『SDM』 VOL.59
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ダンスでつなぐ文化交流、言語を超えたコミュニケーション! 日本技能向上委員会の文化交流事業としてハワイで開催されている『Aloha Dance Convention』も開催早3年目! 2連覇を狙う前回チャンピオンチームをはじめとする地元強豪チーム、そして日本からの参戦チームによりその頂点の座が争われた! 日本にはあまりなじみのないハワイのダンスシーンではあるが、やはりそこはアメリカ! 大人数でスピーディーかつパワフルな振付けを圧倒的に揃えてみせるヒップホップが現地では王道的なスタイルであり、その迫力でどのチームも大いに会場を沸かす! パフォーマンスの中盤で太めのメンバーや妙に色っぽい男性など、妙にキャラの濃いメンバーがセンターに踊り出て会場を盛りあげるのも1つの特徴と言えるだろう! また、日本からは高校や専門学校の生徒たちによるチームが主体となり、日本や和を表現するパフォーマンスで会場からの大きな喝采を受ける。そして、審査結果発表前には、全チームがステージに上がり、サイファー(1人ずつ自由に真ん中に出て自分の踊りを見せつける)が繰り広げる。言葉は通じなくともダンスで理解しあう様子はまさに〝ダンスを通した文化交流〞だ! 大会の結果は前回優勝チームが2連覇を果たし、日本チームには惜しい結果とはなったものの、〝文化交流〞という点で、他では得がたい貴重な経験となったことだろう!日本ダンス技能向上委員会http://jdsac.jp/コンテスト出場チームの他、日本とハワイからのハイレベルなゲストチームも大会を盛りあげた! その1部をご紹介!圧倒的に揃えられた振付けに多彩な展開はみごと! そして何よりチーム名の由来でもある白い板を用いた演出や音ハメ、視覚的なトリックで会場を沸かせ、2連覇達成!細かい音ハメに大人数で一体となって魅せる繊細で複雑な構成は出場チームの中でも圧倒的! スキのない気迫のこもったパフォーマンスで準グランプリを獲得!日本でも有名なボカロ曲「千本桜」に合わせ、日本舞踊を思わせるような優雅で繊細な振付けを披露! パワーやスピードで魅せるチームとはまた違った魅力で会場を沸かした!キッズ4人によるポッピンチーム! 小さいながらスキルは本格的でヴォーギングやパンキング、ロッキン、ヒップホップなど、さまざまなジャンルを踊りこなす実力は本物!大会プロデューサーの山川氏、大会委員長の二木氏とともに優勝を記念して集合写真!なんとJALの現役客室乗務員によるチアチーム、大会を盛りあげた!現地代表審査員を務めたニコールによるパフォーマンス、少人数ながら圧倒的な存在感をしめした!審査員も務めたMASAMI、MIWA、YUMEからなる日本の誇るフィメールチーム、和洋折衷のパフォーマンスで貫録を見せつけた!入賞チーム紹介!ゲストショーケース!現地チーム現地チーム現地チーム日本チーム19

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