人気グループ米修行のキーパーソン!? 世界最高峰のダンスチームChoreo Cookies所属の日本人ダンサーに迫る!

インタビュー
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名だたる世界大会で数々の実績を誇るダンスチームChoreo Cookies。アメリカ・サンディエゴを拠点に活動する彼らの中で、最初のインターナショナルメンバーとして所属しているのが日本人ダンサーのEri Chikusaだ。これまでも多くの実績を国内外で積んできた彼女。これまでの歩みや今まさに挑もうとしているプロジェクト、そしてその先に見据える未来とは。海外で活躍したいと考えているダンサー、必見です!

絶対にプロダンサーになる! ダンス漬けの日々と海外への憧れ。

なぜダンスの道に進むようになったのですか?

幼少期にバレエを習っていたのですが、それは本当にやらされていた感じ(笑) そのあとはバスケをしていたんですけど、Justin BieberやEXILEが好きになって、バックダンサーになりたいと思うようになったんです。それで高校1年生の時にダンスを習い始めて、学校が終わったらすぐ自宅のある三重県から名古屋まで行ってスタジオで踊るという感じで没頭していましたね。始めたときから本気でプロダンサーになるつもりだったので、進学校だったんですけどダンスを第一に考えて、東京のパフォーミングアーツを学べる芸術学部のある大学に進学しました。上京してからはs**tkingzさん、RIEHATAさん、KING OF SWAGさん、HIGEさんなど、メディアやアーティスト関係で活躍されている方々に習いました!

海外を意識するようになったきっかけは?

Justin Bieberのバックダンサーが夢だったので、意識はしていました。それこそ彼のダンサーをしていたShaun Evaristoだったり、海外のコレオグラファーが日本に来たときは精力的にワークショップを受けたり、ナンバーに参加していましたね! 私は英語が得意で喋ることができたので、レッスンの時に通訳を任せてもらえることが多く、それが1つのきっかけで海外のコレオグラファーと仲良くなることができました。日本ではネイティブレベルで英語を話せる人ってほとんどいないから、何かあったときに頼ってもらえたりしたのは大きかったですね。

アメリカにも何度も行っていたのですか?

そうですね。日本国内でもレッスンはもちろんナンバーなどにも妥協なく出演していましたが、年に2回は1週間ほど大学を休んでアメリカに行ってレッスンを受けていました。なので年の半分くらいは海外のコレオグラファーに関わっていた感じです。ダンスに関するお金は親を頼らず自分で出したかったので、ダンスの合間に必死にバイトしていました! 親が海外で仕事していたこともあって、幼少期からアメリカっぽい環境が肌に合う感じはあったんですけど、ダンスというフィールドでアメリカに触れて「私のパーソナリティはこっちだ」と強く感じていましたね。

運命の出会い。海外チームに入るため、一大決心!

Choreo Cookiesとの出会いは?

元々Keone&Mariが好きで、ある夏に彼らが初めて日本でナンバーを作るときにオーディションがあったんです。もちろん挑戦したのですが、最終的に選ばれたのが当時国内でも活躍されていたトップダンサーばかりで、すごく悔しかったんですね。そこで火がついて、すぐに彼らにどこでレッスンしてるのか聞いて、その秋にはサンディエゴに行ってレッスンを受けました! その時に「この人たちとずっと踊っていたい」と感じて、それを実現できる方法が何かと考えたときに彼らの主宰するChoreo Cookiesに入ることだったんです。

海外のチームに入るのにはどういう方法があるんですか?

チームによってはオーディションを行なってダンスのスキルが高ければ入れてもらえることがあるのですが、Choreo Cookiesの場合は特殊で……。地元サンディエゴで踊っていた仲間で結成されているので、決まったオーディションもなく、ダンス以前にパーソナリティを認めてもらえないと難しいんです。当時はインターナショナルなメンバーはいませんでした。とにかく秋と春にサンディエゴに行ってレッスンを受けて直談判したら、チームのリハーサルを見学させてもらえたんです! ただ、帰国した後にKeoneとMariが抜けるという話を聞いて、これはもうサンディエゴに住んで一緒に踊るしかないと思って、日本の大学を辞めて、半年後には渡米しました。

凄い行動力ですね! ビザなどはどうしたんですか?

それまで単発で行っていたときは観光ビザです。でもその時は長期で滞在したかったので、学生ビザを取りました。語学学校に3か月、そのあとサンディエゴの大学に行って、3年間ダンスや芸術について専攻して資格を取って卒業しました。その間に必死で彼らについて行って、何とか正式にメンバーとして迎え入れてもらえることになったんです。それまでは霧の中を進むような心地で不安もあったんですけど、努力を認めてもらえて、メンバーとの相性も良かったのもあったと思います。誘ってもらえた時は本当に嬉しかったですね!

ダンスの本場、アメリカで多彩な活躍!

メンバー入りしてからはどのような活動をされていたんですか?

チームとしてのメインの活動はコンペティション参加なので、VIBE Dance Competition、WORLD OF DANCE、ARENA Dance Competitionなどに挑戦したり、世界各国にゲストとして呼ばれて踊ったりしました。ディレクターがまとめ役ではあるんですが、振付はみんなで分担するので、本当にチームって感じです。学生ビザで大学に通っている間は、個人でティーチングやバンクダンサーなどのお仕事はできないので、主にチームの活動とChoreo Cookiesのメンバーのお仕事のお手伝い、時々ロサンゼルスでSorah YangやBrian Pusposのお手伝いをしたりしていました。

 

アメリカでのお仕事の経歴もお持ちですが、それはいつされたんですか?

