2020年に新型コロナウィルスの感染拡大の影響で無観客ライブ配信イベントとして開催されたsuzuyakaプロデュースによるパフォーマンス・ショー『Ranunculus』が、今年はついに有観客のライブ・パフォーマンスとして開催!
ただのダンス・パフォーマンスではなく、バンドミュージックにシンガーの歌声も加わった華やかなライブ・ステージの様子を、3つのポイントとともにレポートしよう!
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point.01 華やかなステージ衣装!
各ダンサー・パフォーマーのレベルの高さもさることながら、曲やシーンに合わせた華やかな衣裳は注目ポイントの1つ。
suzuyakaが得意とする、色気をただよわせながらもエンタメ性あふれるバーレスクスタイルにぴったりな色鮮やかなドレスを筆頭に、シックな大人の色気をただよわせる全身ブラック・コーデ。
そしてスタンダードかつフォーマルのスタイルに、バラード曲の伸びやかな歌声にみごとに調和するきなりの衣裳など。
実にさまざまな色使いの衣裳によるパフォーマンスは、それぞれがハイレベルなダンス・パフォーマンスでありながらファッション・ショーを思わせるほどの華やかさ。
センスあふれる細やかな衣裳へのこだわりを感じさせてくれた!
point.02 〝ライブ〟ならではバンド&シンガーとのコラボ・パフォーマンス!
ハイレベルなダンス・パフォーマンスをさらに彩り、華やかに融合するミュージシャンたちのライブ演奏も必見!
時にパワフルに、時に艶やかに情感ゆたかに歌い上げるシンガーたちの歌声。
そしてバンド・ミュージシャンたちのリズムが会場の空気を震わせ、来場者の身体の芯まで響く!
単なる〝パフォーマーと演奏者〟という関係にとどまらない、演奏・ダンス・歌声がみごとに融合したパフォーマンスで来場者も含めた会場の一体感を創りあげていた!
point.03 ハイレベル&バラエティゆたかなダンス・パフォーマンス!
そしてもちろん、この公演のすべての土台となるのがダンサーたちによるハイレベルなダンス!
パワフルかつエンタメ性あふれるダンスから、儚げで繊細なバラードのジャズ・スタイル。
それぞれのスタイルを表現する表現力の高さはもちろん、照明による効果も巧みに演出されている。
そのダンススキルの高さもさることながら、今にも声が聞こえてきそうな笑顔を来場者に向けたかと思えば、一転して眉間にしわを寄せるような表情で大人のムーディーな雰囲気を表現するダンサーたち。
まるで語りかけるように表情ゆたかに踊る様子は、まさに〝エンターテイナー〟と言うべき姿勢が充分に伝わってくるものであった!
コロナ禍の情勢を考慮し「軽食とアルコールをたしなみながら楽しめる」という今までsuzuyakaが追求してきた〝シアターレストラン〟形式ではなく、ソフトドリンクのみの提供となった今回の『Ranunculus』公演。
それでも、昨年の無観客ライブ配信イベントではできなかった「〝目の前の〟お客さんを楽しませることができる!」という演者側の喜びと、「やっと生で会場の空気まるごとこのパフォーマンスを楽しめる!」という来場者側の喜びが融け合った、幸福感あふれる空間となっていた。
ギャラリー
写真:@akira wachi
information
suzuyaka produce show
Ranunculus vol.1
2021/7/16(金)-19(月) LDH Kitchen THE TOKYO HANEDA
公演公式Instagramアカウントでは各シーンの動画や最新情報を掲載中!
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