『SDM』 VOL.61
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SHOJINが振付&一部出演!モンストの世界の実験室「ROOM X」での数々の実験、しかし実験が暴走して……というストーリーを6つの異なるパフォーマンスで描いた50分の大作ステージ! SHOJINが全ダンスパートを担当した!迫力の巨大LEDビジョンとともに展開される、映像とのコラボパフォーマンス!振付を手がけたSHOJIN自身も最先端スーツに身を包んだ研究員役として登場!「WIND」を表すテーマ(研究室)のパフォーマンスは、ダンサーたちが群舞で風を表現する。少林拳を披露するのは、中国からはるばる来日した本物の少林拳のパフォーマーたち!ダンスシーンだけではなく劇中のモニュメントを表現し、ただならぬ存在感を発揮してみせた!神秘的かつダークな雰囲気を漂わせるダンサーたち。Seishiroの繊細な振付が冴えわたる!Seishiroが振付!SHOJINの着る、最先端技術で作られたというスーツ。これがどう最先端なのかというと……。研究員ROOM-X~Monst Lab Tours~MONST OPERETTA ~Shaolin Kung Fu~暗闇で光る! 巨大なステージ上で抜群の存在感を発揮していた!―ダンスパートがかなりありましたが、すべてを振付されたのですか? そうです! 全体で約50分、6つのシーンに分かれたステージでしたが、ダンスの部分は全て振付けしました。最初は3シーンぐらいの予定だったんですけど、どんどん増えて、気付けば膨大な量の振付になっていました(笑)。―このような長い尺のパフォーマンスでどんなことを意識されましたか? 5分の作品では意識しなかったような、つなぎの部分や音源自体も飽きさせないようにシーンに違いを付けないといけない。例えば炎のシーンではビートを強く、風のシーンはコンテっぽく繊細に……など、細かいところも演出家の方を一緒に考えさせていただきました。―最後の全員登場のシーンでは、他のパフォーマーの方々の動きも作られたのですか? 個々の動きはお任せして、統轄という感じですね。分野も違うし、他のパフォーマーの方々は〝カウント〞で段取りを伝えても通じないので、それぞれのパフォーマーさんが活きるように、かつ構成と段取りを伝えて効果的に動かす、そういったことが今回のステージで新たに実践できましたし、勉強になりました!今回の振付の感想は!?SHOJIN―今回のパフォーマンスはどのように作られたのですか? 演技にダンスや芝居、オペラに少林拳といったさまざまなパフォーマンスを融合した30分のステージの中で、ダンスシーンの振付を担当しました。ただ、作品づくりを進めていく振付に加えてアクティング的な要素やダンスシーンも当初から増えたり……いろいろ信頼して任せていだきましたね!―振付としては新作になりますよね? そうですね、ただ今回のお話がレジェンドで優勝した作品の「小芥子」をクライアントの方がすごく気に入っていただいて、そこから今回のお話に繋がったので、あの作品のテイストは少しあります。ゲームのキャラクターの世界観にぴったりだということで、すごく気に入っていただけたんですよ!―何か今回のお仕事での気付きはありましたか? 色んな分野の素晴らしいパフォーマーの方とご一緒させていただいた舞台でしたので、1つ1つのステキな要素を新しく自分の中にインプットできた感じですね! 特にオペラはすごくて! 魂の叫びみたいに、空気全体が震える! いつか私の作品でもコラボしてやってみたいと思いました!今回の振付の感想は!?Seishiro振付のSeishiroと出演ダンサー、そして共演した少林拳法家のみなさんと記念撮影!衣裳は和テイスト抜群の着物。パッツリと揃えられたウィッグに独特のメイクが怪しい雰囲気を演出!クシナダ零の化身ゼロコスチュームチェック!コスチュームチェック!モンストのキャラクター、リン・ツーがクシナダ零(ゼロ)に立ち向かう、少林拳とオペラ、そしてダンスがかけ合わさった20分の異色のステージ! クシナダ零の化身のダンスシーンをSeishiroが手掛けた!17

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