ダンサーの新しい働き方。そして挑戦の先に見えてきたもの。
挑戦の先に生まれた、未来のダンスシーン -両国四丁目プロジェクトとは!?-(4/4)
開業に向けて続くプロセスと新しい働き方
――SENAさんはこれほど長期で関わる仕事は今までにありましたか?
SENA:そうですね、こんなに長い時間をかけて進める仕事は初めてで、本当に一つの会社を作るような感覚があります。
これまで自分に関わってくれた生徒や先生たちへ新しい機会を渡せる仕事でもあるとも思っていて、ダンサーの仕事は何年も先まで決まっていることはあまりありません。その中で、来年も再来年も関わり、さらに長く続く場所を作れることは本当にありがたいですね。
――Fly Six Bのみなさんはいかがですか?
TARARIE:ショーだけではなく、ダンサーの働き方や人生に関わる仕組みをゼロから一緒に考えられることが本当にうれしいです。責任は大きいですが、とても意味のある機会だと思っています!
舞衣子:特に女性ダンサーは結婚や出産、家庭の事情などで一度休むと同じ仕事に戻りにくい現実がありますよね。素晴らしい人がいるのに復帰できる環境が少ないことをずっと悔しく思っていたので、今回のプロジェクトは本当に力が入っています!
TAMO:田中さんがそこもきちんと考え、働き続けられる仕組みにしたいと話してくださることがうれしいですし、このプロジェクトで掲げる働き方がほかの場所でもスタンダードになっていけば嬉しいですね!


挑戦した人にしか見えない景色
――コンテストに挑戦したからこその今回のつながりかと思いますが、最後に次世代の振付師やダンサーへ伝えたいことを聞かせてください。
SENA:私は『Legend Tokyo Chapter.12』が終わった後、みんなと「本当に挑戦してよかった」と話しました。自分のスタイルでは〝勝てる作品〟ではないかもしれないと思っていましたが、勝てる作品を作るのではなく、「自分が勝ちたい作品で勝ちたい」と考えたんです。
負けてもいいから尖ろうと思って挑戦し、それが誰かに届き、今回こうして関わらせていただくことになった両国四丁目プロジェクト賞という形で評価されたことは大きな自信になりました。あの時挑戦していなければ、こうやって今ここにいることないですし、一度の挑戦からこれほど世界が広がることがあるんだと実感しています。
挑戦はきついですし、評価されるのが怖い時もあります。でも、自分の作品を他者に見てもらい、言葉を受け取れる機会には大きな価値がありから、結果を怖がらず、レジェンドのようなチャンスのある大会に挑戦してほしいです。
TARARIE:私たちもレジェンドに挑戦したからこそ出会えた方が本当にたくさんいます。作品を創りあげた経験以上に人との出会いがあり、その出会いが見たことのない世界へ連れていってくれました。大好きなものを大好きな人たちと本気で作る過程では、作品のことだけでなく個人的な感情まで分かち合い、何度もぶつかります。でも、全力でやったからこそ、結果にも意味が生まれると思っています!
舞衣子:私たちはコンテストへの挑戦を通じて、話し合い、感情を共有し、全力を出し切ることを学びました。その経験が、ダンス以外の現場でも自分たちの土台になっています。本気で挑むと格好悪い瞬間も見せることになりますし、指導者として生徒の前で格好をつけられない時もある。でも、その姿を見せるからこそ信頼できる仲間ができ、背中を預けられる人が増えていく。挑戦の意味は、勝敗だけではなく、その先にあるのだと思います。
TAMO:特にレジェンドの審査員はダンサーだけではなく、さまざまな業界のプロの方々。誰に何が響くかは挑戦してみなければ分かりません。怖さはありますが作品を振り返り、次に向けて方向を修正する機会にもなりますし、多くの人に自分たちを見てもらえることには結果以上の価値があります。いろいろな挑戦の場へ出ていくことは、ダンサーの可能性を広げると思うので、ぜひ外へ出て挑戦してほしいです!

infomation
Anime Choreography Legend Season.2で特別ゲスト作品を披露!

この8月に開催される『Anime CHOREOGRAPHY Legend Season.2』にて、このプロジェクトのプレショーと言うべき特別作品が披露される!
日時:2026年8月22日(土)ー23日(日)
会場:Shibuya LOVEZ
大会公式サイト:https://legend-creative.jp/a-legend/


コメント