WOD予選通過で話題沸騰！！「Travis Japan」各振付師を大紹介！ -Part2-

マイケル・ジャクソンの「THIS IS IT」振付でも大きな反響を生んだ世界的ダンサー、トラヴィス・ペイン(Travis Payne)が選抜しダンス指導を務める、ジャニーズJr.7人組グループ「Travis Japan」通称〝トラジャ〟。
彼らが開設したYouTubeチャンネル『+81 DANCE STUDIO』は8月30日に発表され、ジャニーズの数々の名曲を新たなダンスパフォーマンスで披露されている。
そんなダンスに特化されたパフォーマンスはすべての楽曲において、それぞれ今をときめく超一流のコレオグラファーたちが振付を担当しているのだ！

ここでは「Travis Japan」のダンス映像と共に振付を担当したコレオグラファーをご紹介。
一体、どんな振付師が担当しているのだろうか。

「Travis Japan」各振付師を大紹介！ -Part1-はこちら！

「Travis Japan」が3位入賞！『World Of Dance』とは？

「Travis Japan」ダンス楽曲

近藤真彦 – 夕焼けの歌

1989年にリリース以降、国内はもちろん中華圏でもカバーされ人気を博している「夕焼けの歌」で振付を担当したのはMizuki Kawabata。
哀愁あふれる歌い方に合わせてのびのびと踊りながらも止める部分もあることでメリハリのある振付を魅せた！

SMAP – Dear WOMAN

CMでこの曲を聴いていた方も多いのではないかと思われるSMAP人気曲で振付を担当したのはKeita McGee。
歌詞やリズムなどさまざまな音の取り方を観ていても分かりやすく演出する彼の振付は、メンバーたちもつい笑顔になってしまうほどの楽しさ！ダンサー達からも待望の声が高いコレオグラファーとなったであろう。

嵐 – ワイルドアットハート

2012年に発売された楽曲で振付が主にロッキンであったワイルドアットハート。この振付はGANMIからSota、SUN-CHANG、Kazashi、Yuukiの4名が担当。
非常に細かな振りを織り交ぜながらもエンタメ性の高いキャッチ―な振付を魅せる。先生でありながらも友人のように感じさせるパフォーマンスは観る者もウキウキとさせた！

タッキー＆翼 – 未来航海

アニメ『ONE PIECE』のエンディング曲にもなった2005年の爽やかな楽曲で振付を担当したのは「ガラスの十代」に続き、Yuta Nakamura(YDK Apartment)。
歌詞を中心に裏のリリックをさりげなく取ったスマートなダンスが魅力的。またエモさを感じさせる構成が彼のエンタメスキルをうかがわせた！

少年隊 – デカメロン伝説

秋元康が作曲し1986年にリリースされた少年隊2枚目のシングル曲「デカメロン伝説」で振付したのは「It’s BAD」に続き、すきにっかの周平。
大きな動きを中心として全身で踊る！また他のコレオグラファーに比べて構成を多様に取りいれ、最後まで趣向の凝らされたパフォーマンスとなった。

シブがき隊 – トラ！トラ！トラ！

シブがき隊がNHK紅白歌合戦に急遽出場となった際に歌われた楽曲である16枚目のシングル。この曲で振付けたのは赤澤かおりだ。
キレのあるジャズを主体に、時折みせるセクシーな部分と懐古な雰囲気のある振付が混ざりあい、ユニークなパフォーマンを魅せた！ちなみに出演は3人だがメンバー全員でレッスンを受けていたとか。

嵐 – Monster

嵐の記念すべき30作目でありドラマ『怪物くん』の主題歌として人気の高いこの楽曲で振付をしたのは「D.LEAGUE」でも大活躍中の永井直也。
彼は青森山田高校の新体操部出身であるため、これまでの動画の中でもよりアクロバティックな振付が多い。しかしその軟体のような振付が楽曲のテイストにマッチ。メンバーの完成度に注目が集まる！

SMAP – SHAKE

アップテンポが印象的な、1996年にリリースされたSMAP代表曲で振付をしたのは同じジャニーズのKaito Takahashi (King & Prince)。
彼は世界的にも有名な「s**t kingz」のNOPPOに師事していた実力者。非常に細かく歌詞を表現した振付とエンタメ要素を盛りこみ、完成度の高いパフォーマンスを魅せた！

嵐 – A･RA･SHI

嵐のデビューシングルであり『バレーボールワールドカップ 1999』のイメージソングにもなった代表曲で振付担当したのはHANA (KONAMI & HANA)だ。
オリジナルと同様の振付も含めながらロッキン特有のファンキーかつ細かなコンビネーションで、楽しげに魅せた！リハーサル中には嵐の二宮和也も見学し、メンバーも緊張していた様子がうかがえるだろう。

