REGULAR SEASON ROUND.9
2021年5月6日に開催された第一生命 D.LEAGUE 20-21 REGULAR SEASON ROUND.9。これまでのラウンドを踏まえて感謝や喜びを表現するチームもいれば、悔しさや苦しさをぶつけるチームも。それぞれの思いを抱えて全力で挑むディレクター＆ダンサーたち。そんなROUND.9の様子をレポート！
1. avex ROYALBRATS
トップバッターを務めたのは、これまでのラウンドで比較的好成績を残してきたavex ROYALBRATS。初めて女性メンバー5人が勢ぞろいし、ガールズパワーを前面に押し出した作品を披露した。紫色で全身を包み、三角巾とエプロンのような衣服を身につけた女性陣の衣装が印象的！ 衣装・振付ともに、ディレクターを務めるRIEHATAらしさ全開の作品となった。
2. KOSÉ 8ROCKS
KOSÉ 8ROCKSは独自の”CHAMPION”旗を持って登場。衣装の色系統を赤と青で区別し、2チームに分かれてダンスバトルを行なうことで今回の作品コンセプトの「抗争」を表現した。衣服や小道具を巧みに利用してブレイキンの技と組み合わせ、観客の目を引く独創的な大技を披露！ ブレイキンならではのダンスバトルの世界観は、観る者を楽しませた！
3. SEPTENI RAPTURES
民族を想像させる音楽や衣装・顔面ペイントを用いて、力強くも野性的な作品を披露したSEPTENI RAPTURES。これまでのラウンドを通して感じている喜びや感謝を振付、表情、作品構成などを工夫して表現し、前回までとは全く違う味を魅せる！ フロアを大胆に使った振付や円形で移動する構成は、観る者を釘付けにした。
4. USEN-NEXT I’moon
華やかで女性らしい作品を披露してきたUSEN NEXT I’moonだが、今回のコンセプトは「ENERGY TO LIVE」。漆黒の衣装を身にまとい、激しく移り変わる情景と力強いダンスで女性の凛々しさを表現！ 持ち味のタイトなシンクロも取り入れつつ、ステージを大きく使った構成やアクロバットな振付から新しい一面を垣間みせた。
5. KADOKAWA DREAMS
これぞKADOKAWA DREAMS！ 本ラウンドの作品コンセプトである「はみだし者の美学」をヒップホップの振付で表現した。ラウンド1からラウンド8までで使用した楽曲や衣装を取り込み、これまでのすべてを凝縮させた作品を披露！ 見どころを詰め込んだ今回の作品展開は、コアなファンにはたまらないパフォーマンスとなった。
6. CyberAgent Legit
本ラウンドではチームメンバーのenaがプロデュースを行ない、ロッキンダンスのみで勝負！ ソロ回しを初手に披露する斬新な作品構成と、EDMやディスコ調の楽曲に合わせた高揚感を感じさせるロッキンダンスで会場を大いに盛りあげた。ユニゾンでもソロでも魅せるパフォーマンスからは、メンバーのダンススキルの高さが伺えた！
7. Benefit one MONLIZ
今回も高いヒールを履いて登場したBenefit one MONOLIZは、初のストーリー仕立て作品として童話『赤い靴』をオマージュ。主人公の表情の移り変わりや緩急のある楽曲によって、ダークなストーリーを表現した。アクロバットや連続ターンなどの大技も取り入れつつクライマックスへの展開も工夫を施し、観る者を独特の世界観へと釘付けにする！
8. SEGA SAMMY LUX
「謎のモテ集団」をテーマに、衣装・振付ともにおしゃれでカリスマ性のある作品を披露したSEGA SAMMY LUX。インタビュー映像やオープニングと、作品本編とのギャップも見どころとなっている。スローな楽曲とテンポが良い楽曲の組み合わせにより、観客を飽きさせない展開が成されているセンスを感じる作品！
9. FULLCAST RAISERS
オープニングから観客を魅了した、目出し帽に黒ずくめの集団。前ラウンドで首位を獲得したFULLCAST RAISERSは、前回のキャッチ―なテーマとは180°雰囲気を変えてROUND.9に挑む！ 力強いクランプの動きと合わせて、靴を銃に見立てる振付や展開が読めないストーリー性によって、冒頭からラストまで観客を惹きつけた。
ROUND.9 GAME結果
1位 SEPTENI RAPTURES
2位 FULLCAST RAISERS
3位 avex ROYALBRATS
4位 SEGA SAMMY LUX
5位 USEN-NEXT I’moon
6位 KADOKAWA DREAMS
7位 KOSÉ 8ROCKS
8位 Cyber Agent Legit
9位 Benefit one MONOLIZ
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