ダンサーの環境改善も目指す!?ー両国四丁目プロジェクトが目指すもの
挑戦の先に生まれた、未来のダンスシーン -両国四丁目プロジェクトとは!?-(2/4)
両国四丁目プロジェクトが目指すもの
――改めて、両国四丁目プロジェクトとはどのような計画なのでしょうか?
田中:もともとは相撲部屋が入る新しい施設の計画から始まりました。相撲部屋に関連する施設を立ち上げるのであれば、ただ建物を作るだけでは面白くない。ホテルや民泊、エンターテインメントなどを組み合わせられないか? という議論から始まったんです。
訪日外国人は増えていますが、海外の都市にあるような気軽に楽しめる常設ショーやエンターテインメント施設は日本にはまだ十分ではないと感じています。そこで、日本らしい魅力を届けられる場所を作りたいと考えているんです。
――確かに日本は海外に比べ、いわゆる〝ナイトタイムエコノミー〟と呼ばれる娯楽やレジャーが少ないと言われていますね。
田中:ただ、目指しているのはショーを作ることだけではありません。ダンサーやパフォーマーがそこで生活を成り立たせられる環境を作ることが重要です。社員として雇用し、社会保険や福利厚生など、一般の会社員が受けられる保障をダンサーにも用意できる施設にしたいんです。
施設は約130席の小劇場規模を想定していますが、これだけで終わるものではありません。将来的には国内の別展開や海外展開も視野に入れています。皆さんからアイデアを出してもらいながら、一緒に施設を作っていきたいと考えています。

「夢のような話」と「自分にできるのか」という不安
――プロジェクトの詳しい説明や長期的なビジョンを聞いた時、どう感じましたか?
SENA:最初は「とんでもないところに足を踏み入れたかもしれない……」と思いました(笑)。私はプレイヤーとしては特別若いわけではないですが、作る側としてはまだ経験が足りないと感じていたので、「本当に自分にできるのか」という不安は正直ありましたね。
ただ、「ダンサーが雇用され、ダンスで生活していける環境」には大きな魅力を感じました。もっと若い時にこんな施設があったら絶対にオーディションを受けたと思います! 今の自分でもダンスだけで生活することの難しさを感じているので、そのきっかけになる仕事に関われることはうれしいですね!
―― 大規模なプロジェクトであると同時に〝ダンサーの環境を改善する〟というのは素敵ですね!
TERARIE:詳しい話を聞いた時、本当に夢のような計画だと思いました! ラスベガスに行った時にホテルの常設劇場でトップダンサーが踊るショーを見て、「いつかこんな形で一生エンターテインメントに関われたら……!」と思っていたんです。
舞衣子:私たちが活動を始めた頃はストリートダンサーが雇用される場所なんてほとんどありませんでした。スタジオのレッスンを何本も掛け持ちして、ようやく普通の生活ができるかどうか。だからこそ、〝ダンサーが好きなことで仕事を続けられる環境〟を作るプロジェクトに関われることは本当に素敵で光栄だと思っています!


SENA×Fly Six B――世代と経験を越えた共同制作
――みなさん現在はアニコレ2のゲスト作品を制作されていますが、SENAさんにとってFly Six Bさんとの共同制作はどのような経験になっていますか?
SENA:これほど先輩の方々と本格的にクリエイティブを共にするのは初めての経験で。Fly Six Bさんは柔軟に「こっちの方がかっこいいなら、そっちにしよう」と考えてくださるので、とてもありがたいです。
また、LINEでのやり取り一つを見てもチームの中に役割があり、資料の作り方や会議の進め方もかっちりされていて……、私は少し俯瞰して「すごいな……」と見ています(笑)。ここで学んだことを自分の後輩やアシスタントにも伝えていきたいですね。
――Fly Six Bから見たSENAさんの印象はいかがですか?
TARARIE:SENAちゃんのフレッシュな感覚を見ていると「こういうのが好きなんだな」、「これはSENAちゃんらしい」と分かるんです。そのセンスを活かしながら世界観を作り、そこに私たちの経験やエッセンスを重ねていっています!
TAMO:SENAちゃんは自分がやりたいことをはっきり持っていて、「どちらでもいい」で終わらず、自分の意見を出した上で「Fly Six Bさんはどう思いますか?」と聞いてくれます。だから私たちも「では、こういう方法はどう?」とキャッチボールできるので、すごく一緒に作りやすいですね!
TARARIE:SENAちゃんのスタイルと私たちが積み重ねてきたものがしっかりと交差する作品にしたいと考えていて、そこに田中さんが大切にするパッションやエネルギー、日本のカルチャーの見せ方を組み合わせたいと思っています。




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