【SPECIAL INTERVIEW】 MAG!C☆PRINCE × 振付師KANAMI!!

インタビュー
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キング・オブ・ダンスナンバー公演として数々の新しい企画を仕掛け続けてきた『FINAL LEGEND』。今年の5月に東海で開催されるこの公演に、全国にその名を轟かせるボーイズグループ「MAG!C☆PRINCE(以下略:マジプリ)」がゲスト出演決定! 彼らの数々の楽曲の振付師であり今回出演する作品「歌留多女王(カルタクイーン)」の振付師でもあるKANAMIから見た彼らの魅力とは? そして『FINAL LEGEND』ではどんな作品になるのか? その想いを直撃する対談がここに実現!

MAG!C☆PRINCEとは?

「MAG!C☆PRINCE(マジック・プリンス)」とは、愛知・岐阜・三重を元気にする次世代イケメンボーイズグループ。2015年3月に東海地区出身・在住の男の子2,020名の応募の中から誕生! グループ名には、
M:三重
A:愛知
G:岐阜
!:元気にする
C:応援する(Cheer)
☆:愛知・三重・岐阜の男の子がスターを目指す
PRINCE:息子にしたいイケメンボーイズ
という意味を持つ。

2019年12月10日リリース9th Single「Try Again」は、オリコン週間ランキング1位および、Billboard JAPAN Top シングル・セールスチャートで1位を獲得している。

公式サイト
https://www.magipri.nagoya/

PROFILE

平野泰新

1995年2月15日生まれ
年齢:26歳
身長:173cm
出身:愛知県

グループのリーダーであり、新体操で培ったアクロバットが特技。高校総体優勝やモンスターボックス世界記録保持者(23段3m06cm)という身体能力の高さを誇り、2020年東京オリンピックでは聖火ランナーを務める。

大城光

1995年7月4日生まれ
年齢:25歳
身長:174cm
出身:愛知県

パンに関するさまざまな知識やマナーを問う検定「パンシェルジュ」2級の資格を持つ。サンプラ―を駆使して自身で楽曲制作をするほかラップのフリースタイルも得意とするなど、マルチクリエイターの一面も。

永田薫

1996年10月6日生まれ
年齢:24歳
身長:182cm
出身:岐阜県

学生時にはサッカーに没頭し、岐阜県代表として2年連続「全国高校サッカー選手権」出場歴を誇る。サッカーで培った視野の広さでメンバーを支える傍ら、ムードメーカーとしてのグループを盛りあげている。


KANAMI

Romp のメンバーとして東海エリアを中心に様々なコンテストにて輝かしい成績を残し、現在では 振付師、プロデューサーとしても活躍。Legend Tokyo などの国内最高峰の大会にも出演し全国から一躍注目を集めるだけでなく、自身が手がけるキッズチームも数々のコンテストで実績を残すなど、そのマルチな才能を遺憾なく発揮している。

最初は怖かった!? KANAMIとマジプリの関係とは?

━━KANAMIさんはいつからマジプリさんの振付師として関わっているのですか?

KANAMI:私はセカンドシングルから振付を担当しています。ただ、実はデビュー前のダンスレッスンも私が担当をしていたので、付き合いとしてはデビュー前から現在まで6年ぐらい経っていますね! 当時は他のグループの子たちと一緒にレッスンを受けてくれていて、私は女の子の方のグループを振付することになるのかなと思っていたら……、気付いたらマジプリの振付を任せていただくようになっていたんですよ。そんな感じだったよね?

平野:はい、まさに当初はそんな感じでしたね!

━━マジプリのみなさんからみて当時のKANAMIさんの印象はいかがでしたか?

KANAMI:遠慮なく言ってね。そうじゃないと面白くないから(笑)。

平野:そうですね、じゃあ正直に言うと……最初は怖いなって思ってました(笑)。僕自身、新体操はやっていたんですけどダンスは初めてだったので、ダンスの苦手さもあって恐れていた部分もありました。基礎や身体づくりをゼロから教えてくださったのですが、ストレートに「できてないよ!」って言われていたので。

大城:僕もそんな感じで、レッスンの内容は慣れない動きだったこともあり、筋トレやストレッチなどの基礎も教えていただいたのですが、注意されることが多かったので「厳しい先生」という印象でした。でも当時の僕らのレベルが低くてできないことも多くてきつかったんですけど、今思うとそのレッスンのおかげで今の自分たちがあると実感しています!

