【独占インタビュー!】DAZZLE長谷川達也、常設イマーシブシアター『Venus of TOKYO』に込めた想いとは!?(後編)

インタビュー
スポンサーリンク

DAZZLE長谷川達也、常設イマーシブシアター『Venus of TOKYO』に込めた想いとは!? 【前編】 (4/4)
〝エンタメの中心地がここにある〟

━━ 衣裳に関してもう1つ、登場人物のみなさんが付けられているマスクにはどういった意味があるのでしょうか?

時勢柄、お客さんが不安に思うことは排除したかったので「コロナ禍でも安心して見られるエンターテインメント」を目指しました。そのために飛沫が飛ばない空間として、キャストがマスクを付けていることがお客さまの安心に繋がるんだったら付けようと決めたんです。

マスクのデザインは衣裳デザイナーと相談しながら決めましたが、最終的な決定になるまでいろいろ案が出て、紆余曲折の末にようやく決まりましたね。

━━ 確かにコロナ禍でいろんなエンターテインメントが中止になってしまった現状では、安心安全はとても大事な要素になっていますね。

この公演も今年の4月末からスタートする予定でしたが、緊急事態宣言で1ヶ月強、開催が延びてしまいました。来年の3月末まで上演予定ですが、こういうご時世なのでいつどういう状況になってしまうかわ分かりません。少しでも興味のある方はなるべく早く、1回は体験して欲しいと願っています。

僕自身は創っている側ですので、この公演のことを「面白いので観に来てください!」と言うのは立場的に当たり前の発言なのですが(笑)、観に来てくださった方たちが「これは本当に面白いから観に行った方がいい」と周りに言ってくださるのは本当にありがたいですね。

特にSNS等でも「私の知り合い全員観に行って!」と言ってくださる方もいて、実際にこういった生の感想の声がいちばん伝わるものだと思いますし、そういった声に応えるためにもいずれチケットがとれなくなるような状況にしていきたいと思っています!

登場人物の付けているマスクは、華やかなレースで飾られた意匠。安全性と世界観作りを両立する巧みなデザインだ。

━━ では最後に、このような前代未聞のダンス公演を行われている長谷川達也さんから、読者の方へのメッセージをお願いします!

おこがましいかもしれませんが、〝エンタメの中心地がここにある〟という想いでやっています。こういったエンタメは、存在を知ってもらうこと、興味を持ってもらうこと、実際にお金を払って観に来ていただくこと、それぞれの段階でそれぞれのハードルがあって、そこを超えてもらうのがすごく大変です。

これを読んで知っていただいた方はダンスに通じている方も多いと思いますが、「ダンスでこういう表現ができるんだ!」ということを知ってもらえるものになっていると思います。

ほとんどの人が体験したことのない世界がここにはあって、目撃した方のダンスへの可能性をものすごく広げることができると信じていますので、ぜひ体験しに来てください!


INFORMATION

Venus of TOKYO

日時:開催中~2022年3月末予定
会場:お台場ヴィーナスフォート2F「Venus of TOKYO」(東京都江東区青海1丁目3−15)

公式サイト
https://venus-of-tokyo.com

コメント

タイトルとURLをコピーしました