『SDM』 VOL.51
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入賞チーム紹介SHOHEI(WRECKING CREW ORCHESTRA)審査員を務めた豪華ダンサーにインタビュー!DJ & Dance vocal unitセクシー&スタイリッシュなライブとパフォーマンスで魅了する、DJ&ダンスヴォーカルユニット。新感覚のスタイルが香港・台湾・韓国・タイなど国境を超え話題を呼び、国内外でのイベントやフェスへの出演、メディアなどでも活躍。ソロでもファッションモデルなどの個々のカラーにあった活動などを多方面で展開する。―まず、審査してみた感想をお願いします。SHOHEI:まず課題曲とフリーダンスの各チーム2回の演技を観るということで、一風変わったコンテストでしたが、チームの色々な面がみえたり、発見が多くあったり面白かったですね。黄帝心仙人:スキルや個性、想いまで審査ポイントは様々でしたが、結果としては2回の演技を両方魅せることができたチームが勝ったのだと思います。SHOHEI:課題曲が与えられて普段と違う踊りをするという機会は、そう多くないと思いますが、Caratや彼女たちの楽曲が好きだという思いも伝わってきたので、皆さん楽しく取り組めたんじゃないでしょうか。―印象に残っているチームはありますか?黄帝心仙人:私はダンスに限らず様々な分野の多角的な目でもみていました。入賞はしていませんが、中学生の部の千葉CLEARSはアイドル性が高くて良かったし、大学生の部のFlowerDollも仕草や目線、表情がとても良くて光っていたので将来性を感じました。SHOHEI:小学生の部のLapis iazui、中学生の部のPersephone、大学生の部のaki+SAO+you+yurippeは、方向性は違いますがそれぞれ表現力が高く、スキルもあるのでやっぱり自然と魅せられてしまいますよね。黄帝心仙人:アイドルやアーティストにとっても、ヴィジュアルや他の表現と同じくらいダンスは重要で、やっぱり踊りが上手いとグッとくるし、美しいとかカワイイとかカッコいいに直結するんですよ。―今後の展開に期待することはありますか?SHOHEI:ぜひ、次の新曲のリリースの際も開催して欲しいですね! ダンサーとアーティストを近道的な企画だと思うし、優勝したチームと新たにPVを撮ったりしたら面白いし、ダンサーも気合いが入るのではないでしょうか。黄帝心仙人:Caratが振付けを踊る前に楽曲だけ作った状態でコンテストをすれば、もっと幅広い表現やアイディアが集まって、グランプリの振付けをCaratが踊れば、素晴らしい相乗効果が生まれる可能性がありますよね。SHOHEI:ダンサーにとってもこういった新しい形のコンテストに出ることは、既存の大会とは違った経験、発見を得られるはずなので、結果にこだわらずどんどんチャレンジして欲しいですね!今や関西のみならず日本を代表するダンスチーム、WRECKING CREW ORCHESTRAのメンバー。長い手足を生かしたムーブやトリッキーな動きを駆使したヒップホップ得意とし、独自の世界観を醸し出すスタイルを確立している。黄帝心仙人(タイムマシーン)人間離れした圧倒的な表現力、唯一無二のアニメーションスタイルで数々の名だたるコンテストでの優勝を誇るカリスマダンサー。ダンスシーンのみならず、CMやアーティストの振付けなど、メジャーシーンにおいても活躍。新感覚ダンスコンテストは発見の連続!!アイドルフレーバー全開の9人組チームが登場! 迫力とキレはもちろん、キュートな衣装でアイドルになりきり、常に笑顔で楽しそうに踊る姿からは憧れのCaratへ対する愛が感じられた。惜しくも準優勝だったのが、小学生とは思えない大人顔負けの雰囲気を醸し出す、2人組のこのチーム。圧倒的なジャズのスキルと構成で、会場に集まったCaratファンをも驚かせた!準優勝優 勝しなやかかつパワフルなジャズテクニックとハイレベルなアイソレーションを駆使するヒップホップの技術は圧倒的。柔と剛を併せ持つスキルの高さに加え、世界観あるパフォーマンスで勝利を獲得!力強くエナジーにあふれたジャズを踊りながらも、セクシーな空気感を放ち、観客を魅了した3人組。課題曲でもフリー演技でも、完成度の高いダンスをバッチリ披露し、高校生部門で準優勝に輝いた!準優勝優 勝カジュアルなスタイルで課題曲をハイレベルなコピーダンスで踊りこなしたかと思いきや、フリー演技ではガッツリとしたヒップホップを披露! 会場をヒートアップさせみごと優勝に輝いた。5人組の女子中学生チームが「東京IMAGINE」をアニメーションアレンジで披露し審査員を驚かせた。フリー演技では一転、アグレッシブなヒップホップを踊ってみせ、表現力の幅の広さをみせた!準優勝優 勝オトナ女子4人がまずみせたのは、課題曲でのレベルの高い完コピダンス! そしてフリー演技では邦楽にのせて、高いスキルに裏打ちされた表現力の豊かなジャズ作品を披露し、審査員を驚かせ、みごと優勝!男性チームとしては唯一の入賞となった2人組は、なんとハウスダンスを披露。課題曲ではリリクックまで意識したキャッチ―な振付け、フリー演技ではディープな世界観で魅せきり、異彩を放っていた!準優勝優 勝小学生の部高校生の部中学生の部大学生一般の部Super Woo!!manLapis iazuisdaЯunionREDSOULSPersephoneaki+SAO+you+yurippeSABAKANいま大注目のDJ&ダンスボーカルユニット〝Carat〟が、メディアでも話題沸騰中の新曲「東京IMAGINE」のリリースを記念し、ダンスコンテストを開催。一風変わった課題に挑み、みごと賞を獲得した8チームのパフォーマンス、豪華なゲストステージを貴重なインタビューと共にレポート!取材・文=安江雄彦text by Takepico Yasue写真=中島恵photography by Kei Nakashima2015年11月28日(土) 横浜・PREMIERE HALLAbout Caratまず各チーム、課題曲「東京IMAGINE」でのパフォーマンスを行なう。その後、任意の楽曲でパフォーマンスを行ない、両演技の点数を総合する。RULEアーティストとダンサーの化学反応。24

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