株式会社GKKJ（下剋上）が主催・運営するダンスイベント『THE BLOOM OF YOUTH』。
2020年は新型コロナウィルスの影響により中止となってしまった本イベント。感染症対策を徹底し、今年5月21日・22日に川崎CLUB CITTAにてリベンジ開催を果たす！
今回は日本を代表するコレオグラファー総勢21組が自ら選びぬいたメンバーと共に作品を披露。
全作品においてコレオグラファーがメンバーとともに終始ステージに立ち、コレオグラファーやダンサー、オーディエンスにとっても稀代なダンスイベントとなった！
ALL CREW REVIEW ～part.1～
Dot.
ゲストに人気ダンサーMitsuhiroとkurumi（KikiRara）を加え、総勢22名で出演したDot.。様々な雰囲気の楽曲に、多種多様なジャンルを組み合わせた約6分半もの作品を披露する！ 大きく移り変わる作品展開や後半にかけての盛りあがりが見どころとなっている。細かな振付のシンクロ率や複雑な構成移動、音と振付の的確さからは、確かなダンススキルの高さをが伺えた。トップバッターにも関わらず、圧巻のステージで会場中を大いに盛りあげた！
SOUCHIN
インストラクターやバックアップダンサーなど、マルチに活躍するSOUCHINのクルー。特徴的な楽曲でスタートする冒頭のパフォーマンスは、一瞬にして観る者の視線を奪う。デジタル音にハメる細かな振付と、ポップな楽曲に合わせたキレのあるロッキンとのギャップが印象的！ アクロバットやフロアも取り入れ、技が成功する度に会場中から歓声があがる。最初から最後まで目が離せない、見どころ盛りだくさんのパフォーマンスで観る者すべてを魅了した！
calin
アップテンポな楽曲に合わせた、スピード感とグルーヴが特徴的なワックを披露。楽曲や照明などの舞台演出、しなやかな腕の動きが目立つ振付、衣装などにもそれぞれおしゃれなこだわりを魅せつけるcalinクルー。フリーやソロでも会場を沸かせるメンバーと、ゲストダンサーとしてCHIHIRO、Ryujiも加わり、クルーメンバーそれぞれのスタイルを活かしながらもラストは大迫力のユニゾンを魅せて会場を盛りあげた！
MASATO
上下紫色のスウェットに身をつつみ、日本語ラップにのせたアングラ感のあるヒップホップを披露した。細かい振付にも0から100へのパワーをぶつける瞬発力は秀逸！ スピード感のある作品展開により、様々なヒップホップを堪能することができた。特に、前半の雰囲気と一変したラストスパートの盛りあがりには、終始目を奪われる！ 迫力あるユニゾンにおいても、それぞれのスキルが目立つソロにおいても、見どころが盛りだくさんな作品となった！
KANATA
女性のみで構成されたKANATAのクルー。女性らしいしなやかで華やかなスタイルに加えて、キレのある力強い動きと、細かくスロースピードな振付の切り替えにより、観る者を飽きさせることなく世界観に惹きこんだ！ そして音を余すことなく魅せていくラストスパートのユニゾンは必見！ また、ステージ全体を使った構成や、一度ならず登場するフロアを利用した振付は、広いステージをうまく活用した秀逸な演出となった。
KROW
幅ひろい年齢層が入り混ざった本イベント唯一のクランプクルーが登場！ 大人数でのクランプにも関わらず、個々の色は消していない。それぞれのスタイルを活かしつつ、ソロでもユニゾンでもその抜群のダンススキルを魅せつける！ 特に、大迫力の力強いユニゾンはメロウな歌詞をよりダイレクトに伝え、まさに彼らの魂をぶつけていく。パワフルでありながらも繊細なその表現は、観る者すべてを釘付けにした！
Miki Emura
足元まで揃った衣装や、1曲使いの楽曲構成により、観る者を冒頭から最後まで世界観に惹きこみ続けたMiki Emuraのクルー。全身を大きく使ったしなやかな動きや、手首の角度までそろっている細かくキレのある振付のギャップは必見！ また、終わり方が特徴的で印象に残る作品となっている。ステージを全面に使った奥行きのある構成や、ところどころ登場するピンスポットの照明など、ステージを上手く活用した秀逸なパフォーマンスを披露した！
Momo Koyama
独特な世界観とスピード感のある作品展開が印象的なクルーナンバーを披露したのは、人気ダンサーMomo Koyama！ ジャンルや個々のスタイルの壁を感じさせず、また個性の強いメンバーでありながらもすべてを調和させ、ハイレベルな作品を魅せた。特に、振付を音にハメこむスキルの高さはピカイチ！ 様々な音から誕生する複雑な振付は、まるで全身で音楽を奏でているかのようで、会場からは終始歓声が湧きおこった！
AZUR-D-BOYZ
