プロダンサーへの扉。~7DOWN 8UPPER KAZUKI~

インタビュー
スポンサーリンク

将来はプロダンサーになりたい!――そんな夢を抱いて日々ダンスに励む方も多いはず。そこで、プロダンサーを目標に頑張る皆さまが、日々の疑問を現役プロダンサーにインタビュー! 今回のテーマは、ズバリ、“専門学校”! お聞きするのは、専門学校を経て、現在、プロダンサーとして活躍する7 DOWN 8UPPERのKAZUKI。専門学校ESPパフォーマンスビレッジの主任講師を務めていたATSUO先生を進行ホストに、お話を聞いてみました!
※この記事は『SDM vol.18』に掲載されていたものになります。

KAZUKI PROFILE
専門学校ESPパフォーマンスビレッジの講師。人気ヒップホップチーム“7DOWN 8UPPER”として、2003年と2006年の2回にわたって『TOKYO DANCE DELIGHT』優勝、2004年『OSAKA DANCE DELIGHT』優勝という快挙を遂げる! 現在は、w-inds.振付けを始めメジャーシーンでも幅広く活躍中!

■主な実績
2003年『TOKYO DANCE DELIGHT VOL.5』優勝/2004年『OSAKA DANCE DELIGHT VOL.20』優勝/2006年『TOKYO DANCE DELIGHT VOL.8』優勝、2006年『OSAKA DANCE DELIGHT VOL.22』準優勝/w-inds.振付け/w-inds.、SE7ENバックダンサー/DVD「PARTY9」主演……ほか

ATSUO PROFILE
メジャーシーンを中心に、和田アキ子やw-indsの振付、SMAP、B’zのバックダンサーとして活躍。現在は武田真治、DJ DRAGONとのユニット「BLACK JAXX」のメンバーとしても活躍を展開中!

専門学校に在学中は、どんなことが大切!?

――KAZUKIさんも、ダンスの専門学校を経て、プロダンサーになったとお聞きしましたが、どんな学校生活を送っていたのでしょうか? 在学中から、何か心がけていることってありましたか?

KAZUKI:そうだね~。とにかく在学中は、どんなジャンルの授業でも、真面目に一生懸命とりくんでいたね。

――よく、プロになるためには、“人脈が大切”っていう話を聞きますが、私、学校以外に、あまり知り合いがいなんですよ……。やっぱりKAZUKIさんは学生のときから人脈は広かったんですか?

KAZUKI:そんなことないよ! 当時から、チームを組んでクラブイベントに出てはいたけど、特に人脈を広げようとかは意識していなかった。

――では、プロとしてお仕事を始めたのは、どういったことがキッカケで?

KAZUKI:初めての仕事は、専門学校の先生から頂いたツアーダンサーの話だったよ。

ATSUO:ちゃんと頑張っている生徒のことを、先生は見ているから。人脈どうこうを意識するより、実はそっちの方が大切なんだよね。きっとKAZUKI君は、やるべきことをちゃんとやっていたから、“声をかけられるべき”存在になってきた。それが、1番のポイントだと思う。専門学校の場合、レッスン自体が自分にとって最高のプレゼンの場になるからね!

卒業後、「専門学校卒でよかった」と思う!?

――では、プロとして活躍する中、「ダンスの専門学校を出て良かったな~」って思う時ってありますか?

KAZUKI:プロの現場に行くと、いろんなことを要求される。けど、何を言われても柔軟に対応できる時、「専門学校に行ってよかったな」って思うよ! やっぱり、専門学校は自分の好きなジャンルだけじゃなく、オールジャンル勉強できる機会を与えてくれるからね。あと、“専門学校卒だからこそ”の“人との繫がり”が作れたことも良かったかな!?

ATSUO:専門学校の生徒と先生って、イヤでも2年間ず~っと一緒なわけだから。やっぱり、卒業しても忘れないし、ダンサーとして特別な繫がりが生まれる。それに、OB、OGのダンサーたちにも繫がりが生まれるよね。とくに、KAZUKI君は、真面目に授業に取り組んでいたから、講師のダンサーたちからも、しっかりと信頼を得ている。だから、プロとして仕事を手に入れることもできたと思うよ。

KAZUKI:普通のスクールに行っているだけだったら、同じようにいったかどうか分かりませんよね。

――専門学校という環境を活かすには、授業もプレゼンの場と考えて全力で取りくみ、実力と信頼を得ることが大切なんですね!

KAZUKI:プラス、自分にとって自信が持てる“何か突出したスペシャルなもの”を作れば、もう完璧だね!

コメント

タイトルとURLをコピーしました