光GENJI – STAR LIGHT

1987年リリースの光GENJIデビュー曲であり、「チャゲ&飛鳥」が制作したことでも知られるこの楽曲。振付には姉妹ダンスチームのSISが担当。
リズミカルながらも的確な音取りが高難度な振付を披露した。常にビートを刻み続けている振付にメンバーの表情は真剣。彼らの努力が特にうかがえるパフォーマンスとなった！

SMAP – Top Of The World

作曲をMIYAVIが担当した7拍子のEDMサウンドがインパクトの強い「Top Of The World」で振付けたのは「カイト」を担当したKosukeの所属チームAltenativeの4名。
ダンサーにはなじみ深い8カウントではなく7カウントで創りあげたそのスキルは秀逸。独特の世界観を生みだす体の使い方とマッチした楽曲に惹きこまれていく！

TOKIO – 雨傘

TOKIOによるシンガーソングライターコラボ第4弾として椎名林檎が作詞・作曲し、編曲を東京事変が手掛けたこの楽曲で MITSUHIRO(Ea)が振付を行なった。
ジャズのようなしなやかさやヒップホップのような身体使い、キレ、緩さなど非常にさまざまな質感を、歌詞に合わせて変化させる高度な振付を魅せた！

SMAP – がんばりましょう

イントロの歌舞伎の声ネタから始まり、数々の楽曲がサンプリングされた人気曲の1つ。このファンキーな曲で振付けたのは「FUNKY FLUSHIN’」以来のcalin。
前回以上にリリックや歌詞にしっかり合わせ、よりスピーディかつソウルフルなユニゾンを展開し、calinの幅広い振付スキルが垣間見えることだろう！

男闘呼組 – TIME ZONE

ジャニーズグループの中でも異彩を放ったロックバンドグループ「男闘呼組」の定番ソングで担当したのはSISの二人。
特徴のある歌詞を中心に、まるで身体で歌うように構成してみせた。緩急を創りあげるパワフルな振付はまさにパッション全開！曲に入り込むメンバーの姿がうかがえた。

V6 – Darling

当時、振付を「KABA.ちゃん」が担当したり日本語と英語が混ざって語感を楽しむサビになっていたり、岡田にだけソロパートがあるなど注目どころの多いV6の名曲。今回振付けたのは「LOVE YOU ONLY」に続きLUCIFERの3名だ。
複数人であることを活かした構成やフロアなど、ハウスならではのステップをさまざまな演出で観る者を楽しませた！さらに複雑な高速ステップは見どころ。

SMAP – 青いイナズマ

林田健司のシングル曲をカバーしたこの曲は、4作目の楽曲提供であり、SMAP5人体制初のシングルとなっている。本作では3度目のYuta NakamuraとチームメイトJUMPEI(YDK Apartment)の二人が担当。
歌詞に合わせたスマートな振付と細かなステップやライトフィートの振付がみられ、「Travis Japan」ファンだけでなく「YDK Apartment」ファンにも刺さる爽快なパフォーマンスとなった。

嵐 – Party Starters

アメリカ・ロサンゼルスにてレコーディングが行なわれた嵐の活動休止最後の配信シングルで振付けたのはAtsushi(零),KITE,Marinの3名。
歌詞に合わせたキャッチ―なユニゾンが多い中にポップなリズムをノリノリで魅せる振付を織りまぜ、楽しげなパフォーマンスとなった！

V6 – 涙のアトが消える頃

2014年にリリースされた、バラードの第一人者「童子-T」が作曲を手掛けたV6の「涙のアトが消える頃」で振付けたのはN’ismのNoahとYU-RI。
ジャズを主軸にのびやかなユニゾンを披露。そのなかでN’ismの特徴ともいえる柔軟性を活かしたアクロバティックな動きが絡まり、メリハリをつけた！

嵐 – サクラ咲ケ

春に聞きたい定番ソングとしても有名な2005年リリースの嵐が贈る応援歌。「Travis Japan」がアメリカに行く前にぴったりなこの曲で担当したのはATO。
キレのあるヒップホップを中心にしつつサビでは歌いながら踊れるように緩やかでマネしやすい振付となっている。後半にはこれまでの振付師の特徴をとらえたソロを魅せ、ファーストシーズンを華やかに飾った！

まとめ

いかがだっただろうか。それぞれの振付がまったく違った特徴があることがよく出ていたことだろう。それに対応して踊りこなすTravis Japanのスキルも目を見張るものがある！

今後、どんな振付師、どんなジャンル、どんな曲で踊るのか楽しみだ！

「+81 DANCE STUDIO」YouTubeチャンネルはこちら！