アメリカの留学生にはOPT(Optional Practical Training)という制度があって、専攻した分野と関連のある職種で一定期間、〝研修〟としてお仕事ができるんです。なのでOPTの間にティーチングはもちろん、Janet Jacksonはじめ様々なオーディションを受けて、元 f(x)メンバーAmber Liuのバックダンサーをしたり、ラテン系ナンバーワンアーティスト、Daddy YankeeのMV出演やビッグイベントでのバックダンサーをしたりしました。

2019 LATIN AMERICAN MUSIC AWARDS : Daddy Yankee performs at the Dolby Theatre in Hollywood, CA on October 17, 2019

短い期間にも関わらず、素晴らしいご活躍ですね!

私の場合、Shaun EvaristoのパートナーであるAi Hasegawaさんの推薦をいただいて今所属しているエージェンシーに入れたのが大きかったです。表には出ないお仕事やオーディション情報の提供、ギャラの交渉やビザの相談など、アメリカで仕事をする上ではなくてはならない存在ですね。
いまは学生ビザが切れて帰国しているんですけど、素晴らしいお仕事やチャンスがあるので、早く労働ビザを取得してアメリカに戻りたいです。そしてそれ以上にチームのメンバーとも踊りたい!!

あの人気アイドルグループ、アメリカ武者修行の立役者!? 日米エンタメ界の懸け橋に!

3月に『World Of Dance Championship Orange County 2022』で3位入賞し話題となった、あの人気グループのアメリカ修行にも携わっていると伺いました!

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そうですね! アメリカのエンタメシーンやK-POPの影響もあってか、日本のエンタメ業界でもアーティストとダンサーの垣根が低くなってきているように感じます。そんな流れもあって、世界に通用するアーティストの育成に力を入れるようになってきていて、今その先頭で戦おうとしているのが彼らなんです。特にダンスに力を入れようとアメリカ修行の話が持ち上がった時に、現地のコレオグラファーやコンペティションなどの環境に精通している私にお声がけいただき、サポートさせていただくことになりました。例えば『World Of Dance』への挑戦でもコレオグラファーをご紹介し、振付指導でもサポートをさせていただいています。

ずばり彼らのダンスチームとしての可能性はいかがでしょうか。

彼らが目指す形というのは世界でモデルがいないようなものなので、正直私も、彼ら自身も見えていない部分はあると思います。ただ、ポテンシャルは物凄い! 特にお仕事やパフォーマンスに対するプロフェッショナリズムは突出していますね。どんなに忙しい中の過酷なリハーサルでも嫌な顔ひとつしないで、ダンスに対しても強い探求心をもって臨んでいるし、指摘したところは一発で直る。彼らはこれまでも数々の名だたるコレオグラファーから指導を受けてきていますが、今はさらにネクストレベルの環境で挑戦しているので、今後の成長が楽しみです!

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彼らが目指す形とは?

ボイストレーニング、語学習得と並行してダンストレーニングをしているのですが、ダンスで勝負するとなると彼らが培ってきた〝アイドル感〟は抜いてパフォーマンスができるようにならないといけない……。口で言うのは簡単ですけど、その感覚を理解してコントロールするのは大変なことなんです。世界に通用するパフォーマンスを身に着けつつも、いい意味で〝アイドル的に魅せる〟ことも武器にできれば唯一無二の存在になれると思いますね!

ご自身の今後の展望についてお聞かせください!

アメリカに戻れたら、コレオグラファーやパフォーマー、ティーチングのお仕事はもちろん、そういったカテゴライズに縛られない私ならではの活動もしていきたいですね。ダンスももちろん磨き続けないといけませんが、私がこれまでの人生で身に付けてきたパーソナリティやコミュニケーション能力を活かして、日本とアメリカを繋いだりするような仕事をしていきたいです。実はありがたいことに、留学プログラムの講師や講師派遣など、すでにお仕事の依頼はいただいていて、彼らのようなアーティストのサポートもそうですが、少しでも日本のエンタメ業界に貢献していけたら嬉しいですね!

ありがとうございました!
Eri Chikusaさんには、他にもChoreo Cookiesの詳しいお話や海外で活躍したい日本人ダンサーに向けたアドバイスなど、興味深いお話をお伺いしていますので、また別の記事でご紹介させていただきます!

Eri Chikusa プロフィール

2016年からサンディエゴおよびロサンゼルスに拠点を移し、Keone&Mari Madrid、Shaun Evaristo、Sorah Yang、Joesar Alva、Vinh Nyugenら名だたる世界的ダンサーに師事。2017年に初のインターナショナルメンバーとしてChoreo Cookiesの一員になると、メンバー、コレオグラファーとして『Arena Dance Competition』で2年連続優勝、『VIBE Dance Competition』で2年連続2位、アメリカ国内だけでなく、シンガポールやカナダへのゲストパフォーマンスに貢献している。現在もChoreo Cookiesに所属。
2019年からはロサンゼルスのGo 2 Talent Agencyにも所属し、ラテン系ナンバーワンアーティスト、Daddy Yankeeのミュージックビデオに出演。さらにDolby Theatreで行われた『Latin American Music Award』では、Daddy Yankeeのバックダンサーを務める。また、アメリカで活躍中の元 f(x)メンバー、Amber Liuのバックダンサーとしてのパフォーマンスなど、様々なエリアでの活動も行っている。ステージパフォーマンスに限らず、ニューヨークやヒューストンなど、アメリカ国内での単身でのワークショップも行う。

Eri Chikusa
Eri Chikusa Dancer from Japan. Currently live in San Diego, California. Hope you enjoy my work!! Please follow my social media:) Instagram: twitter:
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