永田:実際今思うとその通りなんですが、僕も当時は本当にレッスンがいやで……。サッカーしかやってこなかったので身体は硬いし、僕1人だけダンスがまったくの初心者だったので他のメンバーより全然できないことが多くて……。当時は「今日も怒られに行くのか……」って憂鬱な気持ちもありましたが、今思うと厳しくしていただいて本当にありがたかったなと思っています!

KANAMI:ダンス自体が初めてなので踊れないことに対しては当たり前だとわかっていたんですけど、できてないことには遠慮なく指摘していましたね。こういったアイドルグループってファンの方たちから褒めそやされることが多いので、私だけは「いやそんなことないぞ、踊ったらダサイぞ」ってしっかり本人たちに分かってほしくて頑張っていました(笑)。
でも今では本人たちの頑張りもあって振り覚えは早くなったし、できることも増えて楽しんでやってくれているのかなと感じています。

平野:そうなんですよ! 今では薫(永田)がメンバーの中で誰よりもダンスを楽しんでいるんですよよ! ついこの間も信号待ちの時とか「こんなところで踊るなよ(笑)」ってところでも自然と身体が動いてますからね。

永田:そうだね(笑)。覚えたことはどんどん活かしていきたいし、忘れちゃいけないと思って!

KANAMIから見たマジプリの魅力とは!?

━━では今度は逆に、KANAMIさんからみた現在のメンバーの魅力や個性を教えていただけますか?

KANAMI:そうですね、まずグループでリーダーを務める泰新平野)は、新体操では日本でも有数の学校で鍛錬していたのでアクロバットは世界にも通用するレベルを持っています。それを振付に取り入れようと「こういうことをしてほしい」という要望に対して予想を上回ることをぱっとこなしてくれるのでとても助けられていますね!
ただ、しっかりしてるけどちょっと抜けてる部分もあって、私に聞かれたことが記憶があいまいなのに無理矢理答えてるときがたまにあります(笑)。

平野:え、バレてました!?

(一同笑)

平野:でも僕自身、自分の1番の武器はアクロバットだと自負しているのですが、KANAMIさんがそれを活かした構成を考えてくださるので、期待に応えようといつも気合を入れていたのですごく嬉しいお言葉です!

KANAMI:続いて、光くん(大城)はすごい努力家で、泰新が仕切っているのを光くんが支えるという印象があります。あとはラップが好きでフリースタイルも出来たり、音楽が好きで色んな知識があるのでそういう話で盛りあがれたり、パソコンで曲も作れたりするので多彩な一面がありますね。
ただ、集中力がすごくて周りが見えてないこともあったりして、しゃべりかけてるのに無視される時もたまにあります(笑)。

(一同笑)

大城:え、それ全然気がついてなかったです……すいません! でも確かに集中力だけはメンバーの誰にも負けないくらいずっと続きますね! 絵を描いたり曲を作るような時間のかかりそうなことも好きですし、音楽のことをいろいろKANAMIさんとお話できるのも楽しいです!

KANAMI:最後に薫くん(永田)は記憶力がダントツですね! 他のメンバーの立ち位置も個々の振りも憶えてくれているんです。マジプリのiCloudと密かに呼んでいます(笑)! あと、デビュー当初に比べてダンスももちろん成長していますし、一皮むけて自ら笑いを取りにいったりして今ではムードメーカー、バラエティー力の高さで盛りあげてくれていますね!

永田:え、ダンスもそうなんですけど、バラエティー力を褒めていただいたのがなにより嬉しいです(笑)。他のメンバーのパートも憶えてしまうのは、練習中、自分の動きが間違っていないか不安でみんなの動きを見てしまっていたのがあると思います。それこそ「踊れていないのはわかっているから触れないでほしい」というくらい(笑)。それが、気づけばダンスが楽しくなっていて、みんなが間違っていないか気にかけるようになっていました!

平野:それこそサッカーをやっていたのもあるから、自然と司令塔的に周りを見渡してくれているんだよね!

出演作品「歌留多女王」への想い

━━今回マジプリのみなさんがゲスト出演する作品「歌留多女王」をご覧になった印象はいかがでしたか?

