『SDM』 VOL.61
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編集=長濱佳孝text by Yoshitaka Nagahama写真提供=井上治photography by Osamu Inoue取材協力=アンクリエイティブcooperated by An Creative Inc.世界累計利用者数4000万人を超える大人気スマホゲーム「モンスターストライク(以下略:モンスト)」の世界観を楽しめるライブエンターテインメントショー『XFLAG PARK2017』! 2日間で4万人が来場したこの超大規模なイベントにENcounter ENgravers、Seishiro、SHOJINといった『Legend Tokyo』で活躍するコレオグラファーが、同じく大会で過去複数回審査員を務めた永利氏の手引きにより多数起用! 彼らが魅せたエンタメショーをレポートしよう!2017.7.8(土)-9(日)幕張メッセ国際展示場1~6ホール〝レジェンド〟コレオグラファーが魅せる、ゲーム LIVEエンターテインメントショー!モンストを生み出したXFLAGスタジオがプロデュースする超大型ライブイベント。有名ゲームプレイヤーによるゲームバトルに、ゲームの世界観を具現化したステージなど、全く新しいライブエンターテインメントとして2016年より開催されている。https://event.xag.com/park/2017/『XFLAG PARK』とは!?―今回のパフォーマンスはどのように作られたのですか? このパフォーマンスは「モンストのモンスターを実写化した世界を、ダンスと演劇を含めて1つのステージで作る」というものです。演出家や脚本家の方から最初に簡単な注文はありましたが、基本的に信頼していただき、のびのびと作らせていただきました!―大がかりな衣裳を着けてのダンスは大変ではなかったですか? 事前にあの衣裳を着けてPR映像を撮影して感覚は分かっていたので、「あの衣裳を着けた想定での振付」を考えることができました。圧倒的に顔が目立つ衣裳なので、ステップをなくし、顔や首に特化した振付、そしてなおかつキャッチーなものを意識しましたね!―特に意識して作られたポイントはありますか? お客さんはダンサーではなくて、モンストファンの人たち。そこのツボは絶対につきたいと思いました! もともとのゲームに「落武者はこういうダンスを踊ります」という設定がない中で、落武者のダンスを提示する。そこをうまく利用して、落武者ならではのドラマに幸福の王子との関係性を展開していく、そこが今回のパフォーマンスのポイントでしたね!頭の先からつま先まで、全てを〝金〟で統一! その制作費はウン百万とか……。幸福の王子刺さった矢や細部の汚れなど、キャラクターがそのままゲームから出てきたかのような再現度!落武者ENcounter ENgraversが振付&出演!NENBUTSU DANCE~4-Star Story~モンストのキャラクター、幸福の王子と落武者が繰り広げる20分のダンスショー! 1度見たら忘れられないビジュアルのパフォーマンスで、来場者たちに強烈なインパクトを残した!今回の振付の感想は!?細部の作りこみはもちろん、顔(マスク)も全面〝金〟! ちなみに中の人はAKIHITO!AKIHITO(ENcounter ENgravers)コスチュームチェック!共に(レア度が)星4つというモンスターの悲哀が演技とダンスでコミカルに描かれる。落武者たちの機敏なユニゾン! そのキャッチーな振付は1度見たら忘れられない!16

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