『SDM』 VOL.63
24/60

―今回はじめて『FINAL LEGEND』に参加していただきますが、吉原さんは特技がダンスなんですよね?吉原 : はい、もともとダンスを始めたきっかけがボイメンにポッピンの全国大会2位というすごく上手なメンバーがいて、その人に憧れて始めました。僕も最初はポッピンをやっていて、後にクランプにハマって高校時代はよくレッスンに通っていましたね。―では所属グループのボイメンについて教えていだけますか?吉原 : 名古屋を中心に活動していて、歌とダンスはもちろん、お芝居にも力を入れています。ゼロから夢を追いかけていて、自分たちで道を切り拓いてきた雑草魂、そして気持ちで伝えることを大事にしています!KAORI : 歌とダンスとお芝居って、いろんな表現をやられるのは大変ではないですか?吉原 : 全てを両立することはもちろん大変ですが、何か1つのことを究めている人に失礼にならないように努力しています!―「歌とダンスと芝居」と言えば、KAORIさんもよくミュージカルを振付されていますよね?KAORI : はい、それぞれの表現に集中しなければいけないので、マルチなパフォーマンスをするのは大変だと思います。ただ、それぞれ違った身体表現の方法ですが、絶対に相互に影響していますし、それぞれの表現方法を知っている方が絶対に個々の表現自体も深くなると思いますね!―では、KAORIさんは振付師として舞台に携わることが多いかと思いますが、演者にはどういったことを意識して伝えていますか?KAORI : 状況によりますけど、プロの舞台でやる時は、まず演出家がいて、そこから演出意図が私に下りてきて、それを私から演者に渡すことになるので、それがスムーズに流れるように伝えようと心がけています。吉原さんは舞台に立つときに大事にされていることはありますか?吉原 : 僕の場合は、自分自身がまず一番に楽しむことを意識しています。楽しさって伝染しますし、楽しむことによって心に余裕が生まれると思うんですよね。KAORI : それはありますね! 私もよく生徒に踊ってもらう時は楽しい作品は楽しく、悲しい作品は悲しく、なるべく心を解放するように踊って欲しいと伝えています! 振付という〝形をなぞる〞ことよりも気持ちで表現する、〝自分の表現で踊る〞ことが大事だと思っています!―ただ、ダンスと歌と芝居とは違って、MCという立場はまた違った意識が必要ですよね?吉原 : 今回のようなMCではありませんが、僕自身、毎週月曜に放送しているラジオで2時間30分の生放送で何度もMCをしています。それと、自分たちのライブのコーナー枠でMCとしてしゃべる時もあるので、今回が初めてということではないので安心してくださいね(笑)。どの作品も、独創性とユーモアがあって、見ていてとても楽しい気持ちになる!どの作品も、独創性とユーモアがあって、見ていてとても楽しい気持ちになる!実は関東、関西も含めた3都市公演の中で歴代〝レジェンド〟作品が最も多く出展される『FINAL LEGEND Ⅵ』東海公演。開催を目前に控え、その魅力を3組の豪華公演ゲストパフォーマー陣とコレオグラファーの特別対談から紐解こう!実は関東、関西も含めた3都市公演の中で歴代〝レジェンド〟作品が最も多く出展される『FINAL LEGEND Ⅵ』東海公演。開催を目前に控え、その魅力を3組の豪華公演ゲストパフォーマー陣とコレオグラファーの特別対談から紐解こう!吉原雅斗吉原雅斗(BOYS AND MEN)(BOYS AND MEN)世界トップ・パフォーマー × 東海ダンスエンタメ・シーン、史上初のコラボが連続!!世界トップ・パフォーマー × 東海ダンスエンタメ・シーン、史上初のコラボが連続!!初上陸!!ファイナル〟東海公演、その魅力に迫る!初上陸!!ファイナル〟東海公演、その魅力に迫る!マルチな表現方法で魅せるエンタメ集団!形をなぞることよりも、自分の表現で踊る!『FINAL LEGEND Ⅵ』 東海公演MCPROFILE > 東海地方を拠点として活躍する、男性のみで構成されたエンタメグループ、BOYS AND MENのメンバー。グループとして歌とダンス、芝居を基軸に活動し、ライブパフォーマンスの他にも映画やドラマに多数出演。メンバーの中でも特にダンスを得意とし、歌にトークとなんでもこなすオールラウンダーとしてその才能を発揮している。取材・文=長濱佳孝text by Yoshitaka Nagahama22

元のページ  ../index.html#24

このブックを見る