誘われて、嫌な気分になる人って誰かいる?」ってこと。実は何も失うものはない、求めてないから生まれないだけで、たぶん周りには「誘われたら出たい人」って確実にいると思います! ましてや周りに人がいるのに「自分はまだ早い」は恵まれているのにもったいない!レベルが高すぎて出ても勝てるか解らない!逆に負けたら何かアカンことあるの? 僕自身の経験として、勉強にはなったけど損したことは何1つなかった! 2の次だと思うんですよ。「作品を作る上手さ」とか「群舞がスゴい」とか。だって挑まなかったら「自分に何が必要なのか?」なんて絶対わからない。実戦経験ないことを悩んでも意味ないと思います。それより「仲間と大きなステージに立ちたい!」そういう想いを実行して感じたことの方が何億倍も大切!これはストリートダンスのコンテストではないのでは!?根っからのヒップホッパーの僕からみて、この大会は最もシンプルなストリートダンスだと思います。単純に「観る者誰もを楽しませれば勝てる」、「みんなと団結して挑める」。僕はダンスで大切なのは人と人とのつながりや絆だと思うんです。クラブだって人と一緒に踊るから楽しい。自分のダンスを観て感動してもらえるから楽しい。そんな根本にある楽しさをぶつけられる場所なのに、難しく考えすぎな気がします!仮に本戦にいってもあんな大人数がいない!僕らのチームは今160人近くいますが、案外、自分らで集めたこと1回もないですよ。それはいつも「SDM」が大きくとりあげてくれて、それを読んだ人たちが来てくれる。実は普通のコンテストと違って、そうやって周りの環境をつくってくれるのが、レジェンドの裏の魅力なんです! 僕らがなぜ日本最大のヒップホップ・クルーに成長できたかっていうと、「レジェンドに出たから人が集まった」だけです!レジェンドに作品だすってスゴく大変なことでは!?僕は「どうにかしないと!」が強かったのであまり感じていなかった。確かに大変ですが、それより作品に懸ける気持ちの方が全然強かった。それ以上にあのスーパーヒーローみたいに出させてもらえるレジェンドのオープニングに立って気持ち良くないダンサーはいないと思います! だから逆に大変さよりも「あのオープニングに立ちたい」っていう漠然とした想いから入った方いい。もうちょっとしたスターですよ、本戦は!そして、今年の本戦は歴代大会で最も好日程・好アクセスで開催!実際に予選から挑み、頂点に輝いた者が、これから挑むコレオグラファーたちの 不安にアドバイス! 実際に予選から挑み、頂点に輝いた者が、これから挑むコレオグラファーたちの 不安にアドバイス! Legend Tokyo Chapter.7大会本戦2017年8月19日(土)-20日(日) 会場:東京国際フォーラム・ホールA3月5日(日)南日本提携大会(福岡) 『Asia Dance Works Competition 2017』会場:福岡国際会議場・メインホール予選・提携大会4月9日(日)中日本提携大会(名古屋) 『master works TOKAI -第五章-』会場:名古屋市芸術創造センター4月9日(日)西日本大会(大阪) 『Legend Tokyo Chapter.7 -WEST RISE-』会場:クレオ大阪西4月15日(土)東日本大会(東京)『Legend Tokyo Chapter.7 -EAST RISE-』会場:パルテノン多摩←『Legend Tokyo』本戦のオープニングでは、毎回最大限にド派手な演出で出展コレオグラファーたちをフィーチャーする!http://legend-tokyo.com/詳細MessageENcounter ENgravers2013年『Legend Tokyo』東日本予選で初登場。枠内ギリギリで予選突破。大会本戦では唯一、芸能界才能発掘の第一人者、ホリプロ・鈴木基之氏が1位票を入れてシード権を獲得(他の審査票はゼロ)。その後、毎大会挑み続け、2016年大会史上初の全審査票1位というパーフェクト優勝の偉業を成しとげた!『Legend Tokyo』挑戦のProle「仲間と大きなステージに立ちたい!」 最初はその気持ちで充分!「仲間と大きなステージに立ちたい!」 最初はその気持ちで充分!55

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