2021年1月10日から全12ラウンドのレギュラーシーズン、そして7月1日にチャンピオンシップを行ない、開幕初年の戦いの幕を閉じた「第一生命 D.LEAGUE」(通称Dリーグ)。2~3週間のうちに1作品を作りあげる過酷だが華麗な戦いは、観る者をワクワクさせ、大きな話題を呼んだ!
そんなDリーグは11月14日より新たにチームが加わり、セカンドシーズンが始まる。ここでは新規参入するチーム「LIFULL ALT-RHYTHM」について、メンバーを中心に紹介!
注目の選手陣をここで知っていこう。
LIFULL ALT-RHYTHM
LIFULL ALT-RHYTHM(ライフル アルトリズム)は、多様な個性・表現を通して、ファンや観客だけでなく、パフォーマンスを支える〝あらゆる人〟のために、活動するダンスチーム。
計算され尽くした動きや錯覚を熟知した作品つくりで世界の注目を集める振付・演出家の野口 量氏をディレクターに、個性あふれるメンバーとともに感覚を刺激する新たなSHOWを創作し、記憶に残り豊かな感覚を開花させ、人生をさらに豊かに楽しむきっかけを届けることをテーマにしている。
ディレクター:野口 量
かつて黄帝心仙人らと共に「無名(ウーミン)」「G’old」として活動し、『JAPAN DANCE DELIGHT vol.12』にて優勝を果たしたアニメーションダンスを代表する振付師、野口量。また、須藤元気らと「WORLD ORDER」を発足し、数々のメディアにてパフォーマンスを行なっていた。
その後もミッシー・エリオットやウィル・アイ・アム、マーティン・ソルヴェグなど世界的アーティストから名指しで振付けの依頼を受け、日本を代表する演出・振付家として活動している。
まさに世界から高く評価されるその実力がどんな作品を魅せるのか!
アシスタントディレクター兼ダンサー:森井 淳
イギリスのLABAN CENTRE LONDON にて特定の課程を修了したことを意味するディプロマを取得したコンテンポラリー・ダンサー。
2002年に振付・演出の相原マユコらと共に「j.a.m.Dance Theatre 」を結成して以降、国内外にて公演を行なう。
また、近年ではDamien Jalet & 名和晃平「VESSEL」や、森山未來とタッグを組んでいたことでも有名なSidi Larbi Cherkaoui 振付の舞台作品「PLUTO」へ出演し、ツアーに参加するなど振付師としてもダンサーとしても世界的に活動している。
チームリーダー:Naoya Nagai
ジュニア時代より新体操で注目選手として活動し、2017年度全日本新体操選手権大会個人総合優勝を果たし日本一の選手となっている。
今では、ジャズをベースにアクロバットと踊りを組み合わせた唯一無二なスタイルを武器に、繊細かつ力強さのある表現者として活動中。
さらにSANTAらと共に単独公演「WAKAMONO」にて演出・振付を行なうその活動の場を大きく広げている、若手筆頭株だ!
Angelo
ヒップホップチーム「RUDE」のメンバーとして活動し、都内各地にて育成にも力を入れているAngelo。また数々のアーティストのバックアップをしており、中でも渡辺直美や加藤ミリヤなどのバックダンサーとして話題を呼んだ。
現在ではファッションブランドのモデル『EXILE』の松本利夫出演舞台『MATSUぼっち』05、07に出演、avex主催『STARILAND』のイベントにサウジアラビア、シンガポールにダンサーとして出演するなど、ダンスや演技、モデルなどグローバルに活動している。
iona
チーム「Alternative」として活動し、全国にファンをもつionaがLIFULL ALT-RHYTHMのメンバーに決定! 宇多田ヒカルや三浦大知などのMVに出演し米津玄師やiriなど様々なアーティストのライブダンサーとして共演している。
彼女はヒップホップを中心としたスタイルではあるが、まるでネオシティ・ポップのようなゆったりと幻想的なその表現力は中毒性をもち、観る者たちを魅了する。
その他にも舞台や映像作品など活動の幅を広げている注目の選手といえよう。
Ikuma Murakami
数々のジャンルを経験し、現在はコンテンポラリーを中心に活動中。JAZZ SENSATION VOL.10 優勝、JAPAN DANCE DELIGHT VOL.23 FINALISTなど、いくつもの大会にて爪痕を残している。
また、Dリーグ ROUND7にて審査員を務めたKAORIaliveのもと、世界大会「World of Dance」に日本代表として出場するなど海外でも戦っている。
今では舞台に出演するほか、自身の作品創りにも力を注いでいる。
calin
幼少期よりソウルをはじめストリースダンスを学び、18歳よりアメリカにてワッキンを中心とした現在のスタイルを確立しているが、ハウスやジャズなど多彩なジャンルを見事に踊りこなすマルチ・ダンサーである。
彼女は「Benefit one MONOLIZ」にゲストメンバーとして出演をし、異彩を放つ実力で注目を浴びていた。また、数々のバトルに出場し、国内外にて優勝の経験を持つ。
自身の作品創り、ワークショップ、メディア舞台での出演など多方面に活躍するcalinは注目の的となっていることだろう。
KiLi
幼少期よりアメリカでダンスを始め、日本に帰国後はAvex Artist Academy 名古屋校で特待生となりダンサーとして活動を開始。
ゆずやNissyのバックダンサー、SKY-HIやVaundyなどのPV出演など、まだ若手でありながらすでに活躍をみせている。
現在ではクラシックバレエからはじめ、ジャズ、ヒップホップ、ヒール、コンテンポラリーなど様々なジャンルが踊れるダンサーとしてさらなる進化を魅せる!
Su-yang
某テーマパークのダンサーとして関西地区を中心に活動の後、上京。ヒップホップを主軸にクランプやポッピンを織り交ぜたパワーのあるスタイルを、自身のビジュアルに合わせた独自のスタイルを確立している。
三浦大知やBTSなどダンスのレベルが高いアーティストのバックダンサーを多数経験しており、その実力はまさに折り紙つきといえよう。
$
北海道でダンスに出逢い、専門学校を経てロサンゼルスにて独自のアニメーションスタイルを確立させた$は、チーム「The ムササビ」としても活動し、POPLOCKBOX や Freestyle Sessionなど名のあるバトルにて数多の戦歴を残している。
また、野口量が在籍した「WORLD ORDER」としてのパフォーマンス経験やパリコレのモデル出演を果たすなどマルチに活動中。
現在は楽曲制作を独学で学び、本格的な機材を揃えて制作に取り組んでいる。
Niki Liyanage
ストリートダンスをジャンルに関係なく学び、高校時代にはロッキンチーム「FUNKTION」としてコンテストやソロバトルにて数々の受賞歴を持つ。後にニューヨークにて数々のダンサーを世に送りだしてきたペリカペジオダンスセンターにて、コンテンポラリーやヒールなど、これまでとは全く違ったジャンルに触れてきた。
オールマイティーかつ、グルーヴのあるダンスを武器に、Dリーグのステージでチームを優勝へと導く立役者になることだろう。
ロゴコンセプト
LIFULL ALT-RHYTHMのロゴは、多様な個性を認め合い、融合することで生まれるパワーを描いています。シンボルマークの「A」にはローマン体を採用し、しなやかでダイナミックなシェイプを追求。チームカラーにはLIFULLのブランドカラーであるオレンジに加え、補色であるブルーを採用。相対する価値観までも認め合うことをグラデーションで表現し、多様な個性がダンスを通じ融合することで生まれる新しいパワーを表しています。
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