平野:いやぁ、これは大変なことですよ……。こんなすごい作品に入れるなんて想像しただけでゾワゾワしてきました。一貫したストーリーがある中でその世界観を演出するダンスがあって、「こんなすごい作品に出演させていただいても大丈夫なのかな」って不安も正直強いです。でもせっかく携われるなら僕らが出ることで意味があるよう頑張りたいです!

大城:そうですね、こんな名作に僕らが出演することでさらなる進化を遂げられるのか心配ですが、女性ばかりの作品に男性が加わることで、力強さなど僕たちにしかないものを織り交ぜていけたらなと思います!

永田:本当に出演されているダンサーのみなさんのレベルが高く、大人数であるにもかかわらず完璧なフォーメーションを創りあげていて、僕らには経験のないことばかりになりそうです。それでも僕らがやってきたことを活かして、一生懸命楽しみたいです!

━━マジプリのみなさんが出演するにあたりどのように作品をバージョンアップする予定ですか?

KANAMI:3人にはもちろん主役として出演していただきます!
それぞれの良さも、もちろん私の作品にいつも出演してくれるダンサーの良さも知っているので、新たなメンバーとなる方々の良さも探りながら、うまく活かしてブラッシュアップしていく予定です!

━━初めて男性が「歌留多女王」に出演することになりますね!

KANAMI:この作品は漫画「ちはやふる」を題材に制作していますが、登場人物の中には男の子もいるので、また角度から作品を表現できればいいなと楽しみです。

大城:競技かるたの勉強とか百人一首を覚えておいたほうがいいですか?

KANAMI:そうだね……、私の作品では最後に1枚の札を取り合う設定になっているのですが、これは世間的に馴染みのあるかるたのルールに合わせているので、最後は2枚を取り合う、本来の競技かるたのルールとは異なっています。だからなんとなく「こんな内容なんだな」ってあらすじだけ知ってもらえたらいいかな!

MAG!C☆PRINCEとして、1人のダンサーとして


━━では今回のKANAMIさん作品への出演に際して、意気込みをお願いします!

平野:僕らにとって、本気のダンス作品をつくるKANAMIさんをみるのが初めてになります。そんな舞台に一緒に立てるなんてとても光栄に感じています。僕らが加わることで少しでもいいエッセンスにしたいですし、長い間教えていただいている恩返し……というわけでもないですけど、作品に入って今まで教えていただいた知識と技術を返していって、素晴らしい作品を創りあげるお手伝いができるよう、精一杯全力で頑張ります!

大城:普段は僕らの楽曲に対して僕らのために振付をしてくださっているので、「KANAMIさんの作品に出演する」という事が新鮮です。僕らの普段のステージと違って歌がないので〝表現〟という部分では僕らは新人、そこはしっかりと一緒に出演させていただくダンサーのみなさんからも刺激をうけて、作品と真摯に向き合いたいと思います!

永田:今回はKANAMIさんが普段教えている生徒のみなさんと一緒に踊ることになるわけですよね? ですから「さすがKANAMIさんが教えているだけありますね!」と少しでも僕らも思ってもらえるよう、食らいついていきたいです! 分からないことがあればみなさんにも教えていただきたいですし、そうやって出演者一丸となって協力して、1つの作品を届けたいなと思います!

━━皆さんの本気がうかがえますね

KANAMI:この作品を始めて披露してから5年、いろんな場所で再演させていただいていて、思い入れのある作品にマジプリが出演してくれることがとても嬉しいです。私自身、MAG!C☆PRINCEというグループが本当に好きですし、何にでも全力に取り組んでくれるいいメンバー! お客さま含め、この作品を通してこの『FINAL LEGEND』に関わったすべての人に彼らの魅力が伝わるように私も頑張りたいと思います!


INFORMATION

MAG!C☆PRINCEがKANAMI作品「歌留多女王」にゲスト出演!
『FINAL LEGEND Z』は5/15(土)-16(日)に上演!

『FINAL LEGEND Z』
【日程】
2021年5月15日(土) ①開場 17:00 / 開演 17:30
2021年5月16日(日) ②開場 11:00 / 開演 11:30
2021年5月16日(日) ③開場 16:00 / 開演 16:30

【会場】
東海市芸術劇場 大ホール

【公式サイト】
https://legend-creative.jp/final/


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