AZUR-D-BOYZクルーは、大人数で迫力あるヒップホップを披露する！ 冒頭から目が離せない特徴的なパワーダンスに、一瞬にして目を奪われる。迫力満点のユニゾンはもちろん、少人数でも損なわれないその力強さは必見！ ラップやファンク、lofiなど複数の楽曲を組み合わせた、先が読めない作品展開は観る者を終始釘付けに。多彩なフォーメーションや斬新な振付は、最後までステージを盛りあげ続けた！
ラブ&ベリー
映像や音声、小道具なども利用して終始会場を沸かせるパフォーマンスを魅せた大人気ラブ＆ベリーのクルー。前回の「THE BLOOM OF YOUTH」の続編となる今作では、ミニスカポリス姿で繰りひろげるダンスで会場を大いに盛りあげる！ 特に、作品半ばのピラミッド構成で踊るパートは圧巻の一言に尽きる。華やかでありながらも、激しく、そして大胆なセクシーさを兼ねそなえた振付は、観る者すべてを魅了した！
ALL CREW REVIEW ～part.2～
安達雄基
ダンスイベントとしては珍しいタップダンスの作品を披露したのは、安達雄基おクルーナンバー。トゥ、ボール、ヒールから生音で繰り広げられるタップダンスに、思わず息をのんで歓声をあげる隙もなく見つめてしまう。作品中盤にはヒューマンビートボックスに合わせて踊る姿も！ 衣装、楽曲、生音、演出。あらゆる面で工夫をとり入れた斬新なパフォーマンスは、会場中をオシャレな世界観に惹きつけた！
kooouya
冒頭、シルエットで踊る姿からはじまったkooouyaクルー。一瞬にして観る者を虜にさせたあと、映像や照明を活用した、斬新で先進的な作品を披露することで生のダンスの良さをより惹きたたせていく！ 迫力ある力強いダンスと、楽曲に合わせたダンス映像の組み合わせは近未来的な新しいパフォーマンスとして印象深い。ハイスピードで駆ける独特な振付や作品展開は、会場を盛大に湧きあがらせた！
Alternative
終始鳴りやまない歓声とともに繰り広げられた、Alternativeクルーのパフォーマンス。冒頭から最後まで、飽きさせることなく観る者すべてを魅了しつづけた。わずかなズレも感じさせず、すべての音を身体で表現する大迫力のユニゾンはまさに鳥肌もの。特に、楽曲の切り替え時の振付インパクトは絶大であった！ 総勢35名の大人数で見事、彼らにしか成しえることができない独特な世界観を創りあげた！
KELO
アップテンポとスローテンポ、キレとしなやかさ、それぞれを兼ねそなえたポッピンクルーナンバーを披露したKELOクルー。ユニゾンとソロ、どちらも魅せつけるそのスキルの高さは、構成移動として歩いているだけでも目を奪われるほど。楽曲の組み合わせや編集、衣装にも強いこだわりを感じる。他を逸するヒットの強さをもちながらもグルーヴが気持ちいい、類をみないオシャレな作品となった！
Miu Ide
女性の強さや美しさが全面ににじみ出る作品を披露。椅子を使ったセクシーな振付や、フロアで繰り広げられる艶かしい振付など目が離せないパフォーマンスに終始会場中が虜となる。漂うオーラはそのままに、凄まじいシンクロ率を魅せるユニゾンはもちろん、個々のパートでも観る者の視線を釘付けにする。ボディラインが強調される衣装や、高いヒールを駆使したシルエットはまさに西洋芸術を彷彿とさせた！
Yuta Nakamura
現在、SNS上でも多くの注目を集めるYDK Apartmentから、Yuta Nakamuraが出展！ グレーのセットアップに身をつつんで登場し、オシャレな楽曲と振付で会場を盛りあげた！ アカペラで最後まで魅せる静と動のユニゾンは必見。
$ayaka
毎年本イベントに作品を出展している$ayakaのクルー。女性らしさとしなやかさを兼ねそなえる振付や、パッションを感じる激しくて力強い振付が魅力的！ 特徴的な衣装やヘアメイクなど、細部までこだわりを感じる作品を披露した。
Miyu
大人気ハウスダンサー、Miyuがおくる女子15名でのハウスクルー！ アップテンポでキレのあるステップに、会場中が釘付けとなる。中盤のフロアパートや、ラストスパートのユニゾンなど見どころも盛りだくさん！
Reiko Katsuyama
全身を漆黒に包んだReiko Katsuuyamaのクルーは、冒頭から独特な世界観を魅せつけ、観る者すべてを独自世界に惹きこむ。楽曲も相まって、時間も忘れて魅入ってしまう創りこまれた作品に、会場中が夢中になった！
Yass&Yusei
コレオグラファーのYass、Yuseiをはじめとし、全国でも名高い有名ダンサーが勢ぞろいのYass&Yusei クルー。ダンススキルが光るソロはもちろん、大人数でのユニゾンは大迫力！ ひとりひとりの音の感じ方を楽しむことができる作品を披露し、会場を盛りあげた！
HIGE
ラストを飾るのは、豪華なメンバーで終始会場を沸かせたHIGE クルー。創りこまれた作品展開や構成移動など、男の色気に溢れたR&Bを披露！ ラストは邦楽で魅せるパフォーマンスに歓声が鳴りやまない！
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