Cen主宰公演『Re:~合縁奇縁~』レポート記事

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〝踊りで出会った人に、踊りでお返しを〟 仲間とともに紡ぐ、多彩なるダンス表現!

ジャズ・ダンサーとして輝かしい経歴を誇り、プロを目指す若者からダンスを愛する年配の方まで……さまざまな年齢層から支持されているCen。彼が今回贈る、珠玉のダンス公演『Re:~合縁奇縁~』は、長いダンス人生の中での、多くの出会い・縁を〝踊り〟で紡ぎ、返していくという展開だ。

合縁奇縁で集結したダンサーたちによるさまざまなナンバー! ジャンルもジャズだけにとどまらず、パワフルなキッズダンサーたちによるナンバーや、アングラ色強いヒップホップナンバーまで、「出会い」から「その先の未来」までのテーマに沿って、大胆に盛りだくさんに披露。一気に客席を惹き込む生命力のあふれる至高のオープニングダンス、大人世代による〝踊れる喜び〟を全身で表現するナンバー。さらには、圧巻のオーラで翻弄される女性を演じるソロナンバーを盛り込むなど、飽きさせない構成・演出はさすが。観覧していくうちに、前半で見た、見覚えのある場面に遭遇し、パズルのようにシーンがリンクしていく展開が特に印象深い。単なるナンバーの羅列ではなく、観る者の脳裏にうまくシーンを焼き付ける工夫にCenのこだわりを感じた。

〝踊り〟で出会った人に〝踊り〟でお返ししたい。その想いで紡いだ内容に観客は魅了され、大きな拍手が贈られた。

【作品REVIEW】

強い絆で結ばれた仲間たちと共に、踊れるという喜びに感謝を乗せ贈ったミドルエイジのダンサーによる「Remedy」。

 

幼稚園児たちが過ごした、たくさんの楽しかった時間をコミカルに描く「喜楽」。

 

アンダーグランドな独自の世界観で魅せた「This is Phaaat Villaaage!!!」

 

11年という長い年月を共に歩んできた師弟が最初で最後、2人で踊る……。

 

「祈り」。さまざまな想いを抱き、歩き続ける己を王道ジャズで体現した作品。

 

別れは辛くて苦しく、とても悲しい……。揺れ動く男女の心情を描いた「離別」。

 

変化する衣装のコントラストの美しさとシンクロする彼女たちのラインが印象的。

 

人生経験が豊富な彼女たちだからこそ出せる、深みのある表現が観る者の心を打つ。

 

求め、重ね、離れていく。2人の距離を〝手〟で表現、且つ演技力でも大いに魅せた。

 

『Re:~合縁奇縁~』

開催日時:2019.1.14(月)座・高円寺2

主宰Cen公式サイト http://www.cen-dance.com/

 

 

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