REGULAR SEASON ROUND.7
全12ラウンドのうち前半戦の6ラウンドを終え、いよいよ後半戦がはじまった第一生命 D.LEAGUE 20-21。2021年4月6日に開催されたROUND.7からは新JUDGE方式がスタート! 今まで4名だった審査員はより幅広い視点で採点を行なうため8名体制に。引き続き20点分のオーディエンスポイントも採用。
気になるROUND.7の審査員は振付師KAORIaliveや歌手の上地雄輔など豪華メンバーが勢ぞろい! 会場チケットは年額会員の先行販売で売り切れるほどの注目が集まるROUND.7の様子をレポートします!
1. avex ROYALBRATS
今回はMacotoを主人公にした作品。ファッションショーをイメージしながら差別などの社会問題について訴えかける。冒頭のコートで顔を隠していたMacotoがそれを脱ぎ捨て、自分をさらけ出して生き生きと踊る姿が印象的。ストーリー性だけではなくビートに合わせた細かい振付や、スワッグを踊るチームとは思えないような綺麗なターンなどダンススキルの高さを魅せつけた。
2.KOSÉ 8ROCKS
始まりわずか10秒足らずでアクロバットの大技をいくつも組みこみ、一瞬で会場の心を掴みかかる! さらに「5秒に1回わかせたい」という言葉の通り、観る者に衝撃を与える人間離れしたブレイキンならではのコンビネーション技が常に炸裂し、どこまでも会場を盛り上げていった!
3.KADOKAWA DREAMS
楽しそうな入場とは裏腹に、不気味な様子で始まったKADOKAWA DREAMSのパフォーマンス。ドリルミュージックに合わせて披露されるヒップホップ、動きのディテールにこだわったユニゾンにグッと惹きこまれる! 細かな振付であるにもかかわらず大きく、そしてはっきりと魅せることができるのはこのチームの特長となっているだろう。
4.CyberAgent Legit
革命をテーマに、これまでの総合順位9位という苦境を乗り越える気持ちを込め、リーダのTAKUMIが楽曲から振付・構成までを担当! 弦楽器の音から始まる楽曲に合わせて、繊細かつアクロバティックな動きを取り入れたダンスを披露。さらに振付をポッピン1ジャンルに絞り、まさにFISHBOYの本領発揮ともいえるパフォーマンスとなった!
5.FULLCAST RAISERS
※YouTubeでは著作権の関係で音楽が差し替えとなっています。
クランプというジャンルからは想像できない楽曲で始まり、クランプのショーケースとして誰も観たことがない喜怒哀楽を模す作品を披露したFULLCAST RAISERS。パッションやパワーだけではない、人間のあらゆる感情を繊細にちりばめられて表現し、会場を魅了した!
6.SEPTENI RAPTURES
ニューヨーク・ブロンクスで結成されたヒップホップチーム「ROCK STEADY CREW」に所属するメンバーのYOUTEEを中心に1からヒップホップを勉強しなおして作った作品。ダンススキルだけでなく、ラジオやスプレーなど小物をたくさん使ったエンタメ性溢れる作品になっており、今回から審査員が増員したにも関わらず見事にエンターテイナージャッジ4名全員から満点を得た!
7.SEGA SAMMY LUX
NEO tokyoをイメージした近未来を感じさせる衣装や楽曲。冒頭のダンサーが集合して機械音に合わせて一体となって動く姿はまるで大型ロボットを彷彿とさせる。ゴーグルをしている時の無機質感とはずしたときのメンバーの豊かな表情のギャップに惹きつけられた!
8.Benefit one MONOLIZ
フィメールラッパーの楽曲に合わせて、ヴォ―グとヒップホップを融合! これまで以上にパワフルな振付を魅せるだけでなく、KENと花香のリフトは今までのどのラウンドのものよりも高さがあり、他メンバーによるアクロバットをふんだんに取り入れ、より一層ダイナミックな作品となった。
9.USEN-NEXT I’moon
なかなか思うような成績が残せず苦戦しているUSEN-NEXT I’moon。今回は美しく清涼感が感じられる水色の衣装で登場! 本ラウンドでは唯一の柔らかさを感じる女性的パフォーマンスを披露した。繊細さやしなやかな動きはもちろんのこと、その中に情熱やはかなさをも感じられる姿にうっとりとしてしまう!
ROUND.7 GAME結果
1位 SEPTENI RAPTURES
2位 FULLCAST RAISERS
3位 KOSÉ 8ROCKS
4位 avex ROYALBRATS
5位 CyberAgent Legit
6位 SEGA SAMMY LUX
7位 USEN-NEXT I’moon
8位 Benefit one MONOLIZ
9位 KADOKAWA DREAMS
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