2人の世界的エンターテイナーがみるレジェンド ~海外音楽アーティストの視点~

インタビュー
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2018年、Legend Tokyo Chapter.5大会でも審査員を務めた故マイケル・ジャクソン最後の振付師Travis Payne氏と、米国R&B界が誇る歌姫MYAが、Legend Tokyo Chapter.8大会の審査のために来日! 世界のエンターテインメントシーンのトップで活躍し続ける両名、彼らは何を視ていたのだろうか?

マルチな才能で数々の世界的キャリアを誇る、米国R&B界のディーヴァ!

音楽アーティスト / 特別審査員
MYA(マイア)

キュートなボーカル、エキゾチックなルックス、高いダンススキルでヒットを生み出す世界的女性R&Bシンガー。C.Aguilera、Pink、Lil Kimとのコラボ作「Lady Marmalade」は、グラミー賞などの音楽賞を総ナメのスーパーヒットを記録。アカデミー賞を6 部門受賞の大ヒットミュージカル映画『Chicago』でも印象的な演技を披露するなど、俳優としても活躍。

魔法のように観る者の心を掴み、その作品ならではの感動を届けられるか!

―シンガーとしての活躍はもちろん、お芝居やモデル、そしてダンスとマルチな才能を発揮し続けているMYAさんですが、ダンスはいつ頃からされているのでしょうか?

本格的にはじめたのは2歳半頃だったと思いますが、母の話ではお腹の中にいた時から踊っていたようです(笑)。 もともと私の家族が音楽一家なので、幼い頃から音楽や楽器に囲まれて育ったこともあって、物心ついた時には間違いなく踊っていましたね。実は私の始めてのキャリアはシンガーではなく、ダンスインストラクターなんです! なので、自分の楽曲の振付を自分ですることも度々ありますし、ライブなどでも結構ダンスをします。もちろんメインはシンガーとしてステージに立ちますが、ダンサーである部分もありますね。

―『Legend Tokyo』の過去優勝作品の映像を観ていただいて、どのような感想をお持ちですか?

特にアメリカのダンス作品と比べてどのような印象や違いを感じましたか?とてもレベルが高いですね。エンターテインメント性に特化した作品や、アート性を追求した作品、斬新なアイデアで意表をつく作品、強いメッセージで訴えかけてくる作品など、それぞれ違った個性が輝いていたのですが、共通して感じたことは、どの作品にも観る人の心を動かすパワーがあるということですね! 観ていてワクワクするような楽しい作品もあれば、うっとりと引き込まれる作品など、優勝した作品はどれも人の心を動かし、感動させるパワーがあるんです。また、細部までこだわりぬいた美しい群舞や構成というのは、日本人が得意とする大きな強みだとも感じました。

―では、本大会のコンセプトや開催意義に関して、どのようなご感想をお持ちでしょうか?

一言にダンスといってもさまざまなシーンがありますが、すでにエンターテインメントという領域で考えても本当に素晴らしい大会です! この大会のおかげでコレオグラファーやダンサーの情熱、創造性、テクニック、才能が引き上げられ、より多くの業界の方々の目に留まるきっかけにもなっているはずですし、エンタメ業界の現場においてダンスが注目されることは、ダンス業界の発展にもつながると感じています。

―では、よりダンスが世界的なエンターテインメントとして世の中に広まり、受け入れられるために必要な要素はなんだとお考えですか?

まず、第一として人々の注目や心を掴むような要素が含まれているということですね。そして、観る人たちが一体となって楽しめるもの、例えば観客を巻き込んだ演出というのはとても良いと思います。作り手と観客が1につながった時、とても素晴らしい化学反応が起こり、まるで魔法のように人々の心に残ることで、話題となって広く世界に発信されていくのです。

―今回、審査員を務めていただくにあたって、どのようなポイントを重視してジャッジされますでしょうか?

5分という短い時間で1つのパッケージとして、人々へ何を届けられるかという部分に注目してジャッジしたいです。コピーではないその作品ならではの個性や斬新さ、ストーリー展開、そして、作品の見どころを観客へ届けるためには、踊り手であるダンサーの情熱やスキルなども重要。そういった部分も総合的に評価した上で、1番心を動かされた作品を評価するつもりです。

―では最後に、今回大会に挑むコレオグラファー、そしてダンサーに期待することや、メッセージをお願いします!

すべてのコレオグラファー、そしてダンサーの皆さんが、心からエネルギーが湧きあがるような素晴らしいパフォーマンスをみせてくれることを期待していますし、私も皆さんの情熱に応えられるように、愛を込めて審査に当たるつもりです。また、私自身も皆さんと同じステージに立ってパフォーマンスができることがとても楽しみですし、素晴らしい大会になることを願っています!

Brilliant Careers

『Lady Marmalade』

映画『ムーラン・ルージュ』主題歌として2001年、マイア、クリスティーナ・アギレラ、リル・キム、ピンクのコラボによりカバーされ、世界的大ヒットとなった。

 

『Chicago』

女優業としても、アカデミー賞を6部門受賞した大ヒットミュージカル映画『Chicago』のモナ役で印象的な演技を披露し、その後数々の映像作品に出演している。

 

多彩なスペックで活躍

2004年に全世界で発売された〝007〟を題材としたゲームでは、主題歌を手がけるだけではなく、声優としても出演。また、ファッション業界ではモデルとしても活躍する。

 

avecoo Featuring MYA

「Legend Tokyo Capter.8」では審査員だけでなくパフォーマンスも!なんと7代目レジェンドavecooの演出・振付のもと、数々のヒット曲を生声で披露した!

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