お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣による著作として大ヒット中の絵本『えんとつ町のプペル』が、2020年12月より映画化することで話題を呼んでいる。この映画の主題歌『えんとつ町のプペル』ダンスバージョンを振付したのが登美丘高校ダンス部を全国優勝へと導いた「akane」だ!
依頼した西野亮廣と振付を考えたakane……それぞれにどんな想いがあったのか、紹介していこう。
『えんとつ町のプペル』とは?
本作は、いつも厚い煙に覆われ、空を知らない「えんとつ町」を舞台に、えんとつ掃除屋の少年ルビッチと、ゴミから生まれたゴミ人間プペルが巻き起こす “信じる勇気” の物語。幻想的で緻密に表現された世界観と、大人も泣ける物語の展開に絵本の人気はとどまることを知らず、東京タワー、エッフェル塔など国内外を問わず絵本展の開催などグローバルな展開をみせている。
また、映画化に際して、『鉄コン筋クリート』や『海獣の子供』を手掛けたSTUDIO4℃がアニメーション制作を担当した。
ロザリーナが歌う「えんとつ町のプペル」
今回は、西野亮廣が作詞・作曲を手掛けた楽曲「えんとつ町のプペル」にあわせ、子供たちが仮装して踊るプペルダンスMVが新たに誕生した! シンガーには西野が大ファンだと絶賛するロザリーナを起用している。本作は「えんとつ町」でのハロウィンパーティを模したステージが作られた。さらにステージ上では子どもたちがニコニコと笑顔で小さな体を大きく広げ、しっかりと揃えたダンスをするかと思えばそれぞれが慌てふためくようなバラバラなダンスもする、さまざまな表情を魅せるダンスも見どころになっている。
振付は「バブリーダンス」の生みの親akane!
ダンスの振付は、大阪府立登美丘高校ダンス部コーチとして、日本高校ダンス部選手権二連覇に導き、映画「グレイテスト・ショーマン」のPR大使としてPV振り付けを担った、日本を代表する振付師akaneが監修しており、子どもから大人まで世代を超えて一緒に踊れるプペルダンスを制作。
akaneは、今回のダンス振付とMVの映像監督を務めるにあたり「この動画をどういう動画にしたらいいか相談したら、絵本と同じように長く愛される作品にしたいといわれてすごく良いヒントになりました」と語っている。
西野は「数あるダンスの映像の中でもakaneさんが作られた作品が1番よく作品にしている」と話す。また、振付師と映像監修をけんにんしてakaneにお願いしたことには、振付師の魅せたいところが活きるようにと考えがあったのだ! 「akaneさんにお願いしたことは間違いではなかったと思いました。本当に素晴らしいものが出来上がりました」と最後には大絶賛した。
プペルの世界観そのままに、多くの子供たちが笑顔になって踊ってもらえるような楽しいダンスで本作の公開を一層待ち遠しくさせるMVになっている。日本中に“感動”と“勇気”を届ける『映画 えんとつ町のプペル』に、注目だ!
INFORMATION
作品概要
製作総指揮・原作・脚本:西野亮廣
監督:廣田裕介
アニメーション制作:STUDIO4℃
製作:吉本興業株式会社
配給:東宝=吉本興業
原作:「えんとつ町のプペル」にしのあきひろ著(幻冬舎刊)
12月より全国公開
コメント